減感作療法

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161名無しさん@まいぺ〜す:2011/11/28(月) 20:03:07.07 ID:7LM4RyLX
>>160
ちょっと前に入院されてた。
今はもう大丈夫じゃない?

代々木はダニの抗原は鳥居の試薬なんだよね?
効果の程はどうなのだろうか。
162名無しさん@まいぺ〜す:2011/11/29(火) 08:35:00.79 ID:L2qxssId
>>148
>抗体を創りあげ長期的に症状を抑えこむと言う治療法です。

すげえじゃん
やってみたいけど地方では厳しいな
163名無しさん@まいぺ〜す:2011/12/23(金) 14:35:28.31 ID:cmDvnkGk
ステロイドで酷くなって、代々木に駆け込んだ人に会った。そんな人の為にも必要な治療法なんだろうね
164名無しさん@まいぺ〜す:2012/01/07(土) 13:44:58.46 ID:3lKTofMN
アメリカで受けた人いますか?
165名無しさん@まいぺ〜す:2012/01/11(水) 20:01:28.25 ID:ECC8XCxv
なんだかんだ言っても 論より証拠 ですよね

結構前に まだ 世田谷区の久我山病院 にアレルギー科があったときに

長屋先生から その時先生が書いた医学書のコピーを もらいました


先生は普段インターネットなどはあまりやらない方なので

僕に wikipedia などを使って欲しかったのです 先生も日本の現状を嘆いてる部分がありましたからね


ただ wikipedia はいつ消えるかわからない という部分もあります


ここにそれを書いていいのかはわかりませんが

2ちゃんねるは 何気2ちゃんねるビューアを使えば過去のやつでも みれるんですよね


ですから wikipediaの方の情報が なんかなってしまった とき用に一応情報だけは

ここに書いておこうと思います


全部うつすのも あれなので とりあえず 核心的な情報部分だけは書いておこうと思います
166名無しさん@まいぺ〜す:2012/01/11(水) 20:05:32.34 ID:ECC8XCxv
== 本邦(日本人)における免疫療法の治療実績と症例 ==

=== 症例1 ===
初診時22歳、男性。1歳前に湿疹、2歳で通年性鼻炎、3歳で喘息を発症、7〜9歳で経口ステロイドを必要とした。
3〜8歳の5年間と初診前1年半は大学病院でハウスダストの減感作療法を受けたが初診時の1秒量(FEV1)は2.66l(予測値の65.8%)で1秒量/予測肺活量(FEV1/VCpr)は63.0%であった。
小児喘息の90%はダニが原因で6歳までに発症するから早期に免疫療法で介入するのが最も有効である可能性が高い
<ref>長屋宏:日本のアレルギー診療は50年遅れている;喘息も花粉症もアレルギー免疫療法(減感作療法)で治る。p44,メディカルトリビューン、東京、2007</ref>
<ref>長屋宏:日本の減感作療法はなぜ効かないか:アメリカのアレルギー診療と比べて。日本医事新報 4383:53-63、2008</ref>
<ref>Nagaya H,Maren S,Nagaya N:Allergy immunotherapy as an early intervention in patients with child-onset atopic astma.Int Arch Allergy Immunol 139:9-15、2006</ref>。
本症例は喘息発症後19年経ていたが、
5年半の免疫療法でFEV1が初めて予測値を超えて3,91l(予測値の101,3%)、FEV1/VCprも初診後最高値の94,9%に改善した。
総累積ダニ・アレルゲン注射量は80.000AU(1年平均14,550AU)以上で1回の最高維持量も540AUで総血清IgEも5,351から1,135
に減少して喘息症状はない<ref>よくわかる気管支喘息 ― その診療を極める、長屋宏、福田健(編)、pp177-178、永井書店、2009、11</ref>。

=== 症例2 ===
初診時3歳の女子。1歳で全身に湿疹を発症して2歳で喘息の診断で度々点滴治療を受けた。
3歳で免疫療法を始めてから2年後に5歳で行った最初のFEV1は1,23l(予測値の144,7%)でFEV1/VCprは110,8%であった。
7年間の免疫療法で総累積ダニ・アレルゲン注射量は80,000AU(1年平均11,430AU)以上で1回の最高維持量420AUを受けた後で
FEV1は2,71l(予測値の102,3%)、FEV1/VCPRは96,1%となり過去6年間喘息症状はない<ref>
よくわかる気管支喘息 ― その診療を極める、長屋宏、福田健(編)、p178、永井書店、2009、11</ref>。
167名無しさん@まいぺ〜す:2012/01/11(水) 20:06:31.03 ID:ECC8XCxv
=== 症例3 ===
初診時6歳の男子。生後2ヶ月で顔面に湿疹、2歳で湿疹の悪化と呼吸困難を起こして以後喘息の悪化で点滴を必要とした。
初診時のFEV1は1,37l(予測値の120.2%)でFEV1/VCPRは95,1%であったが、
4年間の免疫療法実施後にFEV1は予測値以下の2,11l(97,7%)でFEV1/VCPRも93,0%に減少した。
本症例は免疫療法の頻度が少なく総累積ダニ・アレルゲン注射量も4年間でわずか4,300AU(1年平均1,080AU)
で一回の最高維持量も234AUであったが喘息症状は否定している
<ref>よくわかる気管支喘息 ― その診療を極める、長屋宏、福田健(編)、p178、永井書店、2009、11</ref>。

=== 症例4 ===
初診時56歳の男性。10歳で喘息を発症し“コルチゾン”を服用したが1ヶ月の半分は学校を欠席した。
一時軽快した喘息症状が28歳で悪化し53歳で大学病院に入院。
退院後も薬物療法のみで喘息は悪化。初診時のFEV1、1.50l
(予測値の51,7%)とFEV1/VCPR42,0%は免疫治療開始1年後に最高値FEV1、2,68l(予測値の94,0%)とFEV1/VCPR75,7%に改善した。
しかし6年間の総累積ダニ・アレルゲン注射量は320,000AU(1年平均53,330AU)で一回の最高維持量も900AUと高値にもかかわらず6年後にはFEV1は2,06l(予測値の76,3%)でFEV1/VCPRは59,7%に漸減した。
本症例は喘息発症後46年経過してから免疫療法を開始したので気道の非可逆的な変化があると思われるが喘息症状は皆無である<ref>よくわかる気管支喘息 ― その診療を極める、長屋宏、福田健(編)、pp178-180、永井書店、2009、11</ref>。
168名無しさん@まいぺ〜す:2012/01/11(水) 20:07:45.14 ID:ECC8XCxv
=== 症例5 ===
初診時2歳半の男子。2歳前後に喘息を発症し経口ステロイドを必要とした。
母親の喘息が免疫療法で無症状になったので息子にも早期に免疫療法を希望して2歳半で治療開始。
開始3ヶ月後の喘息症状には経口ステロイドを必要としたが4ヶ月後に起きた喘息にはステロイドの必要はなく、
以後は上気道炎によって喘息は起きていない。約1年間の累積ダニ・アレルゲン注射量は
4,300AUで1回の最高維持量は450AUで早期介入による成功例<ref>よくわかる
気管支喘息 ― その診療を極める、長屋宏、福田健(編)、p180、永井書店、2009、11</ref>。



=== 症例6 ===
本稿では唯一の成人発症の初診時57歳の男性喘息患者で、現在72歳の高齢喘息患者にも免疫療法が有効であることを示している。
喫煙歴は27~37歳の10年間1日8本吸ったが初診より20年前に止めた。1985年に“気管支炎”の再発、1989年に喘息の診断で入院し、
1993年の初診前に3回入・退院を繰り返しプレドニゾロンを毎日最高量40mgを服用していた。初診後2ヶ月間はステロイドを毎日服用
して喘息症状がまったくない状態で免疫療法を始めたが、
免疫療法が進んで症状が改善するにつれて漸減しながら中止した。
初診から1年後のFEV1の一時低下は経口ステロイドの中止によると思われる。
FEV1の最高値は免疫療法開始後13年目の2006年に3,13l(予測値の129,3%)を記録し、
血清IgE900から178への顕著な低下とともにダニ特異的血液テストも免疫療法開始後10年後に陰性化した。
累積ダニ・アレルゲン注射量は65,000AU(1年平均4,330AU)で1回の最高維持量は1,080AUであった<ref>よくわかる気管支喘息 ― その診療を極める、長屋宏、福田健(編)、pp180-181、永井書店、2009、11</ref>。
169名無しさん@まいぺ〜す:2012/01/11(水) 20:08:56.49 ID:ECC8XCxv
== 米国と日本での豊富なアレルギー診療の経験からの主張と指摘 ==
標準化ダニ・アレルゲンを使用した免疫療法によって多くの喘息患者は無症状になるが、
発症後早期に介入する程FEV1が改善する可能性が高い
<ref>Nagaya H,Maren S,Nagaya N:Allergy immunotherapy as an early intervention in patients with child-onset atopic astma.Int Arch Allergy Immunol 139:9-15、2006</ref>。
早期介入の機会を逸しても発症後20年以内であれば症例TやEのようにFEV1改善が起こるかもしれない。しかし、
そのためには累積アレルゲン注射量や1回の最高注射量(維持量)が高いほどFEV1が改善する可能性も高いと考えられるうえに治療に5~10年以上要すると思われる。



日本アレルギー学会が推奨する最新の「アレルギー学講座」によれば、
米国制標準化コナヒョウヒダニの維持量として50AUを4~8週間隔で3~5年以上続けることを勧めている
<ref>永田 真:専門医のためのアレルギー学講座Vアレルギー疾患の原因特異的治療の
実際2.アレルゲン免疫療法の意義と施行法;気管支喘息.アレルギー57:9-14,2008</ref>。
しかし、米国標準化コナヒョウヒダニエキス10,000AU/mlの主要アレルゲンDerf1の含量は56μg/mlであるから、
Derf1の有効(維持)注射量である10μgは1,786AUに相当する
<ref>Nelson HS:Allergen immunotherapy;Where is it now? J Allergy Clin Immunol 119:769-777,2007.
</ref>。したがって50AUは有効注射量の1/35でしかない。
一般的にアレルゲンの有効維持量は比較的に狭い範囲内にあって主要アレルゲン3~20μgに相当する<ref>Nelson HS:Allergen immunotherapy;Where is it now? J Allergy Clin Immunol 119:769-777,2007.</ref>。標準化
コナヒョウヒダニ50AUに含まれるDerf1は0.28μgであるから有効量の下限の1/10以下に相当する。日本における成功例の1回の最高注射量も420~1,080AUであったから50AUの8~20倍に相当する。日本アレルギー学会は「アレルギー学講座」が勧める
コナヒョウヒダニ50AUが維持量として適切であるか否か検証する必要があると指摘する<ref>よくわかる気管支喘息 ― その診療を極める、長屋宏、福田健(編)、pp181-182、永井書店、2009、11</ref>。
170名無しさん@まいぺ〜す:2012/01/11(水) 20:09:23.43 ID:ECC8XCxv
免疫療法の最初の適応疾患である[[花粉症]]を含めた[[アレルギー性鼻炎]]、[[結膜炎]]に対して適切にデザインされた二重盲検法の88%は免疫療法の有効性を証明している。
日本のスギ花粉症に対する免疫療法の有効性はよくて40%という過去の報告もあるが、このような低い成功率の最大の原因は、
スギ花粉症患者の70~90%は、スギ花粉と同時に飛散する
ハンノキやヒノキも含めた種々の木やイネ科の草の花粉にも
感作されているが、これらの花粉に対する治療エキスは全く市販されていないことである。標準化スギ花粉とともに他の必要な花粉アレルゲンを使用した治療を行えば、
日本においても免疫療法の有効性が欧米のレベルに達することを望める<ref>総合アレルギー学、長屋宏、福田健(編)、p278、南山堂、2004、3</ref>。
171名無しさん@まいぺ〜す:2012/01/11(水) 20:13:02.61 ID:ECC8XCxv
長屋 宏(久我山病院アレルギー科)
瞬時にして人命を落す可能性があるハチ毒アナフィラキシーや喘息発作の予防にはアレルゲン特異的免疫療法が必要不可欠である.1920年代に始められたハチ虫体やハウスダスト(HD)を用いた免疫療法よりも
特異的アレルゲンであるハチ毒やダニを用いた方がより有効であることが1960-70年に確認された.HDに含まれている正体不明な主要アレルゲンは高温度と一定の湿度が必要なためにホコリを集める季節や家の
環境によってアレルゲンの含量に1,000倍の差が起こりうる.ダニの発見者VoorhorstはHDの研究にはこの量的な違いに注意する必要性を訴え,宮本先生もダニの抗原性はHDよりも100倍以上高いと指摘した.
しかし残念なことに本邦で出版されたアレルギー治療に関する書物の中には,最近でもHDによる免疫療法が有効と錯覚させる論文が掲載されており欧米との認識の違いの大きさを感じる.

172名無しさん@まいぺ〜す:2012/01/11(水) 20:16:05.05 ID:ECC8XCxv
長屋 宏(久我山病院アレルギー科)
瞬時にして人命を落す可能性があるハチ毒アナフィラキシーや喘息発作の予防にはアレルゲン特異的免疫療法が必要不可欠である.1920年代に始められたハチ虫体やハウスダスト(HD)を用いた免疫療法よりも
特異的アレルゲンであるハチ毒やダニを用いた方がより有効であることが1960-70年に確認された.HDに含まれている正体不明な主要アレルゲンは高温度と一定の湿度が必要なためにホコリを集める季節や家の
環境によってアレルゲンの含量に1,000倍の差が起こりうる.ダニの発見者VoorhorstはHDの研究にはこの量的な違いに注意する必要性を訴え,宮本先生もダニの抗原性はHDよりも100倍以上高いと指摘した.
しかし残念なことに本邦で出版されたアレルギー治療に関する書物の中には,最近でもHDによる免疫療法が有効と錯覚させる論文が掲載されており欧米との認識の違いの大きさを感じる.


第60回日本アレルギー学会秋季学術大会 2010年11月開催

173名無しさん@まいぺ〜す:2012/01/11(水) 20:18:19.51 ID:ECC8XCxv
長屋 宏
康和会久我山病院アレルギー科

アレルギー専門医のアレルギー診療のあり方は,
その医師の過去の経験によって左右されるところが大きい.
筆者は1957年に医師となり東大物療内科に入局して3か月後に渡米,インターン,
レジデントを終えて1959年にDuke大学内科のアレルギー・呼吸器のフェローとして
初めてアレルギー診療を学んだ.当時はIgE発見の7年前で,アトピー疾患を疑われる患者
は全て必ず皮膚テストによって原因アレルゲンを確認した.IgEやRASTよりも感度が高いので,アレルギー専門医で皮膚テストを行わない人はいない.1990年に帰国後,
久我山病院のアレルギー外来を訪れた患者の問診で,日本のアレルギー専門医から血液テストは受けても皮膚テストを受けない人が少なくない上に,皮膚テストを受けても
174名無しさん@まいぺ〜す:2012/01/11(水) 20:19:28.78 ID:ECC8XCxv
テストされたアレルゲンはスギやハウスダストなど数種類にかぎられていることが多い.
日本で市販されている皮膚テスト用エキスは花粉12種類,カビは5種類のみであるが,
日本アレルギー協会を通じて入手可能な米国のテスト用と治療用エキスはダニ,ネコ,
イヌ,ゴキブリ,カビや花粉を含めて88種類ある.若年の喘息患者の増加が問題となっているが,特に幼児のの
喘息患者ではダニに対するRASTは陰性でも皮膚テストは陽性の人が少なくない.皮膚テストを行わないために原因アレルゲンを確認できなければ,
原因アレルゲンの回避やアレルゲン特異的免役療法を不可能にして患者を対症療法に委ねることになる.
日本と米国のアレルギー専門医の最大の相違点は,米国のアレルギー専門医で免役療法を行わない人は殆どいない.
1964年にハウスダストのアレルゲンはダニであることが分かり,1968年には欧州以外では世界で初めて宮本先生が日本のアレルゲンもダニであると報告された.
ハウスダスト陽性の人は全てダニにも陽性であったが,ダニ陽性でもハウスダストに陰性の人があり,ハウスダストには必ずしも十分なダニ・アレルゲンが含まれていない.小児喘息患者の90%以上はアトピー型で,
その90%以上はダニが原因であるが,日本では未だに治療用ダニエキスが市販されていないので,アレルギー専門医とは名前だけ,対症薬を処方するだけでは内科や小児科医と変わりない.日本でも
有効且つ安全な標準化されたテスト用と治療用のエキスを提供して,アレルギー専門医が米国並みの免役療法を自ら体験して修得する機会を与えるべきである.


第17回日本アレルギー学会春季臨床大会 2005年6月開催
175名無しさん@まいぺ〜す:2012/01/11(水) 20:20:55.46 ID:ECC8XCxv
長屋 宏
久我山病院アレルギー科

アレルギー診療の目的は原因アレルゲンを確認して回避し,
回避できないアレルゲンに対して根本的治療法である減感作療法を行うことである.
オフイス診療において最重要な課題である原因アレルゲンを確認する最善の方法は
血液テストよりも感度が高い皮膚テストである.したがって,
有効且つ安全なアレルギー診療を行うためには適切な種類と数の標準化された皮膚テスト用と減感作治療用アレルゲンが必要である.
日本で現在市販されている皮膚テスト用の花粉アレルゲンは12種類しかなく,何れも標準化されていない.それに比べて
アレルギー協会を通して入手可能な米国政府承認の皮膚テスト用の花粉アレルゲンは64種類あり,その中の9種類は標準化されている.
減感作治療用にも入手可能な米国製の花粉アレルゲンは当然64種類あるが,日本で市販されている花粉アレルゲンはスギを含めて4種類しかなく,
残りの8種類に対しては治療用エキスは全く市販されていない.ハウスダストのアレルゲンとして米国製の標準化ヤケヒョウヒダニ,
コナヒョウヒダニ,ネコと非標準化イヌ,ゴキブリのテスト用と治療用共に入手可能であるが,日本では非標準化コナヒョウヒダニ,
176名無しさん@まいぺ〜す:2012/01/11(水) 20:21:57.70 ID:ECC8XCxv
ネコとイヌのテスト用のみが市販されているだけで治療用アレルゲンは一つも市販されていない.
入手可能な米国製のダニ,花粉やカビなどの合計65種類のアレルゲンでプリックテストを受けた
日本人から無作為に選ばれた100人において,3-4+陽性反応を示した頻度が高い上位10位までの
14種類のアレルゲンの中で日本で市販されている皮膚テスト用のアレルゲンはダニとカモガヤだけで,
治療用のアレルゲンとして市販されているものは一つもない.11位から20位までの19種類のアレルゲンの
中でも日本で市販されているテスト用アレルゲンはヨモギ,オオアワガエリ,ブタクサの3種類で,治療用として
市販されているのはブタクサだけである.最大の問題点は,アレルギー診療にとって最重要であるダニに対する
標準化テスト用と治療用アレルゲンが日本で市販されていないので,ダニの重要性が確認されてから40年経た
EBMの今日でも未だに50年前に日本で減感作療法が初めて行われた時に使用された内容不明なハウスダストエキスが
使用されていることである.過去20年間に2倍以上に増えた小児喘息患者の90%以上はアトピー型でダニが原因であるから,
日本でも標準化ダニ治療用アレルゲンを一刻も早く市販すべきである.


第19回日本アレルギー学会春季臨床大会 2007年6月開催

177名無しさん@まいぺ〜す:2012/01/11(水) 20:24:14.08 ID:ECC8XCxv
僕は一時期こういうことの編集作業に熱中していました

理科は好きな科目でした


そのときのようなおもしろさがあったので なんとなく 楽しみながら熱中して 編集していたものです
178名無しさん@まいぺ〜す:2012/01/11(水) 21:18:36.81 ID:wtTyozpu
こりゃあ まじもんの がいきち やで

大量に転載すると引用の範囲を超えて違法だから、気をつけようね。
あと、名を名乗ってください。
私は中村です。
179名無しさん@まいぺ〜す:2012/01/13(金) 00:13:03.90 ID:hOKYgGyy
>>147

147 :名無しさん@まいぺ〜す:2011/08/01(月) 00:29:43.51 ID:vtrqkg0x
そういうことはチラシの裏に書いとけよカスが
とっとと死ね


などという 人格障害 丸出しの おバカな発言が目に入ってしまったから言わせてもう


お前が死ね
180名無しさん@まいぺ〜す:2012/01/13(金) 00:21:45.61 ID:hOKYgGyy
>>147

147 :名無しさん@まいぺ〜す:2011/08/01(月) 00:29:43.51 ID:vtrqkg0x
そういうことはチラシの裏に書いとけよカスが
とっとと死ね


などという 人格障害 丸出しの バカ な発言が目に入ってしまったから言わせてもらう


お前が死ね
181名無しさん@まいぺ〜す:2012/01/13(金) 01:03:34.00 ID:V1a5RKiz
>>146=>>179=>>180
そういうことはチラシの裏に書いとけよカスがw
お前みたいなチンカスのゴミクズはとっとと死んで地獄に堕ちろw
182名無しさん@まいぺ〜す:2012/01/14(土) 23:49:03.08 ID:JP9O96NI
大橋淑宏
アクティ大阪耳鼻咽喉科医院


花粉症を始めとするアレルギー性鼻炎の治療法は免疫療法以外にも多岐にわたる.
最近では,簡便な手術法や安全性の高い薬物療法も可能となり,免疫療法の必要性はこの
十数年で減少したと言えなくもない.しかし,免疫療法以外の治療法でアレルギー性鼻炎の
治癒や予防を期待することは絶望的である.したがって,アレルギー性鼻炎の治癒や予防を
考える時,免疫療法は現在でも必要にして欠くべからざる治療法であろう.1.免疫療法による
治癒免疫療法によって,アレルギー性鼻炎の治癒が可能であることを示唆した報告は多いが,
免疫療法による治癒の頻度やその機序に関する報告は極めて乏しい.そこで,スギ花粉症
およびダニを主抗原とする通年性アレルギー性鼻炎の治癒判定基準の私案を提示するとともに,
免疫療法による治癒の頻度やその機序を論じたい.
2.免疫療法によるスギ花粉症の発症予防スギ花粉症は感作に引き続いて発症することが知られている.そこで,
発症前のスギ感作症例を対象として,予防的スギ免疫療法を施行した.その結果,予防的スギ免疫療法は感作個体における発症を
抑制しうることが示された.また,スギ抗原に対する末梢血T細胞の反応性を検討した成績より,予防的スギ免疫療法は感作個体の
スギ抗原に対するT細胞の過敏性を解消することが発症予防の機序であることが示された.
3.ダニ免疫療法によるスギ感作の抑制ダニ単独感作の通年性アレルギー性鼻炎症例に
標準化ダニ抗原による免疫療法を施行することで,スギ花粉などの花粉抗原に対する
新規感作を抑制しうることが示された.したがって,通年性アレルギー性鼻炎患者に積極的に
ダニ免疫療法を導入することで,新たなスギ花粉症患者の増加を抑制しうる可能性が示された.
しかし,ダニ以外の抗原を用いた免疫療法には,多種抗原に対する新規感作を抑制する
効果は認められなかった.以上の成績より,免疫療法には,1)アレルギー性鼻炎の治癒,
2)感作個体における発症予防,3)新規感作の抑制,などの薬物療法には期待できないユニークな臨床効果が認められる.
したがって,治癒や積極的な予防を望む症例に対しては,免疫療法を施行する意義は大きいと結論された.

第22回日本アレルギー学会春季臨床大会 2010年5月開催
183名無しさん@まいぺ〜す:2012/02/22(水) 21:49:20.40 ID:VQGvKCZp
ハウスダストアレルギーで鼻づまりが右・左交互におきている状態。久我山で
減感作の注射受けてるけど何回位通院が必要ですか?5万円で3本の薬もらったけど
それ終わったらまだそれより濃い薬が必要らしいです。それより濃い薬は何本位
あるのでしょうか?

184名無しさん@まいぺ〜す:2013/01/11(金) 08:14:18.76 ID:StUHrGiE
埼玉医大でアメリカから輸入したダニ抗原の急速減感作やってるそうだが、
詳しく知ってる人いませんか?
久我山が成人の新患受付断って子供だけ受け付けることになったらしいので、
アメリカのダニ抗原で減感作やってくれるところは関東だと埼玉医大くらいしかないよね?
代々木のは鳥居の試薬だって言う話だし。
185名無しさん@まいぺ〜す:2013/03/10(日) 21:15:14.26 ID:vSXwjIqS
久我山がダメになったらアトピー的には代々木がいいのかな
減感作は今後もっと増えるであろうアレルギー患者の唯一の根治療なのに薬ビジネスに消されてしまいそうで悲しい
186名無しさん@まいぺ〜す:2013/03/10(日) 21:36:58.17 ID:vSXwjIqS
代々木、鳥居の試薬は確実に効かないの?
ダニは長屋先生のとこしかないのかな
試薬でもきくなら通いたいけど
187名無しさん@まいぺ〜す:2013/03/15(金) 10:17:25.35 ID:oMWL1QFS
鳥居のサイト見てきたけどダニについて舌下薬しか新しい情報無いな
注射の方が効きそうなイメージだが注射は試験してないのかな
188名無しさん@まいぺ〜す:2013/03/22(金) 01:03:27.73 ID:UBjNknKw
>>183
個人差があるけど、週一位で通って三年ぐらいで自分はきいてきたよ。
最初の半年から一年は人によっては悪化するかもしれないので気をつけて。
通うペースが多いほど治療も早く進むと思いますが、予約とりにくいよね。
189名無しさん@まいぺ〜す:2013/07/17(水) NY:AN:NY.AN ID:ZX5/SGtg
あれ?
埼玉医大卒のアレルギー科の医師がやってるクリニックで減感作療法の相談したら
「ウチはダニ抗原と花粉抗原しか扱ってなくてごめんなさい」って言われたよ
ダニ抗原ってそんなに珍しいの珍?
190名無しさん@まいぺ〜す:2013/07/20(土) NY:AN:NY.AN ID:/jCTv1gW
日本では珍しいね
久我山ではアメリカから取り寄せてる
日本ではハウスダストはあってその中に少しダニが入ってるらしいけど、ちゃんとしたダニ抗原より効果はないらしい
アトピーや喘息の原因の殆どがダニだと言われてる位アレルギー治療には重要な抗原なのに、ここに力入れてない日本の治療だめぽ
久我山でできなくなったら埼玉医科大に世話になりたいわ
191名無しさん@まいぺ〜す:2013/07/20(土) NY:AN:NY.AN ID:/jCTv1gW
>>189
よければそのクリニック教えてください。
192名無しさん@まいぺ〜す:2013/07/21(日) NY:AN:NY.AN ID:/t3mWLYA
>>191
診察中の会話の中でさらっと言われただけなので、
>>190のような意味(ダニが混入してるハウスダスト抗原)の意味で言ったのかもわからないし
東上線の奥の方かつ駅から歩いて2、30分ぐらいかかるとこですが。
ウチより埼玉医大に行った方がよりいい治療が出来る的なことも言ってたから
埼玉医大に行けるなら埼玉医大の方がいいかも。
193名無しさん@まいぺ〜す:2013/08/05(月) NY:AN:NY.AN ID:zp/f1jYy
アトピーに対して減感作療法を行ってる病院あるの?

やってみたかったので福岡県内の病院100件くらいに
電話で問い合わせた
その内の一件から「喘息や花粉症でやることは可能だけど
アトピーの人にやると、アナフィラキシーショックが起こるから
どこもやってない」と言われた
やってる人はアトピー以外の病気ってことでやってもらってるの?

ちなみに埼玉医科大に電話して10分くらい待たされた挙句
アトピーにはやってませんと言われたぞ
194名無しさん@まいぺ〜す:2013/09/03(火) 02:34:27.77 ID:pMdRMbN+
そうなのか、、鼻炎できけばやってくれるのかな
195名無しさん@まいぺ〜す:2013/09/10(火) 12:01:48.03 ID:hkwp95Gs
アナフィラキシーのリスクは喘息も、花粉症も、鼻炎も同じじゃないのか?
アトピー患者だけ突出して高いなんて事あるの?
196名無しさん@まいぺ〜す:2013/10/12(土) 05:18:10.30 ID:3OoB57+u
減感作始めて一ヶ月、鼻炎や目のかゆみは出ないようになった。
皮膚は相変わらず調子悪いけど、とりあえず鼻炎出ないだけでもありがたいので
しばらく気長に続けてみる。
197名無しさん@まいぺ〜す:2014/02/22(土) 18:11:27.20 ID:tCE8LmfL
こっちはずいぶん放置されてるんだな
198名無しさん@まいぺ〜す:2014/03/11(火) 04:22:04.04 ID:WMBbaXi4
こっちって
こっちのほかにどっちがあるの・
199名無しさん@まいぺ〜す:2014/03/11(火) 18:06:06.91 ID:4jkoJWrV
アレルギー板に減感作のすれがある。
でもあっちは花粉症とか喘息メインっぽいからなぁ。
200名無しさん@まいぺ〜す:2014/04/15(火) 14:32:55.06 ID:Irip23YQ
鳥居の試薬のハウスダストと、ホリスター社のダニ抗原ではやっぱり全然効果違うもの?
201名無しさん@まいぺ〜す:2014/05/01(木) 03:19:05.65 ID:GuBEyChV
ダニノミクス大発生!
無料診断とかいって上がりこんできた駆除業者の捏造ダニバブルのせいで
その日の晩から背中にブツブツが…
202名無しさん@まいぺ〜す:2014/05/08(木) 01:25:56.32 ID:74Glw1gf
>>200
長屋先生によると、抗原の量がまるで違うらしいよ
売ってもらえるならhollisterのが良いみたい
203アロジンファン:2014/05/08(木) 03:53:57.90 ID:pfR9QhN9
「アトピー 原因 掲示板」
にこい!いろいろのってんぞ!
204名無しさん@まいぺ〜す:2014/05/08(木) 04:33:31.87 ID:jgQY597N
>>202
そうなのか。ありがとう。
検討してみます。
205名無しさん@まいぺ〜す:2014/05/09(金) 16:13:45.47 ID:omJU/1S/
結局、WHOも認めてる様にアレルギーの根治は減感作療法=免疫療法しかないんだよね
アメリカでは4月に舌下投与の減感作治療薬が認可された。痛い注射をしなくてもいいわけだ。
日本は何やってるの?
50年遅れた減感作やってもアレルギー患者は助からないよ
まぁそのおかげで製薬会社は大儲けだけどね!
206名無しさん@まいぺ〜す:2014/05/17(土) 14:47:38.77 ID:InTVTbgy
>>125
でもホリスター社から取り寄せても貰えるみたいに書いてあるよ?
207名無しさん@まいぺ〜す:2014/05/19(月) 19:00:58.58 ID:pey1ZTim
>>206
取り寄せてやってもらえるよ
hollisterのダニmix、カビ、ブタクサは確認済み
その他もあるかもしれない
208名無しさん@まいぺ〜す:2014/05/27(火) 20:22:13.78 ID:cgqMT3am
真菌(カビ)の減感作ってやっぱり結構効果あるのかな。
209名無しさん@まいぺ〜す:2014/11/04(火) 22:41:22.84 ID:2i0UqDun
これやって居る人います?
自分今日初めてです。
210名無しさん@まいぺ〜す
10年くらいハウスダストでやってるけど
効果あるのか分からん
喘息もあったからコッチには効いてそうだけど
杉も数値振り切った反応してて
先日から舌下(杉)のも初めてみた
舌下のハウスダストの認可が下りるといいなぁ