人気占い師の細木数子(68)が、フジテレビで1日に放送された連続ドラマ「トップキャスター」
(月曜後9・00)の内容に猛抗議していることが12日、分かった。
ストーリーは人気占い師のイン チキを暴く内容で、描写された占い師のモデルについて
「私のこと?」などと激怒しているという。
「トップキャスター」は「月9」と呼ばれるフジテレビドラマの看板枠で、毎週20%前後の視聴率を
獲得している人気作品。1日に放送された第3話は、主演の天海祐希(38)が演じる人気キャスタ
ーと、人気占星術師の対決を描いていた。
占星術師は、黒田福美(49)が演じた。華やかな服装で登場し「地獄へ落ちる」などと、細木が
バラエティー番組などでよく口にするセリフを使用。この占い師にだまされて家を取られたという被
害者まで登場。最終的に、人気キャスターらが仕込んだニューハーフの将来を「結婚して母にな
る」と占ったことで、インチキが暴かれる内容だった。
セリフなどが似ている上、しまいにはインチキと揶揄(やゆ)される設定に細木はカンカン。関係
者によると、細木は強い不快感を示し、同ドラマのスタッフらは謝罪した。細木は同局で、バラエテ
ィー番組「幸せって何だっけ・カズカズの宝話」(金曜後7・57)にレギュラー出演している。番組の
収録をドタキャンしたとの情報もある。同局広報部は「そういった事実は確認できておりません」と
コメントするにとどめた。