アトピ―性皮膚炎最新知見報告スレ【医療関係者】

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1名無しさん@まいぺ〜す:2006/01/12(木) 12:23:10 ID:FohFvekF
ここは、アトピ―性皮膚炎について最新の知見を報告しあうスレです。
できるなら、医療関係者などで、
新しく出た雑誌にこんなことが載っていたよなどという感じでアトピ―性皮膚炎の病因・研究・治療などなんでもいいので報告していただけるとうれしいです。

原則 素人さんやコテハンの経験談や思い込み、エビデンスのない民間療法などは禁止とさせていただきます。


アトピ―性皮膚炎診療ガイドライン2005
http://www.jaanet.org/medical/guide.html

アトピ―性皮膚炎 EBMとデータ集(九州大学皮膚科)
http://www.kyudai-derm.org/atopy_ebm/index.html

American Academy of Dermatology(AAD) Clinical Guideline
http://www.aad.org/professionals/guidelines/
2名無しさん@まいぺ〜す:2006/01/12(木) 13:19:12 ID:flrdzL82
治験では?
3名無しさん@まいぺ〜す:2006/01/12(木) 13:22:04 ID:FohFvekF
いや、治験ではなくて知見でよいと思っています。 もちろん治験もOKです。
臨床研究だけでなく、基礎的な研究も勉強になります。
いろんな情報を報告していただいて結構です。
4名無しさん@まいぺ〜す:2006/01/12(木) 13:59:37 ID:flrdzL82
自分の馬鹿っぷりを露呈してしまいました。すいません。
5名無しさん@まいぺ〜す:2006/01/13(金) 17:57:59 ID:1KB06gTe
Clin Exp Allergy. 2006 Jan;36(1):102-10. Related Articles, Links

Oral administration of pulverized Konjac glucomannan prevents the increase of plasma immunoglobulin E and immunoglobulin G levels induced by the injection of syngeneic keratinocyte extracts in BALB/c mice.

これによると コンニャクのグルコマンナンは血中IgEを下げる作用がありアトピーにもいいらしい
6名無しさん@まいぺ〜す:2006/01/13(金) 18:30:55 ID:d1pQ9Qn5
専門誌や化学ニュースチェックしてればわかることをわざわざ書き込みに
くるのかね?
 医療関係者と見れば目の敵にして叩きまくるこの板にわざわざ来るとは思えんな
7名無しさん@まいぺ〜す:2006/01/13(金) 21:06:42 ID:gJQe+Hcy
それもそうだね。

なんかアトピー性皮膚炎について 最新知見を配信してくれるメルマガとない?
8JK ◆gGeOuoKNWk :2006/01/13(金) 21:32:53 ID:1eRHI8X5
もともと医療関係者が来ること自体が少ないから・・

とてもいいスレだと思うけどなあ。
過去の論文貼るのとかは駄目なのかな。


9素人さん:2006/01/18(水) 07:45:28 ID:5CZZqXeD
FDA Experience: Topical Corticosteroids and HPA Axis Suppression
ttp://fda.gov/ohrms/dockets/ac/05/slides/2005-4099S1_03_FDA-Cook.ppt
FDA経験: 局所的コルチコステロイドとHPA系の抑制 (2005年3月24日)

パワーポイント82〜83ページの処方薬市販後報告(Postmarketing Reports)の
HPA系の抑制の要約(Summary - HPA Axis Suppression)から次の文を選んで
和訳を試みます。

> HPA axis suppression does occur with the use of topical corticosteroids.
「HPA系の抑制は局所的コルチコステロイドの使用により実際に起こり得る。」

> The adrenal suppression is not limited to the super potent class of
> topical corticosteroids.
「副腎の抑制は超強力クラスの局所的ステロイドに限らない。」

> Long-term use of topical corticosteroids, particularly high potency
> ones, can lead to serious morbidity and even death.
「長期にわたる局所的コルチコステロイドの使用は特に強力なものに於いて、
 重症の病的状態もしくは死亡までをも引き起こし得る。」
101:2006/01/18(水) 09:37:53 ID:6lSElrHg
>>9
HPが開けない   
意図的に特定の部分のみ翻訳して載せるのはやめてください
11素人さん:2006/01/18(水) 16:38:22 ID:5CZZqXeD
>>10
>HPが開けない
ttp://www.fda.gov/
のホームページ内のサーチで HPA axis を入力すれば、今日現在トップに
リストアップされます。テキスト版もリンクにありますが、私のPCでは正常に
表示できません。もっともソースを見れば制御コードも含めて全て現れます。
1さんのPCにはパワーポイントが入っていないのでは?
FDAが pdf ではなくわざわざ ppt形式にした事の意味を慮っていただけたら
と思います。

> 意図的に特定の部分のみ翻訳して載せるのはやめてください
和訳する場所を指定していただいても結構です。たたき台として大変有益だと
思います。それではとりあえず 82〜83ページを全訳しましょう。
12名無しさん@まいぺ〜す:2006/01/18(水) 22:14:20 ID:XIkLpIOa
>>11
ちょっと見たけど、長すぎて分かりずれぇ やっぱpowerpointはだめだわ
論文じゃないと 読みづらくてかなわん

それに過度のステロイド外用によって全身的な副作用でるのなんて当たり前だし
13& ◆/FJGQNBc8o :2006/01/19(木) 06:31:27 ID:iG/ymB+D
>>9-12 FDA Experience: Topical Corticosteroids and HPA Axis Suppression
powerpointスライド末尾の結論部分(98〜100page)の全ての和訳を試みます。
> (98 page) > Conclusion > HPA Axis Suppression
> Can occur with short term use of topical corticosteroids.
> Can occur with even mid-potency topical steroids.
> Can occur as early as two continuous weeks of therapy.
(98ページ) 結論。HPA系の抑制
・短期の局所的コルチコステロイドの使用により起こり得る。
・中強度の局所的コルチコステロイドに於いてさえ起こり得る。
・早ければ継続2週間の療法で起こり得る。
> (99 page) > Conclusion > HPA Axis Suppression
> Is usually reversible.
> The interrelationship between BSA, amount of drug used, and potency of medication is complex.
> Long term use and/or misuse of topical corticosteroids, particularly those of high potency,
> can lead to serious medical complications and death.
(99ページ) 結論。HPA系の抑制
・通常可逆的である。
・体表面積(BSA:body surface area)、薬品使用量、薬剤強度の相互関係は複雑である。
・局所的コルチコステロイドの長期使用、および/または誤使用は、特に強力なものに於いて、
 重症の合併症および死亡を引き起こし得る。
> (100 page) > Conclusion > Cutaneous Adverse Events
Can be related to both duration of use and potency of topical corticosteroid.
Can occur with short-term or long-term use.
Resolution is possible with some but not all of these cutaneous events.
There is no firm evidence to date to link cutaneous malignancy with use of topical corticosteroids.
(100ページ) 結論。皮膚の有害事象
・局所的コルチコステロイドの使用継続期間と強度の双方に関連し得る。
・短期または長期の使用で起こり得る。
・消散は、これらの皮膚事象の一部に於いて可能であるが全てではない。
・局所的コルチコステロイドの使用と皮膚の悪性腫瘍を結び付ける確固たる証拠は今日までない。
14しろうとさん:2006/01/19(木) 11:51:15 ID:iG/ymB+D
>>9-13
このFDAのパワーポイントのスライドは
ttp://www.fda.gov/ohrms/dockets/ac/05/agenda/2005-4099A1_Final.pdf
でわかるように、
Nonprescription Drugs Advisory Committee (NDAC) 非処方箋薬諮問委員会 と
Dermatologic and Ophthalmic Drugs Advisory Committee (DODAC)
共催の会議で使われたプレゼンテーションのように思われます。(日付がMarch 24,2004となっているのは正しくは2005か?)

この文書によると議題は次の通りであります。
> The committees will consider the safety considerations related to the switch of
> dermatologic corticosteroids from prescription to over-the-counter (OTC) use.
この二つの委員会は、皮膚用コルチコステロイドを処方から処方箋なしで買える店頭販売用
へ切り替える事に関連する安全性考慮について考察する。

>>12
> それに過度のステロイド外用によって全身的な副作用でるのなんて当たり前だし

もし12さんの言う通りならば、私はこのHPA系の抑制を主題としたスライドの目的は、
ステロイド非処方箋薬のラベリングや説明書をどのようにするかの製薬メーカー
向けの叩き台であろうと想像します。
15RON ◆FBCQ/jwzCk :2006/01/19(木) 15:39:44 ID:CH/hwZAG
>>9 >>13
ステロイド外用剤によって副腎機能、下垂体機能の抑制が起こることは
日本では昔から知られていて、どのステロイド外用剤の添付文書にも
すべて注意書きが書かれています。

調査データについても、たとえば

Clobetasone 17-butyrate 外用剤の全身影響研究班:
日本皮膚科学会雑誌,90,491-502(1980)

によると

> 尋常性乾癬の成人患者に0.05%酪酸クロベタゾン軟膏及び
> 0.1%酪酸ヒドロコルチゾン軟膏をそれぞれ1日10g又は30gを
> 5日間夜間密封法で塗布し、血漿コルチゾール値への影響を
> 検討した結果、その低下の程度は10g投与群では両者間に差は
> 認められなかったが、30g投与群では0.05%酪酸クロベタゾン軟膏は
> 0.1%酪酸ヒドロコルチゾン軟膏に比し、有意に低かった。

とありますから、副腎機能抑制に関して言えばアメリカよりも
日本の方が15年以上進んでいたということになりますね。
日本人の方がアメリカ人よりも医療とか健康に関心が高いせいでしょうか。
16名無しさん@まいぺ〜す:2006/01/20(金) 00:20:08 ID:rlHK6euv
いや、全身密封と局所的との違いは大きいだろう。
それと日本と米では、
HPA抑制への警戒への度合いが違う。
日本はデータが出てもガイドラインに反映されていない。

17名無しさん@まいぺ〜す:2006/01/20(金) 01:22:14 ID:2X6Oo2z3
結局、こんなスレ立てても 話はステが怖いだけの論議か
もうちょっと、ましな論議はできんのか 
18しろうとさん:2006/01/20(金) 03:04:51 ID:7d7fmzTF
少し古く2003年となりますが
International Consensus Conference on Atopic Dermatitis II (ICCAD II*):
clinical update and current treatment strategies
ttp://www.med.umich.edu/opm/newspage/2003/atopic%20dermatitis%20paper.pdf
という資料があります。これはミシガン大学 ttp://www.umich.edu/noflash.html
のホームページ内サーチで atopic dermatitis を入力すれば今日現在5番目に
リストアップされます。これを見ると、どうやらアトピー対策の中心が

・ タクロリムス(tacrolimus)→プロトピック(Protopic)
・ ピメクロリムス(pimecrolimus)→エリデル(Elidel)

などの topical calcineurin inhibitor (カルシニューリン阻害剤) の方に
移りつつあるように見えます。期待の高さが感じられます。エリデルの方は
【魔法の】エリデル【新薬】のスレの15によると 国内フェーズIII の段階と
あります。
19名無しさん@まいぺ〜す:2006/01/20(金) 04:02:51 ID:sGgY0QJL
アンジェスMG(株)は2005年9月26日、NFκB(エヌエフカッパービー) デコイオリゴのフェーズ1臨床試験を開始したと発表した。
アトピー性皮膚炎を対象疾患として始めたもので、NFκB デコイオリゴの経皮投与に対する安全性の確認を目的としている。
NFκBは炎症に関与する転写調節因子。NFκBデコイオリゴヌクレオチドは、NFκBが本来結合する部位と同一の配列を持つオリゴヌクレオチドで、
本来の部位への結合を阻害することで抗炎症効果を発揮する。
アンジェスMGは、NFκB デコイオリゴは、転写因子を特異的に抑制するという特徴があることから、
効果的で副作用の少ないアトピー性皮膚炎の画期的な治療薬になる可能性があるとしている。
同社は、NFκB デコイオリゴのアトピー性皮膚炎領域については、アルフレッサ ファーマ(株)と国内で共同開発を進めている。
20しろうとさん:2006/01/20(金) 04:11:04 ID:7d7fmzTF
もし情報ソースをインターネット上で見れるなら教えて頂きたく。
21RON ◆FBCQ/jwzCk :2006/01/20(金) 10:43:53 ID:n39zewhX
>>16
上記の

http://fda.gov/ohrms/dockets/ac/05/slides/2005-4099S1_03_FDA-Cook.ppt

で報告されている研究も、全身の表面積の40〜90%に数週間の間
毎日5〜10gを塗り続けた場合に関する調査ですから、実験条件は
1980年の日本での研究報告の場合とほぼ同じですよ。

> 日本はデータが出てもガイドラインに反映されていない。

ガイドラインは治療法の方針を記述するもの。
副作用に関する注意事項は添付文書に記載されるもの。
22TK:2006/01/21(土) 15:35:08 ID:WvOS4LAm
 研究資料を引用して知識を見せびらかしてもかまわんが・・
ステロイドを使用したら皮膚の肥大が確認された。後の詳しい症状は、上記に示されたとおりで自分の皮膚で確認。
副作用が認められた。
百聞は一見にしかず。
ゆっくり長い時間をかけて発症する病気、水俣病、アスベストによる肺気腫、アトピーの薬害
これらのわが国でのガイドラインは、幼稚以外の何物でもない。
23名無しさん@まいぺ〜す:2006/01/21(土) 15:49:20 ID:+xAZBlbh
患者が増える医学の進歩
24名無しさん@まいぺ〜す:2006/01/21(土) 16:50:03 ID:KGUtjn8r
皮膚の肥大って 何よ
組織学的に説明してよ  わけわからん
25しろうとさん:2006/01/22(日) 01:11:36 ID:STNnukNA
>>21
>で報告されている研究も、全身の表面積の40〜90%に数週間の間
> 毎日5〜10gを塗り続けた場合に関する調査ですから、

スライドには複数の外用ステロイド薬のHPA系の実験があります。
その数字は正確ですか?
26名無しさん@まいぺ〜す:2006/01/22(日) 10:48:32 ID:HjRYRs9a
>>21>>25
毎日5-10gのステロイドを数週間は あきらかに塗りすぎでしょう
普段の使用量でHPA系の抑制は本当にかかるのか 
27RON ◆FBCQ/jwzCk :2006/01/22(日) 10:58:14 ID:hvdraUWZ
>>25
> スライドには複数の外用ステロイド薬のHPA系の実験があります。

はい。

> その数字は正確ですか?

どの薬の実験結果だけが特に他と違っているということはありませんので、
代表的な数字を挙げました。
28RON ◆FBCQ/jwzCk :2006/01/22(日) 11:10:20 ID:hvdraUWZ
>>26
私もそう思います。
どれくらいの頻度&量だと明らかに抑制が起こるのかは
1980年ごろには判明していて、それが添付文書に記載されており、
アトピー治療の中でステロイド外用剤を使う際にも反映されているわけです。

ただし、現実に >>21のような頻度&量を使用している症例が無いかと言うと
そうではなくて、現実には存在するでしょう。
それには2通りの場合があって、1つは担当医が異常に無知で、誤った治療を
施しており、しかも患者の側も自分の受けている治療に疑問を抱かなかった場合。
もう1つは、たとえ一時的な副腎抑制が起きようと、どうしても緊急に炎症を
鎮めなければならないほど重篤だった場合。
29しろうとさん:2006/01/23(月) 04:06:58 ID:+5OqTLoc
FDA(《米》食品医薬品局)の、プロトピックとエリデルの注意書きと
薬物治療ガイドの更新承認の記事が 2006年1月19日 に出ています。
ttp://www.fda.gov/bbs/topics/news/2006/NEW01299.html

薬物治療ガイドはネットに掲載のpdfファイルで5ページになります。
使用者に対して以下の様な配慮とこれだけの情報量は必要だと私は考えます。
患者側は全文を読み、更なる疑問があれば医療提供者に質問することを忠告
されています。
(label, labeling の意味が文脈の中で私にはよくわかりません。)

FDA News January 19, 2006
FDA Approves Updated Labeling with Boxed Warning and Medication Guide for Two Eczema Drugs, Elidel and Protopic

> The Medication Guide will provide consumer friendly information to
> patients about how to use the drugs safely. Pharmacists are required
> to provide the Medication Guide to patients when dispensing the drug.

この薬物治療ガイドは、薬を安全に使用する方法について、患者向けの、使用
者に解り易い情報を提供します。薬剤師は販売時にこの薬物治療ガイドを渡す
ことを要請されています。
30しろうとさん:2006/01/23(月) 04:40:07 ID:+5OqTLoc
>>26
> 毎日5-10gのステロイドを数週間は あきらかに塗りすぎでしょう
> 普段の使用量でHPA系の抑制は本当にかかるのか

私はアトピー版で報告されている数ある体験談 (いわば、postmarketing
report) の一部は、

「普段の使用量でHPA系の抑制が本当にかかった」

ケースであると思っています。使用期間が長期であればあるほど症状がひどく
なる傾向がありますから。それに加えて、皮膚組織以外ヘの影響が進行して
HPA系の抑制の回復が速やかに行なうことが出来なくなった状態であると・・

さらに言うと、脂肪系代謝に影響が起きているような・・
何か裏付けがほしい。
31しろうとさん:2006/01/23(月) 04:54:36 ID:+5OqTLoc
どこに妥協点をさがすのか・・・
32名無しさん@まいぺ〜す:2006/01/23(月) 09:34:43 ID:B59SrDpO
33名無しさん@まいぺ〜す:2006/01/23(月) 12:43:28 ID:Cs3leUZq
>>32
 ちょっとオモロカッタ
 この人って本当にアトピー?  
 たんなるかぶれのような肌でしょ? 苔癬化もしていないし
 手なんて、典型的な手湿疹だしさ
 
 
34名無しさん@まいぺ〜す:2006/01/23(月) 14:37:20 ID:/hYzdnF1
いや・・重症化してるとこんな風になる
これがもっと落ち着いてきたら苔癬化するかも。
35名無しさん@まいぺ〜す:2006/01/23(月) 14:48:14 ID:Zsngkamm
ニワナンコウと混ぜて使ったら、ひどい時切れ味倍増するかなー。
俺やってみよー!
拡大写真行く行くいくぞー!
36名無しさん@まいぺ〜す:2006/01/23(月) 16:17:56 ID:aoMAMWKP
まだ>>8さんがいたとは(驚

知識ある方なのに・・。JKさんが治らないのに
俺が治るわけねー。
37名無しさん@まいぺ〜す:2006/01/23(月) 16:21:13 ID:Cs3leUZq
無駄な知識 = トリビア
38JK ◆JHD/FnPLYo :2006/01/23(月) 17:56:57 ID:osWj+Mxl
いや私はアトピー喘息はほとんど気にならないくらいになったよ。脱ステ以降の季節やストレス負荷による悪化がわかた。
結局私のケースはHPA系の機能低下が大元だからここを治療してのサプリや漢方でないとどうしようもなかた。
詳しくは
俺らが医者にスレか、もっと詳細は
身体健康板のホルモンスレで順次報告してるす。
しかしアトピー板も七年目…
お互い頑張りましょう〜。
39JK ◆JHD/FnPLYo :2006/01/23(月) 17:59:46 ID:osWj+Mxl
あ、トリップ変更しました。
40JK ◆JHD/FnPLYo :2006/01/23(月) 18:08:21 ID:osWj+Mxl
しろうとさん
携帯からなので参考資料を貼れないけど、
脂肪代謝にはコルチ、プロゲステロン、テストステロンがありますよね。
みな同じステロイド骨格のホルモンです。
アトピーの人は上記アンドロゲンの異常があると言う記述が正書にあるらしいです。
さらに近畿中央の佐藤先生は、皮膚にある下垂体受容体の機能低下を示唆し、ADHの高値も報告しています。
41JK ◆JHD/FnPLYo :2006/01/23(月) 18:09:57 ID:osWj+Mxl
以降は私見ですので
俺らが医者にスレにて書きます。
42しろうとさん:2006/01/24(火) 10:39:00 ID:lBQAnJ2c
>>40
脂肪といえば、人間ではなく犬なのですが、ノルウェーの獣医学校による
アトピー性皮膚炎の60匹の犬で、ルリヂサ油と魚油混合の必須脂肪酸サプリメントによる
ステロイド用量減量効果を評価するために、12週間にわたるプラセボコントロールを併用した、
ランダム二重盲験、多中心臨床実験 (Received 10 April 2003; accepted 16 October 2003)
があります。
ttp://www.vetcontact.de/en/art.php?a=560&t=
ttp://www.vetcontact.com/en/pdf/cortison_studie_boehringer.pdf
日本語の要約を ttp://www.ne.jp/asahi/takeuchi-vet/bamboo/page128.html
で読むことができます(私は要約しか読んでおりません)。

結果はタイムラグがあるという条件つきで効果があったということだそうです。
この実験は有名なもののようで、"canine atopic dermatitis" でグーグルすると
数件ヒットします。
43& ◆RkYynVF5lc :2006/01/24(火) 11:42:57 ID:lBQAnJ2c
>42(続)
さて、犬による12週間の実験はさて置き、DHA、EPA、アルファリノレン酸など
で皮膚の状態が改善したという人間の報告は少なからずあります。

ところが、2004年のアメリカのアトピー治療のガイドライン
ttp://www.guideline.gov/summary/summary.aspx?ss=15&doc_id=4361&nbr=3286
にはこう書いてあるのです。

> There is no evidence that fish oil, borage oil, evening primrose oil,
> or vitamin or mineral supplements have therapeutic value in AD.
>
> References:
> Berth-Jones & Graham-Brown, 1993; Hederos & Berg, 1996;
> Gim?nez-Arnau et al., 1997; Henz et al., 1999

「魚油、ルリヂサ油、月見草油、または ビタミン又はミネラルのサプリメント
にアトピー性皮膚炎の治療的価値があるという証拠はない」

これらの参考資料がどのようなものであれ、ガイドラインたるものに「証拠が
無い」と書いてしまう神経に、私は驚きを禁じ得ません。実生活における改善
報告の声を無視している。実験結果に偏ったドグマ。この文言の重大性を考え
て、人間を対象としたその参考資料の正確性を省みることはしなかったのか?
アトピーを治そうとする米国の人々をミスリードしています。食べ物で改善でき
れば根本治癒に近いことであるのに、私は非常に残念であります。
いつこの文言が消えることになるのか注目致します。
44RON ◆FBCQ/jwzCk :2006/01/24(火) 13:38:21 ID:Atzdleat
>>43
それはあなたが以前、私に確認をお求めになった

http://life7.2ch.net/test/read.cgi/atopi/1126051393/624

> "同様に、長期間のコルチコステロイドの使用は皮膚組織外までひろがった
> 副作用に関連が無いという認識を支持するデータは欠いている。"
>
> つまり、ステロイド外用剤の長期使用の皮膚組織外への副作用については
> わからない、という内容だと考えます。いかがでしょうか?

という判断を下した基準とは首尾一貫していますから、矛盾していないのでは?
どちらも2004年版のアメリカのアトピー治療のガイドラインですよね?

ある箇所では公認された実験結果を基礎とし、別の箇所では未確認な情報を
基礎とするようでは、そもそもガイドラインとして成立しないでしょう?
45shirouto:2006/01/24(火) 15:31:49 ID:lBQAnJ2c
>>44
> 首尾一貫していますから、矛盾していないのでは?
矛盾していないと思います。

> どちらも2004年版のアメリカのアトピー治療のガイドラインですよね?
そうです。

> ある箇所では公認された実験結果を基礎とし、別の箇所では未確認な情報を
> 基礎とするようでは、そもそもガイドラインとして成立しないでしょう?
なるほどそうだと思います。

日本のガイドライン2004年改訂版の生活指導の節で食事については
「暴飲・暴食を避ける」とのみで、ゆとりがあります。
魚油について記載がなく、米国と同じではないので私はほっとしています。
46よっちゃん:2006/01/24(火) 16:06:47 ID:6DWvXwKV
完治法を書いてる病院があるよ
http://park17.wakwak.com/~taniguchi/
47shirouto:2006/01/25(水) 06:32:34 ID:OVCLWF0k
>>42 の論文の導入部に次の文言があります。この犬による必須脂肪酸を用い
た実験の背後には、このエイコサノイドを巡るメカニズムがあると考えます。

なお人間の食事に於いてこのメカニズムを働かせる為には、必須脂肪酸の
n-6 と n-3 の比率が特に重要であると私は考えます。というのは、日本人の
食事の現状では一般的に n-6 が過剰、n-3 が過少であると考えるからです。

> to direct fatty acid metabolism towards the production of
> less inflammatory eicosanoids.

「より少ない炎症性エイコサノイド(複数)の生成に脂肪酸代謝を導く事」
48shirouto
念のためですが >>42 の実験は犬のための犬を用いた食べ物の実験です。
人間の食事のための犬を用いた実験ではありません。愛犬家の方はご安心を。
これ以前に同趣旨の多くの実験が行われたそうですが研究設計の違いや欠陥で
結果は非常にばらついていたそうであります。12週間の長きにわたって実施し
なければ効果のあらわれないこの種の実験のむずかしさを象徴しております。
もっとも犬の実生活において12週間というのは決して長くはないでしょう。
尚ノルウェーと書きましたが、北欧の何ヵ国かも参加しておりました。