>>462 ビンゴ
全て、ネットと自身の体験に基づく素人仮説。
まだ完治してないし、間違ってるかもだが書いてみるよ。
病名:脂漏性湿疹(これと同じ原因なら以下の治療が劇的に効く)
症状:
皮膚が乾燥して、ぼろぼろ皮がめくれ、激しい痒みをともなう。
掻きすぎると、ただれ、症状が悪化する。
頭、顔、首、脇、股に症状が出やすい。
白癬菌等の特殊な菌類は確認されない。
原因:マラセチア・フルフル菌(またはそれに類する真菌)の異常増殖
マラセチア・フルフル菌は、常な皮膚に存在し、皮脂を好む常在菌で、カビ(真菌)の一種。
炎症誘発作用が極めて高く、なんらかの理由(環境や免疫の低下、遺伝的資質等)で
増殖した状態で、炎症を起こすと、その皮膚の奥でさらなる増殖と炎症を起こし、
ある程度以上、増殖すると、自然治癒や生活習慣の改善等では治らなくなる。
治療法:
強力なステロイド(またはそれに類する抗炎症薬)で短期的に炎症を抑えた上で、
抗真菌薬で一時的に完全に真菌を殺す。
治療期間は4週間(1ターンオーバー)から
2ヶ月(2、3ターンオーバー)だが、効果はすぐに現れる。
ステロイドは炎症が収まるまで、その後はずっと抗真菌薬のみで。
理想はステロイドは段階的に弱いのに切り替えることだが、高度な判断が必要。
炎症が治まってから、最低1ターンオーバー期間を経過しないと
菌が外部に出ないため、完治しない。
連続カキコできないなTT
〇なぜ皮がぼろぼろむけるのか?
体内に菌がいて、それを外部に押し出そうとするから。
皮のめくれる期間(正確には細胞が作られてから、垢となってはがれ落ちるまでの期間)
をターンオーバーといい、通常、2〜4週間かかるが、
体内に菌が入ると、免疫作用で、外部へ菌を押し出そうとして、
ターンオーバーが3,4日に短縮する。
結果、ぼろぼろ皮がめくれる状態になる。
特に陰嚢は皮膚が特殊であるため、経験上ターンオーバーが
極めて短くなると思われる。
〇なぜかきむしると駄目なのか?
真菌は、炎症した患部の奥で増殖し、さらなる炎症を誘発するため、
かきむしって炎症すると菌が増殖し、症状が広がり、悪化する。
また、菌が増えることで、ターンオーバーがより短くなり、
皮膚の内部がむき出し状態になり、ダメージを受けやすくなる。
〇ステロイドとはどういう薬か?
ステロイドは、炎症に必要な作用を強力にブロックし、炎症を抑える。
また、免疫を抑制することで、抗炎症作用を高める。
〇なぜステロイドだけで治らないのか?
問題は、免疫系の抑制にある。
単なる炎症の場合はステロイドでほぼ問題がなく完治するが、陰嚢湿疹の場合は真菌が問題になる。
免疫系が抑制されるため、外部へ菌を押し出す力が弱くなり、
皮膚のターンオーバーが正常になる変わりに、菌が内部残留する。
強力な抗炎症作用により、見た目、皮膚は正常な状態になるが、
ステロイドを止め、抗炎症作用が弱くなると、
免疫力が低下しているため、内部に残った菌や、皮膚の表面の菌で、
極めて簡単に炎症を起こし、元の状態に戻る。
また、使用すると長期的に免疫力が低下するため、接触による炎症で再感染したり、
他の部位にも感染症が発生したりする。
ステロイドで皮がぼろぼろめくれなくなるのは免疫不全状態で
あることを強く認識する必要がある。
〇なぜ抗真菌薬だけでは治らないのか?
真菌は炎症した皮膚の奥に逃げ込み、そこで増殖するので、
いくら表面に抗真菌薬を塗布しても皮膚の奥に逃げ込んだ真菌を
完全に殺せない。炎症し続ける限り、いくらターンオーバーしても、
内部に菌が増殖した状態になる。完治するためには炎症を抑えることが絶対に必須。
〇具体的にどの薬を使うのか。
まずは、ステロイドの陰嚢の吸収率を理解すること。
次に、ステロイドという薬を完全に理解すること。
その上で、短期勝負に、強いステロイドを利用すること。
また、長期的に免疫力が低下することに十分注意すること。
長期塗布は絶対にしないこと。
以上を踏まえて、市販だと、陰嚢には劇薬レベルであるが、
ベトネベートやフルコートクラスのステロイドを使用する方がよい。
弱いステロイドでは皮膚の奥の炎症が取れない可能性がある。
症状が出たのが最近で、軽い場合は、弱いステロイドでも良い。
ステロイド塗布開始から、2,3日で炎症が改善しない場合は、
別の理由なので、すぐ治療を止め、医者に行く方がいい。(白癬菌では免疫力低下で悪化する)
また、治療に失敗した場合も、以後、ステロイドの使用は止めるべきである。
で、抗真菌薬としては、マラセチア・フルフル菌であれば、
ケトコナゾールが劇的に効く。(感覚的にティーツリーよりもはるかに効く)
表皮のターンオーバー(皮のめくれる期間)が正常になることからも
菌が現象しているのが実感できる。
(ステでもターンオーバーは正常になるが、ステの場合、
菌は皮膚の奥に残っている状態で、ここら辺の見極めが難しい)
また、白癬菌(これを罹っているのは非常に稀なそうだが)による
湿疹にも効果抜群らしいので、どっちか迷っている人にも最適。
あと特に脱ステロイド期間は念入りに真菌を殺す。
この期間の真菌の殺しが甘いと、いずれ再発する。ここが一番重要。
ケトコナゾールとして自分が使ったのは、
通販で購入したニゾーラルシャンプー。
下記スレの456で日通代引きで1週間で届いた。
http://life4.2ch.net/test/read.cgi/hage/1083501427/l50 治したいなら、このスレの特に過去ログは必見。
〇予後
清潔に保つこと。
生活習慣を改善し、免疫力を高めること。
自身のバリア機能を高めるためにも、塗り薬は一切つけないこと。
〇トリビア
この菌の存在が特定されたのはエイズ患者の治療からだったらしい。
エイズ患者は免疫力が低下し、体中に脂漏性湿疹ができたが、
その原因が常在菌だったとか。
〇それでも治らない理由
アトピーは治りません。(というか治らないからアトピーです)
別の菌類が原因の病気も恐らく治りません。
ちなみに、自分は評判良いと噂の皮膚科医からは菌の可能性はなく、ただの皮膚炎といわれ、
弱いステロイドを処方された。なのに抗真菌治療が劇的に効いた。
陰嚢、竿、股、肛門全て赤くただれているか乾燥ボロボロ状態だったのが、
ニゾが感動的なぐらい効いて今は、痒みはまったくなく、
皮がすぐにめくれてボロボロになることもない。
ただ完治はしてない。
ステは最初に5日間使った。
このスレで有名なポリベビーもティーツリーも抗炎、抗菌成分どちらも
入ってるので、同じ効果が期待できるけど、自分にはどちらも効果が低いと感じた。
自分は病歴長かったのと以前に長期ステロイド塗布していたのが原因か。