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重要メモ編業務連絡:
【薬情報-非ステ外用薬】軟膏とクリームの使い分け by-名無しさん
軟膏とクリームの使い分けについての記載があったので
ご紹介します。
アトピーっ子を元気に育てる本
前東京逓信病院副院長・皮膚科部長
戸田 浄
軟膏をつけるのは、
ジクジクと汁が出ていたり
皮膚の表面(表皮)がはがれてグチャグチャになっているとか
赤いブツブツがあって今にも崩れそうと言う時です。
こういう状態の皮膚にクリームをつけると、
成分の乳化剤が刺激となり、余計に悪化させることがあります。
また、冬の乾燥しているときにクリーム基剤のものをつけると、
ピリピリと刺激を感じる事も。
皮膚をシットリとさせる油性の軟膏が適しています。
一方、クリームをつけていいのは、
ガサガサしていても、表皮そのものは完全に存在していて
崩れたり、ジクジクしていない所。
普通の皮膚と同じように乾燥しているものです。
どちらか迷ったら軟膏にしてください。
ジクジクした所にクリームをつけることのマイナス面は、
間違って軟膏をつけることの悪影響よりも、
ずっと大きいからからです。