37 :
きのことり ◆x82kzCWI7M :
ここは1さんがいない無人スレなのかな?
ここに書いておこう。薬物の「副作用」というものについてです...
薬物製造の歴史は自然のものから人体に有効な成分を抽出して使いやすい様に
加工してきたものである。「医者も知らないホルモンバランス」では人工の薬と
自然な物質についての違いについて一章を設けてある。
38 :
きのことり ◆x82kzCWI7M :02/11/20 21:48 ID:c3qj+Wvi
「アスピリンは柳やポプラなどのヤナギ属といわれる植物の中に発見される成分が原料に
なっている。アメリカ、欧州、アジアで、痛み、特に頭痛や関節痛に対して何世紀もの間
薬用に使われてきたのがヤナギ属の植物のお茶、チンキ、煎じ薬などである。
1800年代にアメリカでは一つの法律が制定されて、自然なものでないものだけが
特許の対象になり、これを薬として許可することになった。製薬会社が自然からとれる
薬を発見したとしても、これは誰でもその発見を商売にしてもいい。だから製薬会社は
自然な薬にはすぐに関心を持たなくなったのはいうまでもない。
だから今日では医薬品として価値のある植物を発見すれば、すぐにその「有効成分」を
分離し、これに手を加えるというやり方になっている。
そして手を加えて、新しく作った新しい分子構造のもので特許を取る。ヤナギ属の植物の
場合は、ドイツのバイエル社の研究者がアセチルサルチル酸を人工的に作り、これが
アスピリンになった。」
39 :
きのことり ◆x82kzCWI7M :02/11/20 21:49 ID:c3qj+Wvi
「アスピリンが素晴らしい薬だ、というのは確かだが。アメリカ人はこれを年間300億錠
も使っている。柳の皮なら、アスピリンの副作用はない。
アスピリンも非ステロイド系の抗炎症剤(NSAID類)もいろいろな副作用がある。副
作用のうち主なものは、胃に炎症を起こすことで これによる胃や小腸の出血で入院する
人は年間三万人、また6000人が命を落としている。アセトアミノフェンは肝臓にダメ
ージを与える。
しかし、アスピリンやアセトアミノフェンは簡単に手に入り広く使われている。
これに対し、ヤナギの皮は入手も難しいし使われていない。
人工的な薬を作ってきたこれまでの歴史が明らかにしているのは、植物の中から
いわゆる有効成分を分離して、自然の中にはない新物質を作るコトはほとんど
全ての場合、有害な副作用を作り出すことだったという事実である。」
40 :
きのことり ◆x82kzCWI7M :02/11/20 21:50 ID:c3qj+Wvi
「これに対し、植物をそのまま薬として使う場合には使い方さえ適切なら副作用を
生むことは滅多にない。自然は人間が人工の薬を造って、真似ても真似られない
知恵をもっている。何百万年という進化の過程の中で、人体の生化学システムは
自然な世界と非常に特別な相互関係を形作ってきた。人体は自然な物質をどうとり入れ
身体のエネルギー、維持、修復のためにどう使い、さらにそれを使い終わった後で
効率的に排出する方法を知っている。これに対し、人工のもので化学構造も自然な
ものとは違うホルモンも細胞中のレセプターに受け入れられてしまうが、これは
もともとの自然なホルモンがその意図で造られているのとは違うメッセージを
伝えたり、時には逆のメッセージを伝えたりする。このような働きが副作用と
呼ばれるものである。さらにこれらの人工のものは、正常な代謝にとって異物なので
体の外に上手く排出することもできない…」
41 :
きのことり ◆x82kzCWI7M :02/11/20 21:51 ID:c3qj+Wvi
ここで 注目すべきは人体の代謝にとって異物である、「特許を取るために
分子構造を変化させて造った医薬品」は体の外に排出する段階で 今日「副作用」
と呼ばれる現象を引き起こす,という点である。
この主張が本当のことであれば 自然なホルモンと呼ばれる「分子構造が人体のものと
同一なホルモン剤」は人体の代謝に上手くのって排出されるために 副作用を生じないと
いうことになる。だから私(きのことり)は自分の体で 現在必要と思われた自然なホル
モン剤(プロゲステロン)を使ってみたのだ。
使用2年を経過しているが支障はまったく感じていない。
私自身の経験では 自然なホルモンでは人工ホルモンにあるような不愉快さはない。
42 :
きのことり ◆x82kzCWI7M :02/11/20 21:52 ID:c3qj+Wvi
イーライリリー(伝統ある製薬会社の社長)は「副作用のない薬はない」、と断言し
今日までそのように信じられてきたが、本当は(製薬会社に利益を産む 分子構造を
変化させた医薬品に)「副作用のない薬はない」、ということではないだろうか?
もし 分子構造の違いが、副作用を生み出すか否かの違いだとすれば、製薬会社は人類に
対して万死に値する欺瞞を何十年も続けてきたことになる。
自然なホルモンなら 穏やかに効いて副作用なく症状が改善していく、というのが事実な
ら、製薬会社の利益のために人類は長い間症状と引き換えに 激烈な副作用に甘んじてき
たことになる。もしこれが本当のことなら、だ。