<アトピー>原因物質なくても発症する

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1名無しさん@まいぺ〜す
者ごとに異なるが、中にはアレルゲンが不明な患者や、血液中のIgE
の濃度が非常に低く、理論的にはアトピーにならないはずの患者がいて
、原因究明が課題だった。 中西教授らはIL18が、アレルゲンや
IgEとは無関係に肥満細胞を刺激することを発見。皮膚の細胞の中
でIL18が正常の50倍も出来るマウスを遺伝子操作で作って実験
したところ、アレルゲンのない無菌室で育てても、生後4カ月程度で
必ず重症のアトピーを発症した。遺伝子操作で体内にIgEが作られ
ない状態にしても同様で、逆にIL18を作る遺伝子を壊したマウス
は発症しなかった。 IL18は免疫について細胞の間で情報伝達を
担うたんぱく質で、正常なマウスの皮膚にもあるが、普通はあまり働
いていない。それが皮膚をかく、強い日光を浴びるなどの刺激で活性
化し、アレルゲンなしでアトピーを起こすと見られる。国内のアトピ
ー患者は約40万人、うちアレルゲン不明の患者は推定2〜3割。中
西教授は「特定のアレルゲンがない『自然発生型』のアトピーの存在
が初めて分かった。IL18の働きをコントロールできればより効果
的な治療法が開発できる可能性がある」と話している。 【奥野敦史】
(毎日新聞)
[8月7日3時21分更新]

2名無しさん@まいぺ〜す:02/08/07 07:44 ID:se3w5Y+x
3名無しさん@まいぺ〜す:02/08/07 07:45 ID:se3w5Y+x
かびやダニなどアレルギーの原因物質(アレルゲン)がなくても、
アトピー性皮膚炎が発症する仕組みを、兵庫医大の中西憲司教授(免疫学)
と三重大の水谷仁教授(皮膚科学)が動物実験で発見し、米国科学アカデミ
ー紀要で発表した。皮膚の細胞にインターロイキン18(IL18)というたんぱく質が増えると発症するという。治療法開発や、
アレルギー疾患が起きるメカニズムの解明につながりそうだ。

4名無しさん@まいぺ〜す:02/08/07 07:45 ID:se3w5Y+x
アトピー性皮膚炎は、アレルゲンと結合した免疫グロブリンE(IgE)
というたんぱく質が、肥満細胞にヒスタミンなどのかゆみを起こす物質を
作らせて起こるとされてきた。アレルゲンとなる物質は患者ごとに異なるが
、中にはアレルゲンが不明な患者や、血液中のIgEの濃度が非常に低く、
理論的にはアトピーにならないはずの患者がいて、原因究明が課題だった。
5名無しさん@まいぺ〜す:02/08/07 07:46 ID:se3w5Y+x
中西教授らはIL18が、アレルゲンやIgEとは無関係に
肥満細胞を刺激することを発見。皮膚の細胞の中でIL18が正常
の50倍も出来るマウスを遺伝子操作で作って実験したところ、
アレルゲンのない無菌室で育てても、生後4カ月程度で必ず重症の
アトピーを発症した。遺伝子操作で体内にIgEが作られない状態にしても同様で、
逆にIL18を作る遺伝子を壊したマウスは発症しなかった。
6名無しさん@まいぺ〜す
IL18は免疫について細胞の間で情報伝達を担うたんぱく質で、
正常なマウスの皮膚にもあるが、普通はあまり働いていない。
それが皮膚をかく、強い日光を浴びるなどの刺激で活性化し、
アレルゲンなしでアトピーを起こすと見られる。国内のアトピー患者は
約40万人、うちアレルゲン不明の患者は推定2〜3割。中西教授は
「特定のアレルゲンがない『自然発生型』のアトピーの存在が初めて
分かった。IL18の働きをコントロールできればより効果的な治療法
が開発できる可能性がある」と話している。 【奥野敦史】(毎日新聞)