川崎ステロイド裁判について議論しよう4!!

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719RON ◆FBCQ/jwzCk
アトピーだけじゃないと思うけど、病気ってのは症状が人によって千差万別だし、
その人が医療に何を求めるかさえも、人によって多種多様。

よって、何らかの明文化されたマニュアルや法令で、すべての症例に対する医療を
漏れなくカバー&制御することは、現実には不可能。
(もちろん、やれるところまではやるべき。)

やれるところまでやって、カバーし切れない部分は、現場の一人一人の医師が、
ひとつひとつの症例ごとに、適切に対応してカバーするしかない。

この「適切に対応」というのは、結局、医師の「職人技」に期待する、
ということであり、個々の医師がその職人技を会得するには、「経験の積み重ね」が必要。

「経験の積み重ね」を行うには、その医師が症例をこなすごとに、そこでその医師が
施した医療に対する「評価」をフィードバックすることが必要。
(そうでないと、どんな医療をやっても全部「うまくいった」と思い込むことが
 可能になってしまうから。)


・・・有効なフィードバックのシステムを検討すべし。
720RON ◆FBCQ/jwzCk :03/05/23 15:24 ID:dYyoz422
とにかく現在の医療は、患者が自分の受けた医療(内容も結果も)に
満足してなくても、その不満が医者に跳ね返って来ないシステムに
なっちゃってるからね。

患者は、自分が受けた医療よりももっとベターな医療が無かったのかどうかを
知る機会をあまり持てないし、もし自分の受けた医療がベストじゃないことが
わかっていても、近所に他の医者がいないから、というような現実的な理由で
選択肢も奪われている。

自分が罹っている病気の治療法として、どんなオプションがあるのか、どんな
メリット・デメリットがあるのか、というようなことを主治医の口からだけでなく
他の情報源からも知ることができれば、医者は自分が行う医療に客観性を持たさざるを
得なくなる。そうすれば、勝手な自己採点は許されなくなる。

最近注目され始めた、医療コーディネーターのような仕事は、そういう改善に有効だと思う。