★ 核廃棄物の最終処分地

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313事情通
>でだ、最大の疑問は、いったいここまで何を議論してきたのか、ということだ。
>結局、ここにいたって事情通氏の主張は、
>
>理由:放射能比0.95〜1.1あたりでばらついている。(ゆえに)
>結論:この測定では放射平衡から地層の長期安定性を示すことは困難。

その通り。さらに言うならば、将来候補地を決めるときに、あの程度の
測定で「長期安定性」を示されても困るということだ。

>でだ、事情通氏が、「測定誤差は認めん」という主張ならば、

測定誤差のことは承知している。例の図で、放射能比1のポイントを含む
エラーバーを描いていれば逃げ道はあったのかもしれないが。
しかし、この手の議論では、測定誤差を含めてもなおかつ成り立つ論理の
組み立てをしなければならないのは当然だ。
最初から測定誤差に頼るとは、いったい何を主張したいのか。

まあ、本来なら化学的性質の大きく異なる核種や長寿命核種の放射「非」平衡を
複数の手段で観測して「100万年以上安定」などを論じれば良かったのだが、
ウラン・トリウムの系でしか測定しなかった(少なくとも公表されている分は)
ツケがここに現れているわけだ。