★ 核廃棄物の最終処分地

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207観察者
観察していると多少疲れる。
出所の違う資料から/ウランとトリウムの溶解度について:簡単に
http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/bbs/special/sience_of_hotspring/sience_of_hotspring_4-6.htm
トリウムはラドン(文中の表現ではトロン)に壊変するまでは水溶性を持たない。
ウランは水溶性化合物を形成する。
>先の表-1でみると、地球物質中の存在量は、トリウムのほうが
>ウランよりも4倍強も多いですね。ということはラジウム温泉や
>ラドン温泉よりも、トロン温泉のほうが出来やすいんじゃないかと
>思っちゃいますが、実際にはトロン温泉というのはあんまり聞きません。
>その理由は、トリウムの崩壊系列ではトロンより前に水溶性の元素が
>できないっていうところにあります。ウラン系列ではウラン自身や
>ラジウムが水溶性なので、岩石から温泉水に溶解して濃集してきますが、
>トリウム系列では源の岩石にとどまったまま崩壊がすすんでいくので、
>温泉水での含有量がずっと低くなってしまうのです。

議論の流れを見ていると、持って来る方向性も気持ちも分かるような気もするが、
放射平衡はその岩石を含む地層の安定性についてある程度計る指標にはなるだろう。

放射平衡は火成岩が出来た年代や、堆積岩中の様々な物質の移動を調べるのにも使われる
手法で、近年の質量分析器の精度向上で、その解析レベルも随分上がっているようだ。
ウランとトリウムを指標に選んでいるのも、ウランと、その崩壊で出来るトリウムの間に
化学的性質の相違があり、溶解と析出が起きた時にウランの方が溶け易く、
変化を探知しやすいからだろう。
(ウランが鉛まで壊変するのには長い時間が掛かる)

反対意見:
批判的資料を引きたいのなら、ここにある。
http://www.cnic.or.jp/news/topics/waste/critique/index.html
さてね。