★ 核廃棄物の最終処分地

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>>164&事情通氏
>1 [g/l]のNaCl水溶液100mlがあります。
>このうち90mlを捨てました。
>残りの10mlのNaClの濃度は?
>こういうことでしょ。

残念ながら、全く違う話だ。(笑)
まあ、無理してこの手の話と関連づけるならば、

『1 [g/l]のNaCl水溶液100mlがあります。このうち90mlの水と、NaCl 0.95gとを分離して捨てました。残りの10mlの水溶液の濃度は捨てる前と同じですか?』
と言ったところか。

つまりだ、核種A→B→Cと壊変していく場合に、
『核種A,B,Cが同一の割合で地下水に溶解し、地下水流動で流れ去ってしまう』
という発想がおかしい。

もし、地下水による核種ABCの移動があった場合には、核種ABC間の特性や、地質環境の雰囲気により、流れ行く各地点で溶解や濃縮を繰り返していくはずだ。
その場合、当然に各地点で放射非平衡の状況ができるはずだ。しかし、東濃ではそのような放射非平衡が認めなれない、と言っているのだよ。

このことは、事情通氏自身が挙げた資料HPにもはっきりと書いてある。
例の、いつものパターンというわけだ。(笑)
つまり、自分自身で資料を挙げておきながら、肝心な点を見逃すか、読まないか、読んでも理解できないというパターンだ。

『一方、ウラン系列核種の選択的な溶脱や濃集により、娘核種ごとに放射能強度が異なる状況を放射非平衡であるという。』
『ウラン系核種の放射非平衡調査を行い、構成鉱物中の過去170万年間におけるウラン系列核種の選択的な移行挙動の違いを測定、把握した。』