>>161 ■アスベストの8割以上が建材
▽屋根や壁のスレート材 ▽鉄鋼への吹きつけ材 ▽タイルなどの床材 ▽配管の保温材
今も建物の中に残ったまま
▽鉄骨・鉄筋コンクリート建造物…約280万棟
▽鉄骨・鉄筋コンクリート建造物の解体補修…2005年頃から増加し、『2030年には高度経済成長期に造られた建物の解体補修がピークになり、2010年の2倍・10万件に』
■アスベストの飛散防止へ
◆大気汚染防止法の改正案[環境省]
▽解体時の自治体への届け出義務…(安く早く終わらせようと、届け出しない場合がある)解体業者 →発注者に変更
▽アスベストを含むか事前調査…新たに義務付け
▽自治体の立ち入り調査…対象拡大。届け出が無くても可能に
◆さらに踏み込んだ対策をすべき
▽解体業者の資格・登制度
▽罰則強化…最高でも50万円の罰金は甘い
▽『周辺住民への説明義務付け…行政の監視だけでは限界があるため、住民への説明義務を科すことで、監視の目を強める』
▽環境省、厚労省、国交省というアスベスト対策の縦割りを改める
■参考
◆アスベスト被害 拡大の危機[時論公論 2013年05月08日]
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/ ■中皮腫とは
中皮腫は、肺、心臓、胃腸などの臓器の表面を覆う胸膜、心膜、腹膜といった膜(中皮)にできる悪性の腫瘍。胸膜にできる胸膜中皮腫が7〜8割を占める。
難治性がんの代表で、早期に発見でき手術で取り切ることができたまれなケースを除き、完治する症例はわずか。
今、この中皮腫が全国で急増。
◆発癌性 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BA%E7%99%8C%E6%80%A7 ●発がんの機構
また、慢性肝炎からのがん化や、DNA損傷に起因しない発がん機構をもち、いずれも長期間にわたる炎症反応ががん化を誘導するとされている。
『アスベスト吸入やたばこの喫煙による肺癌』の発病などは、
これらに含まれる微細な亜鉄が肺に入り形成される「フェリチン」というたんぱく質が、
『大気中などにある放射性物質ラジウムを集めて蓄積させ強力な内部被ばくが起きる事が原因』と解明されている。
(日本学士院発行の自然科学系英文学術誌に論文掲載)
>>162 ■カーボンナノチューブとアスベスト
◆Dr.中川のがんの時代を暮らす:/58 夢の新素材に警鐘も[毎日新聞 2012年11月19日]
私たちの身体には、異物が侵入しても排除する能力がありますが、『アスベストの繊維のように、極めて細い物質の処理は苦手で、「細長くて丈夫」というアスベスト繊維の特徴が発がんの原因と考えられています』。
『夢の新素材と言われる「カーボンナノチューブ」も似たような構造を持つため、一部の専門家はその危険性に警鐘を鳴らし始めています』。
■各国の政策決定・不作為が、国民の健康に大きな差をもたらした
◆Dr.中川のがんの時代を暮らす:/57 発症にタイムラグ[毎日新聞 2012年11月05日]
『欧米では、アスベストの使用禁止が遅れた英国で、日本同様の増加傾向が続いていますが、
米国、スウェーデン、オーストラリア、ニュージーランドなど多くの国においては、90年代をピークに減少傾向に転じています』。
喫煙も放射線被ばくもそうですが、発がんの危険因子にさらされても、すぐにがんができるわけではありません。
たった一つのがん細胞がわずか1センチになるには20年といった長い時間がかかりますから、
『環境中に存在する発がん物質の量のピークと、それが原因となるがんの患者数のピークにはタイムラグが生じます』。
『米国では禁煙キャンペーンが功を奏し、60年代以降に喫煙率が下がり始めましたが、肺がんの減少が確認できるようになったのは90年代になってからでした』。
たばこと同様、中皮腫もアスベストを吸入する量と期間が長いほど発症しやすくなります。
さらに、アスベストを吸ってから、がんが見つかるまでの時間が特に長いことが特徴です。最長約60年、平均でも約40年かかります。
アスベストの危険性が明らかになった早い時点で、政府が対策をとった国では中皮腫が減る一方、日本では今後10年は増加が予想されます。
中皮腫が完治する可能性は非常に低いわけですから、アスベストの使用を禁止するしか、中皮腫による死亡を減らすことはできません。
『各国の政策決定が、国民の健康に大きな差をもたらした典型的な事例だと思います』。
>>163 ■「国が適切な権限を行使しなかった」違法性・国の不作為を、初めて断罪した画期的な判決。国による全面的な救済への大きな第一歩。
これまで、「工場」の元作業員などが勝訴したことはあるが、「建設現場」の元作業員が勝訴したのは、これが初めて。
◆アスベスト訴訟:国は10億円賠償、メーカー責任は否定[毎日新聞 2012/12/05]
http://mainichi.jp/select/news/20121206k0000m040042000c.html 建設現場でアスベスト(石綿)による健康被害を受けたとして東京、埼玉、千葉の元建設作業員308人(うち199人死亡)について、
本人と遺族計337人が国と建材メーカー42社に慰謝料など総額約120億円の賠償を求めた訴訟で、
東京地裁は5日、国の責任を一部認め総額約10億6000万円の支払いを命じた。
メーカーの責任は否定した。
石綿被害で国の責任を認めた判決は大阪の石綿紡織工場元従業員による集団訴訟の1審であるが、元建設作業員による訴訟では初めて。
始関(しせき)正光裁判長は「国の規制措置は全体として実効性を欠き不十分」と指摘。
メーカーや事業者について「何の責任も負わなくていいのかとの疑問があるが立法政策の問題。血税で被害の一部を補てんすることを踏まえ、立法府と関係当局に真剣な検討を望む」と述べた。
『判決は、石綿の危険性が医学的に確立した時期について、国際労働機関が発がん性を明言した72年と認定』。
『78年の専門家による国への報告書などから「79年には石綿関連疾患の患者が今後発生・増大することは容易に予見できた』。
『遅くとも81年1月時点で防じんマスク着用を罰則付きで義務化するなどの規制を行う義務を負っていたのに怠った」と国の不作為を指摘した』。
その上で、同年以降に屋内で作業に従事し肺がんや中皮腫になった元作業員158人について、遺族を含む計170人に賠償を認めた。
このうち吹きつけ工については、国の庁舎工事での石綿吹きつけが禁止された後の74年以降を賠償対象とした。
『労働安全衛生法上、労働者に当たらないとされる個人事業主の請求は認めなかった』。
>>164 ◆アスベスト被害、国の責任再び認定 泉南訴訟で大阪高裁[朝日新聞 2013年12月25日]
http://www.asahi.com/articles/ASF0OSK201312250016.html ■大阪府南部の泉南地域のアスベスト(石綿)健康被害をめぐる集団訴訟の第2陣(被害者33人)の控訴審判決が25日、大阪高裁であった。
山下郁夫裁判長は一審・大阪地裁判決に続いて国の規制の不備を認め、石綿関連工場の元従業員らに慰謝料などを支払うよう国に命じた。原告側は約7億円の支払いを求めていた。
■石綿をめぐっては、他の地域でも元作業員らが国などを相手取って損害賠償を求める訴訟を起こしているが、
『厚生労働省によると高裁レベルで国の責任を認める判決は初めて』。
別の裁判官が審理した第1陣(被害者26人)の控訴審で大阪高裁は2011年8月、国の責任を否定して原告側逆転敗訴の判決を言い渡しており、『高裁で判断が分かれたことで、最高裁で審理されている1陣訴訟への影響が注目される』。
■判決は、1958年ごろには石綿粉じんの吸引などにより石綿肺が発症するとの医学的知見が確立されつつあったと指摘。
『昨年3月の一審判決に続き、1971年までに石綿粉じんを除去する排気装置の設置を罰則付きで義務づけなかったのは「著しく合理性を欠き、違法だ」と国の責任を認めた』。
『また工場内の石綿粉じんの濃度規制については、88年まで学会の勧告値に従わなかった点を「遅きに失した」とし、適法とした一審判決を覆した』。
『これらを踏まえ、一審が「3分の1」とした国の賠償責任についてさらに踏み込み、「2分の1」とした』。
■原告、弁護団などの声明や、判決骨子・要旨
◆本日、泉南アスベスト国賠訴訟(2陣)の控訴審判決が言い渡されました。 - 大阪泉南地域のアスベスト国家賠償訴訟を勝たせる会
http://www.asbestos-osaka1.sakura.ne.jp/kataseru/supporter/post-127.html
>>164 ■大阪・泉南アスベスト国賠訴訟 第2陣、大阪高裁で勝利判決
「産業発展のためなら、国民の生命・健康が破壊されても仕方がない」「命や健康よりも、産業発展が優先する」と言わんばかりの、第1陣の高裁不当判決を乗り越えて勝訴した意義は大きい。
◆アスベスト被害、国の責任再び認定 泉南訴訟で大阪高裁[朝日新聞 2013年12月25日]
http://www.asahi.com/articles/ASF0OSK201312250016.html ■大阪府南部の泉南地域のアスベスト(石綿)健康被害をめぐる集団訴訟の第2陣(被害者33人)の控訴審判決が25日、大阪高裁であった。
山下郁夫裁判長は一審・大阪地裁判決に続いて国の規制の不備を認め、石綿関連工場の元従業員らに慰謝料などを支払うよう国に命じた。原告側は約7億円の支払いを求めていた。
■石綿をめぐっては、他の地域でも元作業員らが国などを相手取って損害賠償を求める訴訟を起こしているが、
『厚生労働省によると高裁レベルで国の責任を認める判決は初めて』。
別の裁判官が審理した第1陣(被害者26人)の控訴審で大阪高裁は2011年8月、国の責任を否定して原告側逆転敗訴の判決を言い渡しており、『高裁で判断が分かれたことで、最高裁で審理されている1陣訴訟への影響が注目される』。
■判決は、1958年ごろには石綿粉じんの吸引などにより石綿肺が発症するとの医学的知見が確立されつつあったと指摘。
『昨年3月の一審判決に続き、1971年までに石綿粉じんを除去する排気装置の設置を罰則付きで義務づけなかったのは「著しく合理性を欠き、違法だ」と国の責任を認めた』。
『また工場内の石綿粉じんの濃度規制については、88年まで学会の勧告値に従わなかった点を「遅きに失した」とし、適法とした一審判決を覆した』。
『これらを踏まえ、一審が「3分の1」とした国の賠償責任についてさらに踏み込み、「2分の1」とした』。
■原告、弁護団などの声明や、判決骨子・要旨
◆本日、泉南アスベスト国賠訴訟(2陣)の控訴審判決が言い渡されました。 - 大阪泉南地域のアスベスト国家賠償訴訟を勝たせる会
http://www.asbestos-osaka1.sakura.ne.jp/kataseru/supporter/post-127.html
>>166 ★大阪・泉南アスベスト国家賠償訴訟
『国は70年以上前(1937年)から、泉南地域の石綿工場の労働衛星調査によって、アスベストの深刻な実態被害を把握し、報告書では医師らが「法的取締り」の必要性を警告していた』。
しかし、アスベストの経済的有用性を優先し、規制や対策を怠った。
また、国は、深刻な被害実態や発がん性など、石綿の危険性情報を積極的に公表しなかった。
じん肺法が制定された1960年には、局所排気装置の設置を義務づけることが必要かつ可能であったにもかかわらず、それを義務付けなかった。
それが義務づけられた1972年以降も、測定結果の報告義務付け等を行わなかった。
◆アスベスト国賠訴訟の成果と課題−泉南アスベスト訴訟を中心として 弁護士 村松昭夫
http://greenaccess.law.osaka-u.ac.jp/wp-content/uploads/2013/04/20jp_muramatsu.pdf ■大阪・泉南アスベスト国賠訴訟とは
●ア アスベスト被害の原点
泉南地域大阪・泉南地域は、100年間にわたって、石綿原料と綿を混ぜ合わせて、石綿糸や石綿布などをつくる石綿紡織業の全国一の集積地だった。
戦前は軍艦などの軍需産業を、戦後は自動車や造船など高度経済成長期の基幹産業を下支えした。
工場内はもちろん工場の外までがアスベストが飛散し、戦前から現在まで、工場労働者だけでなく、家族ぐるみ、地域ぐるみのアスベスト被害が広がった。
●イ 凄まじい石綿被害の実態
『国は、実に70年以上も前の1937年から、自ら泉南地域を中心とする石綿工場の労働実態調査(内務省保険院による「保険院調査」)を実施し、深刻な石綿被害の実態を詳細に把握していた』。
『報告書では、調査に参加した医師らが「特に法的取締りを要することは勿論である」として、緊急対策の必要性を警告していた』。
戦後も国が関与した調査が繰り返し実施され、その都度、深刻な被害発生と対策の必要性が指摘されていた。
いずれの調査でも、石綿肺罹患率は全体で10%以上、勤続3年以上では約30%、勤続20年以上では80〜100%という極めて高い罹患率が報告されていた。それほど、泉南地域の石綿被害は深刻だった。
168 :
名無電力14001:2013/12/28(土) 01:51:45.13
三菱自動車の東京地裁の公判では、和解勧告がでたらしい
三菱側は報道されたくないから、金払う気マンマンなのか
企業責任を徹底的に追及すればいいのに
169 :
名無電力14001:2013/12/28(土) 01:53:34.22
トヨタもあとに続くぞ。お〜!!!
170 :
名無電力14001:2013/12/28(土) 01:55:32.18
300人殺してるからな自動車は。
経産省の自動車担当は誰だよ
171 :
名無電力14001:2013/12/30(月) 02:57:20.51
自動車、マスコミが報道しないのがひどいな
そんなに広告が大事なのか・・・
マツダも30人も死んでるのな
一面トップでスクープ報道しろよ!
172 :
名無電力14001:2014/01/04(土) 06:00:33.30
自動車の広告があるかぎり、マスコミは手をつけないと思うよ
173 :
名無電力14001:2014/01/05(日) 23:43:06.83
泉南勝利で、今年は報道増えるかも
>>167 ★中国人強制連行
■参考
◆終戦企画 あの日を遺す 第3回「“語られない”中国人労働の実態」[SBS 2012/08/13]
■番組では2012年6月、浜松市天竜区の古河鉱業の久根(くね)鉱山で働いていた人達を、今でも苦しめるじん肺問題を取り上げた。
その直後に、浜松市に住むという男性から1本の電話。知らされたのは、久根鉱山の直ぐ側にある日本鉱業の峰之沢(みねのさわ)鉱山で、戦時中、中国人の強制労働があったということ。
過酷な条件下で日本のために働きながら、今、忘れされようとしている鉱山での外国人労働者の実態に迫った。
■鉱山で起きた悲劇、その場所は今…
浜松市天竜区龍山町の旧峰之沢鉱山。銅の採掘で栄えたこの町で、戦時中、外国人が強制労働をさせられていたと電話の男性は話した。真偽を確かめるため、鉱山の跡地を訪ねた。
◆アナ「あっ、あちらに古い建物が2棟見えてきました。ツタが絡まって緑に覆われてしまっています」
日本鉱業・旧峰之沢鉱山、労働者達の社宅だった建物。かつては、こうした社宅が何棟も建ち並び、1万人以上が住んでいた。
峰之沢鉱山は明治時代から銅の採掘で栄え、夜通し煌々と照る灯りは「北遠(遠州の北)の熱海」と呼ばれた。
しかし、昭和44年、鉱石の枯渇を理由に閉山。今は、この建物が残るのみ。
電話の男性が言う外国人も、“ここに”住んでいたのだろうか?
近くに住む人を訪ねてみた。
◆MKさん「杉林になっている、そこが《収容所》だった。(アナ:収容所っていうのは何ですか?)捕虜収容所。(アナ:捕虜?)うん。捕虜になって来ているわけだからね、強制労働のために」
男性が小学1年生だった昭和20年、畑の一角に塀で囲まれた平屋があり、外国人が住んでいたという。
「ヒイヒイジャンジャン、ヒイザトエ、そんな風な私は聞いた」、聞こえてきた歌は中国語だった。
■鉱山に埋もれた事実、戦時中の中国人労働
収容所があったという場所。「この平らに区画が全部、塀で囲われていたと?」「私の記憶だとね。上(二階)があったかどうか定かじゃないけどね」
捕虜の中国人…そして収容所…、彼らは“戦争で捕らわれた兵隊”だったのだろうか?
>>174 別の手掛かりが、近くの寺「妙蓮寺(浜松市天竜区龍山町)」にあった。
◆住職「その時の鉱山の中国人の、連れて来られた方の資料が残っております」
この中に、鉱山で人事係をしていた男性の手記「中国人労務者問題見聞録(著作:清水)」を見付けた。そこには、中国人が鉱山へ来た理由が書かれていた。
◆手記「我が国の軍需産業の労働力が減退気味のため、200名を連れて来る事とした」
日中戦争(1937年〜)が始まると、日本は戦地へ兵隊を次々に送り出す一方、国内の労働力を補うため、占領地の中国と朝鮮に目を付け、人員を集めた。
峰之沢鉱山にも、中国で《人集め》をする業者が、197人を連れて来たという。
◆手記「出稼ぎに行くんだという決心して乗船してきたと思われる」
多くは、貧しい農家の若者達だった。
しかし、彼らが峰之沢鉱山に向かう様子を見たという、この男性は「出稼ぎ」という雰囲気ではなかったと言う。
◆三室英一さん「トラックに50人乗っていたか、もっと詰められていたか、2台は行った。『自動車から飛び降りたらいけないから、縛られていると思った』」
『中には、15歳、16歳の少年もいて、誰一人、着替えや手荷物を持っていなかった』と言う。
さらには、手記には、こうも綴られていた。
◆『業者が人集めのため、時には通行中の人を無理矢理、連行して、護衛付きの宿舎に監禁して連れて来た』
森の奥に、鉱山の入り口が遺されていた。中国人は、ここに強制的に連れて来られたのだろうか?
鉱山を経営していた企業は、こう答えた――。
◆「中国人は働いていたが、資料が残っていないため、詳しい事はわからない」
中国人がいた事は確認できたものの、その詳しい経緯を知る事は出来なかった。
当時の鉱山は環境が悪く、多くの労働者達は粉塵を吸い込み、《じん肺》という肺の病気にかかった。
▽じん肺…呼吸困難になり、血を吐いて、死に至ることもある
峰之沢鉱山で働いていたこの男性も、じん肺患者。連られて来た中国人も、同じ条件で働いていたはずだ。
◆MMさん「坑内で作業をやったとなると、埃を吸うんで、(中国人も)じん肺になっていると言えると思う」
>>175 この男性も、中国人達の悲惨な労働環境について伝え聞いていた。
◆(最初とは別の)MKさん「ご飯を食べさせない。それで、どんどん働けと。
(アナ:当時の村の人は、中国人が連れて来られた事に関しては?)言えない、そんな事。自分らのやった事が正しくない、人間の道ではないから、言えない」
語り継がられない、中国人労働者の事実。当時を知る人の記憶を最後に、消え去ってしまうのか?
鉱山の様子が書かれた手記が残る寺。墓地には、ひっそりと慰霊碑「中国人 殉難慰霊碑」が建っていた。
そこには、重労働のうえ劣悪な環境と栄養失調で、中国人81人が亡くなったという手記の内容が記されていた。唯一、当時の様子を伝える、手記と慰霊碑。
住職は、これらをこの場所で守り伝えたいと話す。
◆住職「強制連行で労働させられて亡くなった事は、学校でも教えない。年に1回ではありますが、慰霊祭を行なって、これを続けていくことで、この歴史を風化させない」
手記の最後の記述――
◆「脱走が3、4回あったが、逃走者の言う事が全員同じで、『太陽の沈む方向に歩いて行けば必ず自国(中国)に着く』と話していた」
若き中国人は、故郷の空、そして家族を想いながら、死んでいったのだろうか?消えようとしている負の歴史にも、私達は向き合い、語り継いでいかなければならない。
■『当時、日本に強制連行された中国人は3万8935人、うち静岡県内に連行された中国人は1260人と言われている』。
177 :
名無電力14001:2014/01/10(金) 10:24:32.90
これは初めて聞いたが、
中国からの出稼ぎでも朝鮮人の動員でもなく、強制連行なのか?
よくわからないのは、占領地区の中国人兵士が捕虜となり内地に連行されるはずはないから
兵士じゃないよね。
最初は軍や国の計画の元、民間企業の募集に参加した出稼ぎで、途中から監視付きの強制労働に
変化していったのでは?まあ、実態が強制労働なら、雇用契約でも同じだけどね。
こういうのは、右派と左派で、解釈がかなり幅があるからなぁ
でも、粉塵公害被害者という意味では、連行外人も補償対象になるべきだろうなぁ
178 :
名無電力14001:2014/01/17(金) 05:57:08.31
友人の父も最近肺がんになったが、仕事でアスベストを扱っていたらしい。
でも、会社が消滅しているので、労災申請が大変そう
受理されれば、1000万円はいくだろう
179 :
名無電力14001:2014/01/20(月) 09:12:59.34
マツダがやばいというのは、ここですか
180 :
名無電力14001:2014/01/26(日) 07:45:40.86
いや、マツダだけじゃなく、国産車みんな危険
1993年以前の車は、ブレーキにアスベスト使いまくり
完全禁止は、2013年
昨年のことだ〜〜〜〜〜え〜〜〜〜!
181 :
名無電力14001:2014/01/31(金) 13:06:14.35
>>172 マスコミのスルーっぷりはひどいな
原発並みのタブーか
182 :
名無電力14001:2014/02/08(土) 08:37:40.03
三菱は2000万で解決したらしい
183 :
名無電力14001:2014/02/11(火) 13:59:16.89
昭和40年代に建てられた校舎の屋根裏って、やっぱり吹き付けアスベストですか?
ずっと雨漏りしていた天井が破けて剥がれて、
グレーのフェルト状が垂れ下がったままで一ヶ月ほどそのままだった。
どのくらい吸ったのかなぁ
■黙殺された野村総研の『テレビを消せばエアコンの1.7倍節電』報告
http://www.news-postseven.com/archives/20110810_28053.html 「こまめに電灯を消そう」「エアコンの設定温度を28度に」
テレビのワイドショーでは、様々な節電方法が連日紹介されている。その一方で、黙殺され続けている
「一番効果的な節電方法」がある。それはズバリ「テレビを消すこと」だ。
興味深いデータがある。野村総合研究所が4月15日に発表した『家庭における節電対策の推進』なるレポート。
注目したいのは「主な節電対策を講じた場合の1軒あたりの期待節電量」という試算だ。
これによれば、エアコン1台を止めることで期待できる節電効果(1時間あたりの消費電力)は130ワット。
一方、液晶テレビを1台消すと220ワットとなる。単純に比較しても、テレビを消す節電効果は、エアコンの約1.7倍にもなるということだ。
この夏、エアコンを使わずに熱中症で亡くなる人が続出しているにもかかわらず
「テレビを消す」という選択肢を国民に知らせないテレビ局は社会の公器といえるのか。
自分たちにとって「不都合な真実」を隠しつつ、今日もテレビはつまらない番組を垂れ流し続けている。
■新聞購読を止めてみる?年間約5万円の節約に
なんとなくダラダラと購読し続けてしまう新聞・・・テレビ欄やスポーツ欄くらいは見るし、近くのお店の
チラシは入っているし、たまには興味のある特集記事が掲載されていたり・・・
「契約の更新のときも、なんとなくサインしてしまっていませんか?」
メジャーな全国紙を朝刊・夕刊のセットで購読すると「月額約4,000円、年間で5万円近い出費」となります。
また、毎日出る読み終わった新聞をまとめて捨てるのも意外と小さな手間に。さあ、思い切って新聞購読を止めてみませんか?
「浮いたお金と時間を、より有効的に活用」することで、人生が変わるかもしれません。
★原爆の《死の灰》による内部被曝…成分はα線を出すプルトニウム。60年経っても続く
◆死の灰「内部被曝」の確認 長崎大学・七條和子助教授[NHK 2009年6月]
◆60年経っても死んだ細胞の中で出し続ける放射線
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-495.html ◆内部被曝とは?(その2)―"死の灰"の放射線 世界初の確認 クマのプーさん ブログ
http://blog.livedoor.jp/amaki_fan/archives/51980543.html ■『原爆投下で生みだされた大量の「死の灰」。
これが原爆投下から60年以上たった今でも細胞の中で放射線を出し続け、内部被曝の原因となっている』様子を、長崎大学の研究グループが世界で初めて確認した。
被爆者は、一般に強い放射線を浴びたことによる外部被爆が問題とされる。
『今回、放射性物質を体内に取り込んだことによる内部被曝もまた、確実に起きていることが明らかにされた』。
『さらに重大なのは、放射線の分析からこの「死の灰」の成分が、原爆の原料であるプルトニウムである、と確認されたことだ』。
半減期が何万年にも及ぶプルトニウムを環境中に放出することが、どれほど危険なのかを物語っている。
■ちなみに、原発もまた、ウランを燃やして「死の灰」を作る。
100万キロワットの原発は、1年間稼動すると1トンのウランを燃やす。
広島に投下された原爆は、約1キログラムのウランが燃えたものだが、原発1基が1年間稼働すれば、それを1000倍するほどの大量の「死の灰」を出すわけだ。
1986年4月26日、旧ソ連のチェルノブイリ原発で起きた重大事故では、広島原爆約800発分の「死の灰」が環境中に放出された。
>>185 ★中皮腫の直接の原因…アスベストの尖った繊維形状が直接の原因ではなく、アスベストがラジウムを蓄積濃縮させホットスポットができ、そのα線による内部被曝が原因?
◆中皮種 原因はα放射線による内部被曝 アスベスト暴露はきっかけ れんげ通信
http://rengetushin.at.webry.info/200907/article_8.html ■2009年7月27日、アスベスト(石綿)吸入による中皮腫や喫煙などによる肺がんが起こる仕組みを、岡山大の中村栄三・地球物質科学研究センター長らの研究チームが解明した。
■『放射性物質のラジウムは食物にごくわずかに含まれ、通常は体外に排出される。
だが、タンパク質の塊(フェリチニン)に取り込まれると排出されず、肺にラジウムが蓄積濃縮され“ホットスポット”ができ、非常に強い局所的な内部被曝が起き、肺組織の遺伝子を損傷させてがんができる』
と考えられるという。
悪性中皮腫や肺がんの原因のうち、『アスベストはとがった繊維の形状が、がん発症に関与すると考えられてきたが、
実際の発病の仕組みは分かっていなかった』。
■石綿やたばこ、粉じんに含まれる鉄が肺に入ると、鉄を含む「フェリチン」というたんぱく質が形成される。
フェリチンは、大気中などにある放射性物質ラジウムを集めて蓄積させ、がんを引き起こすという。
これまで、石綿を吸入すると肺にフェリチンが形成されることが知られていた。
■研究チームは形成過程を突き止めるため、中皮腫や肺がん患者の手術後の肺切片を詳しく調べた。
すると、6人の中皮腫患者のフェリチンからバリウム、鉛、カドミウムなどの重金属が検出された。中でもラジウムは海水中の100万〜1000万倍に相当する高濃度だった。
肺がん患者6人でも同様の傾向がみられた。5人の患者の肺からは鉄分が多い青石綿と茶石綿を検出。
もう1人は石綿はほとんどなかったが喫煙者で、たばこにも鉄が含まれることから、過剰な鉄分が肺でフェリチンを沈着させて固まりを成長させ、ラジウムが蓄積するのではないかとみている。
187 :
名無電力14001:2014/04/19(土) 00:33:35.78
188 :
名無電力14001:2014/05/06(火) 09:01:11.24
小学校の体育館の鉄骨からモコモコがよく落ちてきていました
肌に触るとチクチクするモコモコでした
吹き付けアスベストだったのでしょうね
>>187 これで社労士ってスゲー感覚だな
てか労災制度を正しく理解してるのか?
>(1)理科の実験程度で…石綿被害だって?
この社労士はどの程度なら労災という認識なんだろう
>(2)それなら全国の理科の教師は、アスベストで労災死するんですか?
中皮腫とアスベストの関係及び発症率、それらと労災との関係
全然理解できてないようなコメントでびっくり
アスベスト問題を追いかけているSBSなどについて、書き起こして貼っていた者だが、なぜかBBM規制くらったから、もう書き込んで情報提供ができない。
今は、BBMなどBBシーリズが止まっているから、書き込みできた。
肺ガンにラヂウム温泉は効かないってこと?
192 :
名無電力14001:2014/05/17(土) 19:15:23.85
ラジウムで健康増進するなんて考えは妄想。
ラジウムで死んだ奴はいても、健康増進した奴はいない。
ガンの治療に放射線が使われるが、これは皮を切らせて肉を切り
肉を切らせて骨を断つ捨て身の手段。
正常細胞は癌細胞より遥かに数が多いから、癌細胞とともに
正常細胞が多数死んでも、人体は生き残れる。
一種の特攻攻撃。
193 :
名無電力14001:2014/07/28(月) 14:56:34.54
■まとめ
>>154-160 ◆じん肺に倒れた鉱山労働者たち ◆死の棘(とげ)〜じん肺と闘い続ける医師〜 ◆アスベストと震災 ◆労災認定の難しさ
>>161-162 ◆アスベストとは…クボタ・ショック
>>163 ◆カーボンナノチューブとアスベスト ◆各国の政策決定・不作為が、国民の健康に大きな差をもたらした
>>164 ◆「工場」ではなく「建設現場」の元作業員が初めて勝訴
>>166-167 ◆大阪・泉南アスベスト国家賠償訴訟
『国は70年以上前(1937年)から、泉南地域の石綿工場の労働衛星調査によって、アスベストの深刻な実態被害を把握し、報告書では医師らが「法的取締り」の必要性を警告していた』
>>175-176 ◆中国人強制連行とアスベスト
>>185-186 ◆原爆の《死の灰》による内部被曝…成分はα線を出すプルトニウム。60年経っても続く
◆中皮腫の直接の原因…アスベストの尖った繊維形状が直接の原因ではなく、アスベストがラジウムを蓄積濃縮させホットスポットができ、そのα線による内部被曝が原因?
てす
今でも大気1リットル中に0.1から0.3個くらいくらい含まれてるみたいだけど、害が出るのはどれくらいなの?
震災後の仙台とかは、1を越えてたみたいだけど、大丈夫なの?
肺がんの発症リスクが2倍になるのは、石綿25本/ml×年の曝露量
1ml中に1本の石綿がある環境で25年いると肺がんの発症リスクが2倍になるというもの
1ml中に2本であれば2倍の発症リスクとなるのは12.5年
1ml中に25本であれば1年で2倍の発症リスクとなるということ
石綿含有のケイカル板を折った場合→8本/L
石綿含有のPタイルをバールで破砕し除去する場合→60〜300本/L
吹き付けアスベスト除去作業→80000〜124000本/L
吹き付けアスベストの除去作業で124000本/Lであったとして
防塵対策をせずにその環境にいた場合
124000本/L→124本/ml
25÷124=0.2016・・・
12か月×0.2016・・・→2.4か月
2.4か月で肺がんの発症リスクが2倍になる
大気中の石綿濃度が1本/Lであった場合に肺がんの発症リスクが2倍になるのは?
1本/L→0.001本/ml
25÷0.001→25000年
大気中の石綿濃度が1本/Lの環境下に25000年いると肺がんの発症リスクが2倍になるといえる
ここで気を付けなければいけないのは石綿による肺がんもタバコ等の他の要因による肺がんも同じ肺がんであり見分けがつかないということ
2倍の発症リスクの暴露があればそれは石綿による肺がんであると考えてもいいだろうということに過ぎない
そして石綿による肺がんについては閾値の考え方はなく少ない石綿でもばく露すれば肺がん発症のリスクは増大する
大気中の石綿濃度が1本/Lであれば石綿による肺がん発症のリスクは極めて低いといえるが0ではない
そしてこのような環境下で石綿により肺がんになってしまった場合、石綿による肺がんということにはならないし、現状では石綿による肺がんであると証明する術がない
個人としてはできるだけ石綿はばく露しないようにするとしか言えない
199 :
名無電力14001:2014/09/06(土) 00:58:38.46
>>197 アスベストによるものかは、じん肺の専門医が見れば解る
その専門医が少なくて、患者が集中しているが
しかも、有名な医師が高齢
>>199 石綿による肺がんか石綿以外の要因による肺がんかどうやってみわけるの?
>>196>>197で示した2倍の発症リスクの累積ばく露量=25本/ml×年
この25本/ml×年の石綿ばく露があったであろうといえる医学的所見が石綿小体であったり胸膜プラークであったりする
(これらの医学的所見がないからといって25本/ml×年の石綿ばく露が否定されるという性格のものではない)
石綿肺が既往歴にあれば石綿による肺がんといえるだろうがね
中皮腫は現状だと石綿によるものとほぼいえる
ようは、肺がんが「アスベストによるものかは」は2倍の発症リスクの累積ばく露量=25本/ml×年を基準に判断されるということ
これは労災でも石綿救済法でも同じ
石綿による肺がんが他の肺がんと違った特有の医学的所見があるなら話はもっと簡単
細かい症状を知りたい
タバコとは絶対違う症状があるはず
203 :
名無電力14001:2014/09/26(金) 13:57:00.85
三菱重工のじん肺訴訟はアスベストのことですか?
204 :
名無電力14001:2014/10/27(月) 10:41:19.09
確かあきらかに肺の奥につきささる
何かがあるらしいよ。
今月の頭に電話相談でやってた。
自分の部屋の天井だけこれだった
都内の団地
10年は住んだから手遅れ
206 :
名無電力14001:2014/12/28(日) 00:48:50.65
大阪・泉南 石綿被害、国賠償で和解 集団訴訟が終結
大阪府南部の泉南地域で起きたアスベスト(石綿)被害をめぐる集団訴訟が26日、終結した。
最高裁が国の責任を認めて大阪高裁に審理を差し戻した1陣の原告に国が謝罪し、
計約2億7千万円を支払って和解する▽国に責任がある期間とされた1958〜71年に
石綿関連工場で働いた人や遺族であれば、これから訴訟を起こしても和解の対象とすること
などで合意した。
207 :
名無電力14001:2015/01/13(火) 22:33:20.54
>>158 震災から20年、潜伏期間過ぎて一気に表面化してくるだろうな
208 :
名無電力14001:2015/01/21(水) 16:39:34.78
209 :
名無電力14001:2015/02/12(木) 20:40:34.25
トルエン、ベンゼン、鉛、水銀、
農薬系化学薬品、ディーゼル排気ガス。
全部アウト。
210 :
告発者:2015/02/16(月) 18:42:28.49
211 :
名無電力14001:
いよいよ石綿被爆によるチューヒシュの爆発的発症が寸前となる
時代に入ってきましたね
通常は被爆から38年から42年で最も発症するといいます