【犯罪】日本中に放射性物質ばら撒く自治体・行政

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391名無電力14001
セシウム牛の筋肉に蓄積 福島の警戒区域 血液の20〜30倍 東北大調査分析、人に応用も
http://www.nikkei.com/access/article/g=9695999693819695E3E0E2E2978DE3E0E3E3E0E2E3E39180E2E2E2E2
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/400.html
 東北大学加齢医学研究所の福本学教授らのグループは、福島第1原子力発電所の事故に伴い警戒区域に
指定された地域で野生化した牛の内部被曝(ひばく)状況を調査した。放射性セシウムが筋肉に多く蓄積しており、
濃度は血液中の20〜30倍だった。セシウムの濃度は親牛に比べて胎児では臓器にかかわらず、ほぼ1.3倍
高いことも分かった。
 別の2種類の放射性物質も腎臓や肝臓に集積していた。(略)
 研究グループは8月下旬から9月半ばにかけて警戒区域内で、屋内で飼っている牛や野生化した牛計26頭を
捕獲し、その胎児4頭を含め内臓や筋肉、血液中の放射線の被曝線量を測定した。
 放射性セシウムは筋肉にたまりやすいといわれてきたが、今回の調査で改めて裏付けられた。血液中の濃度
が1キログラム当たり60ベクレルの場合、ももの筋肉の濃度は同1800ベクレルだった。舌や肝臓などの濃度は
筋肉よりも低く、血中濃度の10倍程度。甲状腺には放射性セシウムはほとんど沈着していなかった。
 ほかに「放射性テルル129m」が腎臓、「放射性銀110m」が肝臓にたまっていた。放射性テルルは26頭中5頭
でごく微量検出。放射性銀は26頭すべての肝臓に蓄積していた。被曝線量はほとんどが1キロラム当たり
100ベクレル以下だったが、最大同500ベクレル蓄積している牛もいた。肝臓にたまった放射性銀の濃度は
血中濃度の25倍だった。放射性のテルルと銀の内部被曝状況が分かったのは初めてという。
 内部被曝線量は屋内飼育より、野生化した牛のほうが高かった。放射性物質に汚染された草を食べたり水を
飲んだりしたとみられる。
 研究グループは調査を続け、ぼうこうなどの内部被曝の実態を詳しく分析する計画。福本教授は「放射性テルル
は血中では検出されなかった。放射性セシウムや放射性銀については血中濃度を測れば、筋肉や肝臓にどの程度
沈着しているか予測できることが分かり、人にも応用できる可能性がある」と話している。