>>277 【社会】世田谷放射能騒動 92歳女性は健康だったが驚くことではない(週刊ポスト)
http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1319454685/ 市民団体の調査がきっかけで、民家前の道路で最大3.35マイクロシーベルト/時の放射線が
計測され、民家敷地内では8.4(同)、壁面で18.6(同)という高線量も検出された。
一般のニュースで使われる「マイクロシーベルト/時」という空間線量率を表わす単位から、
自分がどれだけ被曝するかを求めるには、その場所に居続けたと仮定して、「8.766」を
掛けると「年間被曝量」を「ミリシーベルト」で知ることができる。
今回の場合、この道路に居続けた場合の年間被曝量は、3.35×8.766=29.3661ミリシーベルトになる。
安全な被曝量は「年間1ミリシーベルト以下」とされるから、30ミリ近く被曝することは問題である。
ただし、この場所に24時間365日、居続ける人はいない。毎日この道を通り、行きも帰りも必ず
1分間立ち止まるとしても、年間被曝量は約0.04ミリにすぎない。これは胸のレントゲン検査1回分
程度の被曝量であり、もちろん安全基準上限を十分に下回る。
ちなみに、この民家に暮らしていた老女は、50年以上にわたり、推定で年間30ミリの被曝を
し続けたとみられるが、90歳を超えて健在で、がんにもかかっていないそうだ。
これも本誌は何度も報じたことだが、「年間1ミリ」という基準は、自然放射線(世界平均で年間
2.4ミリ)や医療放射線(日本人の平均で年間2.3 ミリ)を除いた被曝量の「望ましい値」である。
実際には自然放射線が年間10ミリを超える地域もあるし、宇宙線を多く浴びるパイロットのように、
職業によって年間5ミリ程度の被曝をする者もたくさんいる。
それらの人たちへの疫学調査により、がん発生率や遺伝的異常の増加が見つかった例は世界に
一つもない。だから、年間30ミリを浴び続けた老女がいたって健康でも、何ら驚くことではない。