【原発問題】落ち葉取り除けばセシウム9割減 森林の除染に手がかり
http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1315963732/ http://www.asahi.com/national/update/0914/images/TKY201109130734.jpg 落ち葉を取り除けば、森林の地表では最高で9割の放射性セシウムの汚染度を減らせる――。
こんな調査結果を、文部科学省の研究チームがまとめ、13日に公表した。福島県は7割以上が
森林で覆われている。
筑波大の恩田裕一教授や気象研究所などのチームは6〜8月、文科省から研究費を受けて、
計画的避難区域に指定されている川俣町山木屋地区の3地点の森林で土壌の汚染度や大気中の
放射線量を調べた。対象は、ナラガシワなどの広葉樹林と、杉の樹齢が18年(若齢林)と、
40〜50年(壮齢林)の針葉樹林。
この結果、土壌のセシウム134と137の汚染度の合計は、広葉樹林が1平方メートルあたり
71万ベクレル、杉の若齢林が47万ベクレル、壮齢林は91万ベクレルと、チェルノブイリ原発事故
での「強制移住」レベル(55万5千ベクレル)の汚染だった。このうち、広葉樹林と若齢林は
セシウムの9割が表面の落ち葉に蓄積され、土壌には1割しか浸透していなかった。
一方、樹間が広い壮齢林では土壌への蓄積量は5割程度だった。
【環境】森林に降下した放射性セシウム、50〜90%が落ち葉や落下した枝に付着 除染の基礎データに/筑波大
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1315994765/ 東京電力福島第一原子力発電所事故で、森林の地上に降下した放射性セシウムの50〜90%
前後が、落ち葉や落下した枝の切れ端に付着していることが筑波大学の恩田裕一教授らの測定で
わかった。
その結果、杉林の生きた葉への蓄積量は、広葉樹林に比べ多かったが、落ち葉では、
広葉樹林が杉林の3〜6倍となった。放射性物質が拡散した3月時点では、広葉樹の生きた
葉は少なく、セシウムが落ち葉の積もる地面に落下したためとみられる。