【質問なら俺に聞け】福島第一原発事故 FAQ 3

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290名無電力14001
>>272
●外部被曝の影響に関する資料

・カリフォルニア大学サンタバーバラ校(UCSB)物理学科 Ben Monreal 教授
http://ribf.riken.jp/~koji/monreal.pdf
1000mSv/年の被曝時、10000人あたり3人が被曝のせいで白血病に、20人が癌になる

・ICRP基準(国際標準)
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_Key=09-02-08-04
一般人の致死癌のリスク係数 0.05/Sv (1Svを浴びると100人のうち5人が、1mSvだと10万人中5人が癌で死亡する)※大人に限れば0.04/Sv
一般人の白血病のリスク係数 0.005/Sv(1Svを浴びると1000人のうち5人が、1mSvだと100万人中5人が白血病になる)

受胎後8-15週に被曝した場合、胎児は、IQが30/Sv低下(100mSvでIQが3低下)、
重度精神遅滞のリスク係数は 0.4/Sv(1Svを浴びると100人のうち40人が、1mSvだと2500人に1人が重度精神遅滞になる)

※ただし、以上のリスク係数は、ごく微量な線量に被ばくした大集団についてガン発生数を求めるために用いてはならない。(ICRPの2007年勧告)
 これは、既にある原子力施設(または原子力事故などの線源)が何人の健康を損なうかの評価に使うのは
 正しくないことを意味する。(「放射線防護の考え方」草間朋子ほか著、日刊工業新聞社)

外部被曝については、一般公衆については1mSv/年を限度とする。ただし、特別の場合5年間の平均で1mSv/年ならば良い。
放射線作業従事者については、5年間で100mSv以内、1年間では50mSvまで


・ECRR基準(厳しめの基準)
http://www.csij.org/archives/2010/01/post_59.html など
一般人の致死癌のリスク係数 0.1/Sv (ICRPの2倍、1Svを浴びると10人のうち1人が、1mSvだと1万人中1人が癌で死亡する)
小児の白血病のリスク係数 内部被曝を含めると 0.5/Sv(ICRPの100倍、1mSvで2000人に1人が白血病になる)

外部被曝については、一般公衆については0.1mSv/年、放射線作業従事者については5mSv/年を限度とする(ICRPの1/10)

※日本人の場合、100人のうち約50人、10万人中約5万人が癌になり、100人のうち約30人、10万人中約3万人が癌で死亡する
 白血病の発症率は10万人中6人、小児白血病の発症率は10万人中4人とされる