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名無電力14001:
1951年5月1日、松永安左エ門(電気事業再編成審議会委員長)のGHQへの説得による、国会決議より効力が強いGHQポツダム政令を元に、
戦時における企業統廃合等によって発足した関西配電と日本発送電を再編する形で設立された(この為、現在も一部の年配者には関西電力を
「関配(カンパイ)」と呼ぶ人も居る)。
戦前まで近畿地方を拠点に全国展開していた日本電力、東邦電力、大同電力、宇治川電気の流れを組み、資産を継承している関係上、近畿地方
以外の発電所などの設備を多く持つ。
関西電力学園(かんさいでんりょくがくえん)
関西電力がかつて運営していた社員教育施設で大阪府茨木市清水2丁目にあった。
関西電力の技術系社員を育成する学校で、中卒・高卒・高専卒の社員の育成にあたっていたが、閉鎖された。
当時は高卒で学園に入ると専門部と呼ばれ、1年間、勉強、実習期間となる。勉強は国語、算数、専門等があり、
また訓練として淡路島カッター訓練、京都万福寺の座禅修行も存在した。また、全寮制となっており朝起きると
ラジオ体操、ランニングを実施していた。夜は点呼があり、その後消灯、就寝となっていた。寮の管理人は舎監と
呼ばれ、厳しい指導で高校から社会人となった社員を鍛えた。
実習は各営業所、支店、発電所等に配属され、現場で実務について学んだ。 能力開発センターは現在もある。