◆データ
次世代型地熱エネルギーの開発 −高温岩体発電システムの開発−
http://www.aist.go.jp/NIRE/publica/news-2000/2000-09-2.htm 地熱エネルギーの有効活用 (RPS法小委員会用説明資料)
http://www.meti.go.jp/committee/materials/downloadfiles/g61228b05j.pdf > ・CO2の排出量 地熱(15g-CO2/kWh) , 水力(11.3) , 原子力(28.4)
> ・年間設備利用率 地熱(72%) , 原子力(71.9%)
> ・エネルギー収支比 地熱(31)水力(50) , 石油火力(21) , 原子力(24) , 石炭火力(17)
> ・国家予算の投入効率(総予算 / 発電量) 地熱(1.2円/kWh) , 原子力(1.5円/kWh)
> ・既開発資源量 535MW,1%
> ・確認資源量 6,163MW(発電)
> ・推定資源量 69,300MW(発電)←高温岩体発電を含まず
http://www.nedo.go.jp/informations/other/180929_1/21f.pdf > 効果とコストとの関係に関する分析地熱開発促進調査は、現在までに56地域の調査を終了し、
> 51地域(91.1%)で100℃以上の地温を確認、26地域(46.4%)で地熱流体の噴出に成功している。
> また、5地域(8.9%)で発電所建設に至り、その総発電出力は15.7万kW(国内地熱発電電力の29.4%)である。
> このうち、発電所建設に至った5地域の平成16年度までの累積発電電力量は105.9億kWhであり、
> これによる石油代替効果は249万kl、CO2抑制効果は770万t- CO2と試算される。
> この間に投入された費用は881億円であり、発電電力量当たり8.3円/kWh、CO2抑制量当たり11.4 千円/tとなって、
> 新規地熱電源はないものの、安定した発電電力量を維持していることから費用対効果は向上している。
http://www.meti.go.jp/policy/tech_evaluation/e00/03/h14/114.pdf > 10.5円 電力中央研究時研究報告
> 13〜16円 資源エネルギー庁、92年度運転開始ベースの耐用年発電単価
> 16.2円 総合資源エネルギー調査会新エネルギー部会資料(2001)、
> 代表的なモデルプラントの15年運転ベースでの試算。
いいテンプレ乙。
1000 名前:名無電力14001 本日のレス 投稿日:2009/04/07(火) 10:38:27
マネして2回書いちゃお。
温泉依存症のヘタレ地熱なんぞ無用の長物。
さっさと高温岩体発電でヨチヨチ歩きから卒業しまちょうねwww
↑
別人の偶然連続レスを一人で書いてる物と思い込む悲惨な奴の遠吠え。
おそらく自分に同調してくれる人がほかに一人でもいれば
そういう思い込みはしにくいものだと思うが、可哀想なことに
味方してくれる人がひとりもいないから、てんぱってしまったんだろう。
前スレ最後は論点変だなあ。
温泉地の地熱発電が環境破壊だなんてここ100レスでは誰か言ってたっけ?
986 名前:名無電力14001 投稿日:2009/04/07(火) 00:27:33
地熱=環境破壊のイメージがやはり強いな。
>>11 いやだからそいつ(前スレ986)に言っているのだが。
テンパるとエネルギー問題と環境問題をごっちゃにしちゃうのか、形成不利で話し逸らし
まぁ、天然だろうけどな
14 :
名無電力14001:2009/04/07(火) 16:28:42
前スレ使い終わったから、上げとくか。
>>13 でもここが環境・電力板であることでも分かるとおりエネルギー問題と環境問題は不可分なものではあると思うけどね
ところで俺はまったくの素人で地熱発電の現状について無知もいい所なんだが
温泉等の権利関係の絡まない適地って存在しないの?
そういうところで実績作りをして行くのが大事なんじゃないのかなあ?
>>16 高温岩体ではない通常の地熱なら、充分に実績はあるよ。
>>2の2番目のリンクとか、
>>3の真ん中の実績値とか。
自民党と経産省も
>>5ぐらいの補助はやってるんだけど、
地熱は初期投資が大きいから、中小企業ではなかなか参入難しいだろうね。
地方自治体もどこも赤字が大変だろうし。
そこらへんを考えた上で、長期間の低金利無担保融資とか、
全自然エネルギーの買取価格を2倍にとかやらないと。
2030〜2050年までに地熱を 4000万kw=2803億kwh(稼働率80%) ぐらいまで
増やそうと思ったら、それくらい思い切ったことやらないとね。
ちなみに民主党は全自然エネルギーの買取価格を2倍をマニフェストにしてる。
エコ発電全量買い取り義務化 民主マニフェストに明記へ
http://www.asahi.com/politics/update/0303/TKY200903030156.html
>>16 >>10の指摘のように、論点が変なものは変なのだ
それをよく掴めないでいるから皆から論理破綻と言われている
>>19 俺は知識無いから議論そのものに関して何か言う積もりは無いのだ
その資格は無いから
でもエネルギー問題と環境問題は不可分なんじゃね?
ただそれだけ
本当はしっかり読み直せばいいんだろうが論理破綻しているそうだから
そんなの読んでも仕方ないよね
よく分かってない奴が口挟んですまんかった
熱線が噴出してるような国あげて「地熱は良い」とか言ってないか?
23 :
名無電力14001:2009/04/09(木) 22:27:16
煽りが止まると建設的なレスまで止まる不思議。
地熱のことを勉強しようとしても、
風力や太陽光みたいに資料が豊富にあるわけじゃないから、
なかなか議論が深まっていかないのがキツいね。
海外の情報なら多そうだけど、さすがに英語読んでまで勉強はツラい。
25 :
名無電力14001:2009/04/12(日) 11:38:50
深く掘れば掘るほど、温度は上がる。
反対運動が激しい温泉場で
反対派を、なだめるために
余計な税金と時間を浪費することはない。
さっさと大都市近郊の消費地に近い場所で高温発電をやればいい。
温泉地の利権が問題なんだな。
まったく利権屋ってのは、金風呂のぬるま湯につかって、頭の中までふやけてやがる。
伝統ある温泉の水質変わったら政府の責任になるから
「叩かれるからなにもやらない」になる。
非科学的な風評を蔓延らせることをネガキャンの手法にしてるんだろうな。
「国策」といっても単に電事連と経産省が癒着してでてきた政策というだけのことなのだが、
同じ再生可能エネルギーでも太陽光に比べて風力発電・地熱発電がメディアに取り上げられ
る頻度が極端に少ない。原子力発電と太陽光発電は推進と、風力発電と地熱発電は抑制を
セットで「国策」にしているのが見え見えだ。
伊豆大島なんかよさ気だけどね。
たいした利権もなさそうだし、熱量も申し分ない。
>>30 離島は燃料運搬にも燃料食うので、いい適応だと思います。
32 :
名無電力14001:2009/04/15(水) 19:18:52
クローズアップ現代 いかせるか地熱発電 日本に眠る“巨大資源”
http://www.nhk.or.jp/gendai/yotei.html 今アメリカ、インドネシアなどで大規模な地熱発電所の開設が相次ぎ、世界の地熱発電量は10年で倍増。
地球温暖化問題やエネルギー確保が懸念される中、CO2排出がほとんどなく、安定供給できる
エネルギーとして地熱発電が見直されている。火山国の日本では、世界第3位と見積もられる地熱資源が
ありながら10年以上新規事業開発がゼロ、およそ20年前世界でトップレベルの技術を持っていたが、
その継承も難しくなっている。初期投資が膨大なのもその一因だ。2020年までに、電力量の33%を
再生可能エネルギーにする目標を掲げたカリフォルニアをはじめ、アメリカでは財政的な優遇措置など
積極的な地熱支援策を打ち出している。地熱発電に日本がどう取り組むのか、課題を探る。
今日の19時30分から放送開始。
33 :
名無電力14001:2009/04/15(水) 20:03:58
>>32 なかなかよかった。
地熱のコストは建設後10年で火力発電所を下回る。
しかし初期投資が大きいので、なかなか企業が参入しづらい。
なので、法整備や行政のサポートが必要って感じだった。
見逃した・・・
最初の9分見逃した。
アメリカのレポートがあったのか?
日本再放送少なすぎ
>>36 最初の方は海外事例で、↓って感じだった。
開発スタートは先進国の中でも日本がトップだったのに、
20年前から補助金が減らされ、開発がストップした。
資源量で日本は世界第三位なのに、発電量は今や、
米国だけではなく、インドネシアなどにも大きく引き離されてる。
インドネシアでは大量の地熱発電所が計画されてて、10年後までに?倍まで増やす。
米国でも121箇所、新規に開発されてる。10年後?までに今の5倍にする。
投資セミナーには多数の投資家が集まり、グーグルも投資している。
オバマ大統領も太陽光、風力と並んで地熱を推進している。
流石に動画サイトにはあがらんだろな。
>>32 見逃した。クローズアップ現代は再放送ナインだっけ・・・・
インドネシア、凄そうだな。
発電所を10,000MW増やす、うち半分を地熱で。
間違ってたらごめん。
ただいま再放送中BS2
44 :
41:2009/04/16(木) 00:32:37
>>43 うわ・・・さんくす。録画スタートして寝る。
前半は見逃したなあ。
45 :
名無電力14001:2009/04/26(日) 04:07:43
温泉活用の地熱発電を 新潟県がNEDO事業応募へ 新潟
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/niigata/090426/ngt0904260208004-n1.htm 温泉を利用したバイナリー地熱発電の可能性を調べるため、県は独立行政法人「新エネルギー・
産業技術総合開発機構(NEDO)」が公募する補助事業に応募する。選定されれば、調査研究費
として今年度、最大で600万円の補助が受けられる。
バイナリー地熱発電は、アンモニアなど沸点の低い物質を加熱、蒸発させ、その蒸気でタービン
を回して発電する。通常の地熱発電より低温の蒸気や熱水を利用でき、小規模発電も可能という。
全国では、鹿児島県霧島市の霧島国際ホテルや、大分県九重町の九州電力八丁原発電所で実用化さ
れている。
泉田裕彦知事は「新潟県の温泉地は全国で3番目に多い。その特長を生かし、新しいエネルギー
資源の開発につなげたい」と期待感を示した。
46 :
名無電力14001:2009/04/27(月) 23:17:14
東北や北海道なんかで、冬の暖房費を節約するため
地熱をヒートポンプで利用する手もあるわな。
これを電力量に換算すると、かなりの節約量だろ。
でかい町で、全ての家でヒートポンプを使って地面の中の熱を吸い上げると
熱の枯渇も有りえるよな。 でも、温泉近くなら、そこから熱が供給されるから
相当に大規模なヒートポンプでもOKじゃねえか?
大規模にやったら、井戸水の温度が下がったとか訴えられたりしてw
>>48 熱量が減って新たに井戸を掘る必要が出て来たという地熱発電所の事例を
見た覚えはあるな。
いろんな工事で緯度やわき水がどんどん枯渇している実績?を見ていると、
疑心暗鬼になるのもやむを得ないなあ。
51 :
名無電力14001:2009/05/02(土) 04:05:06
高温岩体発電では世界をリードしていると思われたオーストラリアの
GeodynamicsのHabanero 3 発電所で爆発事故。
>>51 水と水蒸気による爆発で、けが人なし。100m以内を立入禁止。今のところ原因不明か。
開発に大きな遅れが出なきゃいいけど。
地熱は凄いよな。
「地球で発電」 だからな。すげー。
枯渇することが絶対無い。地熱最強だろ。
太陽光発電以外は大抵地球で発電だな
56 :
名無電力14001:2009/05/05(火) 08:41:30
最近、いろんなスレ見ると、風力太陽光に反対して地熱を推進する人多いね。
電力会社も地熱推進っぽい。
まー、地熱なら出力を人間側でコントロールできるから、
電力会社としてもやりやすいんだろうね。
それならそれで
「風力太陽光には反対ですが、地熱を発電シェア50%ぐらいまで開発します。
CO2排出削減も 選択肢1の90年比+4% ではなく 選択肢6の90年比+25% を目指します。 」
とか発表すれば、叩かれることもないのにね。
× 選択肢6の90年比+25%
○ 選択肢6の90年比-25%
>>56 彼は独りです
風力も太陽光も地熱も燃料電池も、あらゆる新技術と新エネルギーに対して反抗しているパーです
なんでも「原発反対」のこじつけるアホなら独りいるな。
データとか比較が一面的にしか理解できないやつ。
最近誰もあんまり相手にしなくなったけど。
60 :
名無電力14001:2009/05/12(火) 17:28:59
TV東京じゃ見れん、要約ヨロ
62 :
名無電力14001:2009/05/12(火) 23:38:48
>>61 >>32のNHKの特集の劣化版だった。
海外事例もインドネシアのが一瞬だけだったし、
高温岩体発電も取り上げられず、
コストも9〜22円/kWhと適当な数値。
ちゃんと平均値である 8.3円/kWh と表示しなさいと。
67 :
名無電力14001:2009/05/15(金) 00:26:02
>>65-66 相変わらず目標低いな−。
コストが抑えられる大規模高温岩体発電とか導入して、
4000万kW 2803億kwh ぐらいまで増やすべきだろ。
>>67 呆れるよね
まぁ道路と違い、箱物の建設スピードには限界がある
なによりスタートが遅すぎた
せめて原発と同じスタートで同じ金が回ってたら今頃幸せだった
70 :
名無電力14001:2009/05/16(土) 02:31:38
>>70 "非常に大きな可能性を秘めてはいるものの、実用化のリスクはそれと同程度に高いとReicher氏は述べた。「誇大宣伝するつもりはない。まだまだ道のりは遠い」と同氏は述べた。"
正直だね。 この間のオーストラリアの事故でやはりまだまだ不確定要素の
大きい技術だなと感じた。
72 :
名無電力14001:2009/05/24(日) 08:54:32
73 :
名無電力14001:2009/05/28(木) 12:47:24
74 :
名無電力14001:2009/06/07(日) 17:23:25
地球の地熱の合計は85テラワット。
人類の保有する発電設備の能力合計は4.3テラワット。
無尽蔵と言うには気が引けるな。
高温岩体は最初は期待してたけど、まだまだの技術という気がする。
だいたい人工的に亀裂を入れるという過程があぶなっかしい。 圧力をかけて
見えない地下の岩を割るなんてどれだけ予測のつく技術なんだろう?
しかもこれはどれだけ再現性のある技術なんだろう? ある地域で通用した
技術は別の場所では通用するのだろうか?
期待はしてるが、大いに期待されたオーストラリアでの事故が水を差したね。
次に期待してるのはアメリカのOrmat社によるDesert Peak発電所。
いい結果が出ればよいのだが。
77 :
名無電力14001:2009/06/17(水) 06:50:26
>>76 新しい発電を開発しようって言うんだから、事故の一つぐらい起きるさ。
それ以外のことについては、心配してレスを書く前に、
ここに貼ってあるソースを全部読んでみることをおすすめ。
地上からいろんな方法で検査することで、
地下の構造をレーダー波の画面のように見ることが出来る。
今まで地震、鉱山、鉱石、原油、天然ガスとかで地下の構造を調べる技術は確立してる。
78 :
76:2009/06/17(水) 07:38:22
>>77 > 新しい発電を開発しようって言うんだから、事故の一つぐらい起きるさ。
スイスでは地震を発生させ、結局開発中止になってしまった。
オーストラリアはそう簡単にはあきらめないと思うが。
> 今まで地震、鉱山、鉱石、原油、天然ガスとかで地下の構造を調べる技術は確立してる。
そうは思います。 以前シュルンベルジェで働いてた事があったので、直接関わってませんが
そこら辺の技術は社内見学で見せてもらいました。
だが「水圧で数千mの地下の岩盤に亀裂を入れる」という技術は確立してるのでしょうか?
油田の流量を増やすための技術とした記事をちらっと見かけましたが、良く使われている
技術なのかどうか判りませんでした。 ここに貼られたソースはほとんど読んでいる
自信はあるのですが、この技術について詳しく説明された文献は無かったような
気がします。 もし見落としてたら指摘して頂けるとありがたい。
日本の場合、地震を頻発させて大地震を防止した方が得策
80 :
名無電力14001:2009/06/17(水) 18:17:48
すみませんが、宣伝をさせて下さい。
=================================
第4回新エネルギー世界展示会における地熱エネルギーフォーラムのお知らせ
開催概要:
・第4回新エネルギー世界展示会(
http://www.renewableenergy.jp/top.html)
国際フォーラム14:地熱および地中熱利活用セミナー「世界と日本における地熱エネルギー開発」
(
http://www.renewableenergy.jp/forum.html)
・日時会場 2009年6月26日(金)13:30〜17:00、@幕張メッセ 3F 303会議室
・主催 再生可能エネルギー協議会(第9分科会)、日本地熱学会
・協力 財団法人高橋産業経済研究財団、NPO法人地中熱利用促進協会
・参加費 1,000円(テキスト代として)
・申し込み 上記Webサイトのフォームよりお申し込み下さい
・お問合せ先 再生可能エネルギー協議会事務局
TEL:03-5294-3888、E-mail:
[email protected] ・プログラム詳細は、上記Webサイトを御覧下さい。
<見所・聞き所>
地熱エネルギーは、日本が国際比較優位にある、貴重な再生可能エネルギーの一つです。
最近では地熱に関する報道が少しずつ増えており、内外の経緯等も徐々に一般にも伝えら
れるようになってきました。本企画ではそうした現状をふまえ、地熱利用の基本的概要をご説
明すると共に、最近特に活発な、米国、インドネシア、オーストラリアの状況をご紹介します。
また、適用範囲の広い地中熱利用についてもビルへの設置例を中心に現状をお伝えします。
81 :
名無電力14001:2009/06/17(水) 22:48:24
水圧で岩盤を押し広げてるときには、地震起こってもおかしくないよね。
そのあと、安定した水の循環が出来れば、問題ないんだろうけど。
しかしCCSだと、稼働中はずっとCO2を地中に送り続けるわけだから、
高温岩体とは比べものにならないぐらい、地震多そうよね。
>>84 >水圧で岩盤を押し広げてるときには、地震起こってもおかしくないよね。
Magnitude3.4くらいといっているね。7.9e9J。100kW(小型車の最大出力くらい)のエネルギー220時間相当か。
これくらいなら、注入エネルギーが地震になっているだけという可能性もあるのかな?
高圧注入で使うエネルギーってどれくらいなんだろう?
それとも
>>82にあるとおり地震の誘発なんでしょうか?
もっとも誘発だったとしても弱い地震だし、大地震や噴火を誘発している訳じゃないので
害はない気もするが、信じてもらうにはかなりの努力と時間を要する気がする。
日本の場合、弱い地震で歪みを開放し続けた方が良い
>>87 ん?次元はあっていると思うが。だから自動車エンジンフル回転の220時間分と・・・・
圧入で地盤に貯まった歪みが一気に地震となって出るイメージのつもりなんだけど。
7.9e9/3600/220=10kW
>>89 一桁間違えたと言うことか。それはすまんかった
意外と少ないんだな、M3.4の地震のエネルギーって。
91 :
名無電力14001:2009/06/27(土) 22:04:34
サイエンスZERO「眠れるエネルギー 地熱を掘り起こせ」
只今放送中...(10時から)
>>91 ぐはっ、気づくの遅れた。再放送で見るかな。
サイエンスZERO 眠れるエネルギー 地熱を掘り起こせ
http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp263.html 温泉などの恵みをもたらすのが地下にあるエネルギー「地熱」。この春、産業技術総合研究所・
地熱資源研究グループは、全国各地の1万件以上の地熱データを収集し、その調査結果を報告。
それによると日本は、インドネシア、アメリカに次いで世界3位の地熱資源大国だという。
地熱資源の利用法の一つが地熱発電。地下2,000m付近にあるマグマで熱せられた水や蒸気を
地上に取り出し、タービンを回して発電する。発電時に二酸化炭素の排出がほとんどなく、
地球温暖化対策にも極めて有効だが、地下の蒸気・熱水が溜まった場所を正確に掘り当てることは
極めて高度な技術を要する。そのため東北大学などでは地震観測の技術を応用した地熱探査技術の
開発を進めている。さらに、地熱資源は世界的にも大きな注目を集めていて、例えば温泉や
火山とはほとんど無縁だったオーストラリアでも地熱資源の開発が始まっている。これは従来の
地熱発電の倍、地下4,000mまで掘り下げ、そこにある熱い岩盤に人工的に水を注入して
水蒸気を作り出す方法だ。この方法が成功すれば、世界中どこででも地熱資源の利用が可能に
なるとされる。日本では、これまで開発が十分に進まなかった眠れるエネルギー「地熱」。
その研究開発の最前線に迫る。
93 :
名無電力14001:2009/06/28(日) 02:09:19
>>92 番組メモ
柳津西山地熱発電所(福島県柳津町)
地下2000mの井戸から160℃ 6気圧の蒸気を取り出しタービンに送られている。
10万世帯分の電力(出力6万5千kW)(単一ユニットとしては日本の地熱発電所で最大)
番組のゲスト登場 江原 幸雄 氏(九州大学大学院教授 日本地熱学会会長)
産業技術研究所(つくば市)では、地熱の研究、地熱資源の実態調査をしている。
村岡 洋文 氏 地熱資源研究グループ・グループ長
「日本の地熱資源量は2346万kWで、世界で3番目」「これを使わない手はないと思います」
実態調査 例 八幡平周辺 地下1000m 63.5万kWの発電が可能な地熱資源が存在が明らかになっている。
地熱資源上位5か国
1.インドネシア 2.アメリカ 3.日本 4.フィリピン 5.メキシコ いずれも環太平洋火山国
上位5カ国の実際の発電量
1.アメリカ (約300万kW) 2.フィリピン (約200万kW) 3.インドネシア (約100万kW)
4.メキシコ (約100万kW) 5.日本 (約50万kW)
「井戸を一本掘るのに3〜4億円かかる。正確な位置を特定してコストを下げる努力が必要。」村岡氏
そこで、地熱資源を確実に掘り当てる技術が日本で開発されているという話に続く
94 :
93:2009/06/28(日) 02:13:44
東北大学では高温の蒸気や熱水を確実に探り当てる技術が開発されている。
浅沼 宏 准教授(環境科学科) 地震観測の技術を応用
地熱資源探査の国際共同プロジェクトMTC(More Than Cloudの頭文字)
MTCは、地震観測の最新技術を活かし地熱資源の姿を浮き彫りにしようとしている。
ごく僅かな揺れを起こす地震でもその震源を探り出せる。この技術を活用する。
マグニチュード3未満で発生するP波とS波を測定し、これらから震源を確実に突き止める技術を
地熱資源の探査に応用する。
高温高圧の蒸気や熱水があると推測される位置に高圧の水を送り込み微弱な震動を起こす。
そこから伝わるP波とS波を高精度の受信機で捉える。受信機は震動で伝わる波を3Dで正確に捉える。
このデータを地熱探査用のソフトを使って分析する。これが地下の蒸気や熱水の姿を詳しく捉えるMTCの技術。
(赤い点グラフで地下数千mの蒸気・熱水の位置が具体的に視覚的に表示される様子)
ここ数年、浅沼氏らはフランスやスイスなどでMTCの技術を使い地熱資源の位置を突き止めてきた。
浅沼氏らは現在、センサーをマイクロチップにした小型でより精度の高い受信機を開発している。
小型化することでこれまでより数多くの地点で観測することができるようになる。
受信機が高精度になれば地熱資源の質や量をより詳しく捉えることができる。
「どこに井戸を掘ったらよいか、あるいは持続的なエネルギー生産のためにはどの程度エネルギーを
井戸から取り出せばよいか、というようなことが分かってくるようになった。」浅沼氏
95 :
93:2009/06/28(日) 02:16:52
タービン秘話
最初のタービンは、古代アレクサンドリアで開発された。
1957年に戦後はじめてアメリカ製のタービンが輸入される。これが日本のタービン開発の元になる。
現在、日本は世界一のタービン大国。地熱用タービンの世界最大手、トップシェアを誇る
(ニュージーランドに地熱用タービンが輸出される様子)
地熱用のタービンの特別な工夫 硫化水素でも腐食しない材料
「世界の地熱用タービンの70%は日本製だが、残念ながら国内ではあまり使われていない。」村岡氏
96 :
93:2009/06/28(日) 02:20:31
オーストラリアの高温岩体発電について
オーストラリア南部・クーパー盆地、現在、40を超えるベンチャー企業が政府や州の補助を受け地熱発電の
開発を進めている。目標の発電量は50万kW。
(火山国ではないので)井戸を地下4000mの深さまで掘る。このはじめての取り組みが成功すれば世界中
どこでも地熱資源が利用できるようになるのではと注目されている。
4000mぐらい掘ると高温の花こう岩がある。高温の花こう岩は世界中至る所にあることが分かっている。
人工的に割れ目を作り水を入れてエネルギーを取り出す。
この技術を前提にして、アメリカの2025年の地熱開発目標は、1500万kWになっている。
日本の壁は何か?
日本ではまだ自然エネルギーの評価が低い、高められていない。国が評価を高くすれば開発が一気に進む、
そういう状況になってはきている。日本の現在の目標は2020年に3倍の150万kW超。
>>93-96 激しく乙でした。
さすがサイエンスZEROは詳しい。
しかし米国の目標1500万kWに比べて、日本の目標150万kWは低すぎるね−。
2020年に1000万kW、2050年に5000万kWぐらいを目標にして欲しい。
>>99 一方、地熱資源を調査したり、地熱発電を開発するために坑井を掘削する際には、温泉法に基づき
都道府県知事の許可が必要となる。その際、周辺の既存源泉の所有者から同意書を得るよう指導し
ている都道府県もある。また、温泉法では、温泉の掘削等の許可について、温泉資源の保護に関し
ては、「温泉のゆう出量、温度又は成分に影響を及ぼすと認めるとき」を除いて許可をしなければ
ならないことのみを定め、その具体的判断基準は定めていない。そのため、都道府県においては、
温泉保護のため掘削等を制限する特別な区域を定めたり、既存源泉から一定距離内での掘削を認め
ない距離規制を行ったりすることで、審査基準の具体化を図っている例が多い。こうした規制が科
学的・客観的に見て過度なものとなる場合には、開発を進めるに当たっての大きな制約となってきた。
地熱発電は環境影響評価法の対象である出力 1 万kW以上が必ず環境影響評価を行わなければな
らない第1種事業に、出力 0.75 万kW以上 1 万kW未満が環境影響評価を行うかどうかのスク
リーニングを行う第2種事業に位置付けられている。また、条例によって、更に小規模なものも環
境影響評価の対象としている都道府県もある。地熱発電は第1種事業が 1 万kW以上と火力の 15
万kW以上や水力の 3 万kW以上に比べ小規模なものまで対象となっており、事業者の負担が重
いという課題もある。
>>99 なお、地熱発電で利用する蒸気、熱水は、一般の火力発電設備で利用する蒸気に比べて低温、低圧
であるが、電気事業法における保安規制においては、地熱発電は火力発電設備に含まれており、同
様の規制がかかっている。そのため、温泉発電等小規模な地熱発電においても、ボイラー・タービ
ン主任技術者の選任等が必要となり、発電コストを押し上げる要因にもなっている。
独立行政法人産業技術総合研究所(以下「産総研」という。)が行った我が国の地熱資源量評価に
よれば、温度が 150℃以上の地熱資源量は、約 2,347 万kW と試算されている。地熱資源は、日
本全国に広く分布しており、特に、年間日照時間が短く太陽光発電の普及が難しい北陸や東北、北
海道の日本海側のポテンシャルが大きい。そのうち国立、国定公園の特別保護地区・特別地域以外
の開発可能な地域の地熱資源量は約 425 万kW となっており、現在の設備容量合計 53 万kW と
比較すると今後の開発可能性は大きく残されているといえる。さらに、同じ産総研の地熱資源量評
価によれば、より低い温度領域での温泉発電の開発に有望な資源量(53℃〜120℃の熱資源量)
は、833 万kW と試算されている。
既設地熱発電所に関しては、その敷地内から、地表に出ないコントロール掘削によって、自然公園
内の地下に賦存する地熱資源を利用することを前提に増加可能発電量を算定した。それによれば、
これまでの調査結果から自然公園内の地下の資源量が類推できる5地域の試算結果の合計は9.7万k
Wであった。また、これまで既設発電所において利用されずに地下に還元されていた熱水をバイナ
リー発電1により利用することを前提に増加可能発電量を算定した。それによれば、7地域で試算が
可能であり、その結果の合計は送電端で1.3万kW〜2万kWであった。
103 :
名無電力14001:2009/07/11(土) 10:10:43
>>99-102 ・15 年平均発電コストではなく、原発などと同じように40年平均発電コストで計算すべき。
・温泉法、電気事業法、自然公園法の法改正を行い、規制緩和すべき。
・高温岩体発電を早期に日本でも実用化すべき。
・これらにより地熱発電の目標を、2050年に5000万kW程度とすべき。
>>104 確かサイエンスZEROでやってたけど、
地中に水送って人為的に内部構造調査用の小さな地震起こしたりもしてるらしい。
そこまで出来てるのに、岩体破砕による地震のメカニズムが分からないってことあるんだろうか?
地下4kmと深いから調査しにくいんだろうか?
岩体クラックのための圧入エネルギーが地震として放出されているのか
それとも土地が蓄えていた歪みが圧入により引き金を引かれて放出されているのか
はっきりさせる必要があると思う。
普通の人はこのニュース聞いたら後者で、大地震が早まったりすると思うだろうからねえ。
特にカリフォルニアとかだと敏感だろう・・・
規模はM3.4だし、前者じゃないかと思うのだけど、もし前者ならこれは単に工事に
騒音を伴うというのと同じ意味合いしかない。
クラックが終わって運転が始まってからも地震が起こる可能性があるのかも
はっきりさせて欲しい。
>>106 スイスの場合はかなり強い余震が破砕を停止した後にも続いたから明らかに
引き金を引いた。
>>106 岩体破砕して水の通り道が出来たあとは、地震起きるとは考えにくいねー。
なので、私としては、リスクはかなり低いと思うんだけど。
アメリカ政府も心配するのなら、CCSの心配をした方がいいんじゃないだろうか。
地中に流し込む量が桁違いなんじゃないかなー。
ただのダム地震やろに。
無い知恵は出せんよ。少しは勉強したら。
>>107 圧入したエネルギーが一度に放出されなければ余震も起こるのでは。
注いだエネルギーと地震エネルギーの比較をして、地震放出の方が上回らなければOKとしてもいいのでは。
復水方式ならいいが、どっかのアイスランドみたいに取り出した水蒸気をモクモクと大気に
放出したら強力な温室効果ガス排出になりはしないか。
なのにクリーンエネルギーだと言ってるしCO2削減目標がなんと+10%
>>112 水蒸気はすぐに雨になるから、関連性は低いって話しじゃなかったっけか?
あと水蒸気はいろんな産業や工場、ましてや家庭でも出してるから、
地熱だけ批判するのは、なんだかなー。
なので、地熱がグリーンエネルギーなのは、確実。
しかもかなり優秀な方。
>>113 雨になるから温暖化は相殺されるとは聞いたが、世界中がやって大気に放出したら
かなりまとまった量になるように思えるんです。
CO2より数千倍温室効果が高い水蒸気だからこそ心配。
それでも海や火山から出る水蒸気に比べれば微々たる物であればいいんだけど。
蒸気で出そうが温排水で出そうが同じこと
116 :
名無電力14001:2009/07/26(日) 03:22:06
公明党 4 緑の産業革命
http://www.komei.or.jp/policy/policy/pdf/manifesto09.pdf > ●太陽光、風力、バイオマス、地中熱、小水力等の再生可能エネルギーを2020年に最終エネルギー消費の
> 20%以上へ引き上げます。その実現のため、低所得者層に配慮した料金システムを検討しつつ電力の
> 固定価格買取制度を拡充するとともに、新エネルギー等電気利用法(RPS法)の導入義務量を引き上げます。
地熱発電が入ってない・・・。
メタンハイドレードは書かれてるのに、それよりもコストも安くて、
ポテンシャル大きくて、安全性も高くて、実用化間近の
高温岩体発電が入ってないってどういうこと。
入ってるじゃん
>>117 地中熱と地熱はニュアンス的に違わない?
地中熱と言ったら、冷暖房やバイナリー発電は含みそうだけど、地熱発電は含まなさそうね。
RPS法もまだバイナリーのみで地熱発電を含むように改正されてないよね?
>>116 >ポテンシャル大きくて、安全性も高くて、実用化間近の
>高温岩体発電が入ってないってどういうこと。
おれも高温岩体は期待派なのだが、今の状況をどう見ると
「実用化間近」と判断出来るのか分からん。 まだまだ
この10年以内に実用化出来る様には見えんのだが。
地熱発電 CO2 で調べてみると
地熱発電は火力発電にくらべ単位発電量当たりの二酸化炭素排出量が約20分の1
と出てくるんですけど、地熱発電はどの段階で二酸化炭素を排出するんでしょうか?
主に建材たる鋼材の精錬とセメントの製造で。
原発は「発電時」にはCO2出さないのと同じですか。
質問はないけど、プルトニウムのペレット作るのに莫大な電力使うよね。
運搬するにも排ガス出すし。
もうCO2なんて火山が一番出しているので考えるのよしましょうって話ないいのでは??
地熱発電スレで「プルトニウムペレット」と言われても、どれのことを指しているのか同定できんのだが。
>>127 それ逆なのでは??
人類が今まで出してきたCO2なんて火山に比べりゃ微々たるもの
このまま民主党が政権を取れば、太陽光と風力は順調に普及しそう。
となると、残るは地熱の普及だね−。
各党のマニフェスト読んでても、地熱に力入れるってのはとくに見かけないし、
各NPOの提言を読んでても、地熱の目標は最大でも日本地熱学会の1178万kWしか見かけない。
しかし地熱のポテンシャルは、5000万kW以上。
1178万kW程度しか開発しないってのは実にもったいない。
果たして、1178万kWしか開発しない理由は何だろう?
1.国定公園内にあるので、自然公園法の制限で開発できない。
2.温泉法の制限により、必要以上に温泉業者の許可が必要が開発できない。
3.15年運転ベースで計算すると、コストが高いことになるので、
採算が合わないと判断されてる。
1は、国定公園内でも自然エネルギーは例外的に開発許可しないと、
地球温暖化でそれ以上の生態系破壊に繋がるから、許可すべきだと思う。
2は、法律で温泉に影響を与えるかどうかの調査すらできないように
制限されてるので、調査は出来るようにすべき。
温泉に影響を与えないと分かれば、温泉業者が反対しようと開発できるようにすべき。
3は、原発は40年運転ベースで採算が取れれば良くて、地熱は15年というのは変。
40年運転ベースで計算すれば、地熱(高温岩体含む)は5-9円/kWhと低コスト。
結局は、政治家や国民が地熱のことを理解できてなくて、
法整備が遅れてるってのが絶対的な原因なんだろうか?
訂正
1.8割以上が国定公園内にあるので、自然公園法の制限で開発できない。
2.温泉法の制限により、必要以上に温泉業者の許可が必要で開発できない。
>>129 おまえはいいように転がされているだけだwww
温暖化詐欺なんぞCO2の魔女裁判をした段階で負けている!
地球が寒冷化する予感がする
たぶん正夢
135 :
名無電力14001:2009/08/06(木) 00:10:55
CO2うんぬんよりさ、石油の枯渇が目前に迫ってるという現実への対応策なんだよな。
BRICSが、このまま石油をガブ飲みして発展を続けると
ほぼ新しい油田の発見が止まっている現在、10年以内に枯渇する。
日本の地下に眠る地熱を使わない手は無いだろ?
>>135 同じくそう思って、いろんなスレで地熱の話しをするんだけど、
あまりの反応の薄さに ( ´・ω・)ショボーン
137 :
名無電力14001:2009/08/06(木) 00:50:59
閾値を超えると一気に動くよ。
でもそのときまでにせめて基本的な技術は確立しておかないとなあ。
とりあえずせめて新規の温泉採掘を許可する際に地熱エネルギー開発も
考慮するように法律を改正すべき。
話に乗り遅れちゃったけど・・
地熱発電のCO2排出量って言ったら、蒸気中に含まれているCO2の大気放出量のことではないかな。
地熱蒸気にはたいてい数パーセントの火山性ガスが含まれていて、その大部分がCO2。復水器で蒸気から分離抽出されて、大気に放出される。
地熱発電は一般的な火力発電に比べて蒸気量あたりの発電量が非常に小さいので、蒸気中の火山性ガス含有%が大きい場合(4〜5%)、kWあたりのCO2量では天然ガス火力に匹敵するレベルになることもある。
まあこれは地熱の条件悪いケースと火力の条件良いケースとの比較になるので、平等ではないけどね。
発電設備の製造・建設も含めた排出量では・・地熱発電所は井戸まで含めてもかなりシンプルだから総量では火力よりずーっと少ないだろうけど、kWあたりで比べるとやっぱり微妙かも。
なぜにg-CO2/kW。意味がわからない。
>>140 ググったら、火山性ガスの水蒸気以外の4%のうちの90%がCO2とあるね。
この火山性ガスが地下水に溶け込むと、温泉になるわけか。
ところで温泉って汲み上げなかったら、帯水層を通って川へ流れ出るよね?
だとしたら、今汲み上げて地熱発電に利用しようと、川へ流れ出ようと、
排出されるCO2の量は同じなのでは?
>>142 地熱発電に使うほどの深度の温泉水は川に出たりしないと思うよ。
くみ上げなければそこに滞留しているものでは。
高温岩体も同様。
まあどれだけ出てくるかはやってみないとわからんから、まずはいくつか作ってみることかな。
144 :
名無電力14001:2009/08/19(水) 04:17:45
使った蒸気はまた元に戻すんではなかったっけ(地下に)。
CO2も一緒にもどらないの。
>>144 発電に使う蒸気発生のその場所に圧入するということは、
発電で得られるエネルギーに近いエネルギーがいるんじゃないの?
復水して液体の水になった水ならともかく、CO2はどうだろうね。
高温岩体発電の場合は、水に溶けたCO2が出てくる訳じゃないから、
取り出した水(水蒸気)に溶けきれる保証はないし。
146 :
名無電力14001:2009/09/08(火) 01:50:38
>地熱が普及しない理由
石炭とか原子力にしても燃料を手に入れるのにお金が動くよね。
地熱なんて燃料が全くいらないものが発電の主体になったら、この分の市場が縮小される
んで、関係企業が嫌がってるとか、あったりするんだろうか。
148 :
名無電力14001:2009/09/12(土) 17:34:29
>>147 電力会社は石炭や天然ガスは直接取引している。
地熱を開発したら石炭・天然ガスを使わないで済む分ありがたいと思うが。
>>148 そうか、無知だった。ありがとう。
やっぱり鍵は初期投資と法整備・利害調整だろうか。行政の役割が重要そう。
安定性や規模を考えたら、水力と並ぶ電力源になりそうなものなのに、
太陽光に比べて、なんでこんなにニュースの話題にもならないんだろうかと思って、
別な理由があるのかと。
2chですら、この板以外に「地熱発電」の文字が引っかからないし。
しかしこの前、J-POWERが地熱を拡大するって記事が日経に出てたし、
今後普及速度が上がるかもしれない。
150 :
名無電力14001:2009/09/14(月) 02:53:36
>>149 NHKは熱心にクローズアップ現代やサイエンスゼロで取り上げてくれて、
そのおかげか2chでも地熱の良さに気づいて、地熱に期待する人は劇的に増えてる。
それは民主党も分かってるだろうから、
自然公園法や温泉法の法改正をやってくれるとは思う。
それにFIT(固定価格買取制度)も導入される予定。
なので、しばらくは様子見かなー。
興味ある人は
>>99読むと、一通り資料がまとめられてて参考になるよ。
>>151 法整備が必要って、あちこちで連呼した甲斐があった(笑
153 :
名無電力14001:2009/09/14(月) 23:47:31
マグマ発電ってあと50年かかるっていってるけど
技術的になにがもんだいなの?
他国より優位に立てる上に
日本の電力需要の3倍って夢の様なエネルギーだ
>>150 おお、ありがとう。
クローズアップ現代みたよ。おれもその内の1人ということで。
急に広げるのは難しいかもしれないが、5年10年やれば、着実に伸びてる技術だと思う。
エネルギー自給の点からもおいしい話だし。
風評が気になる話はあるけど(国定公園、温泉地、地震)。
156 :
名無電力14001:2009/09/22(火) 08:02:04
age
158 :
名無電力14001:2009/10/01(木) 23:20:38
なんか話題にもならないな
地熱は風力や太陽光と違って、すでに何十年と実績がある技術だから、議論余地が少ない。
資料も上の方で必要な物は貼られてるし。
なにか新着情報がないと、話すネタがないね。
太陽光は液晶の兄弟みたいな製品で家電品みたいなもんだから次々新技術もでるが
地熱は基本は火力発電と同じだからそうそう新技術も生まれないからな
161 :
名無電力14001:2009/10/10(土) 04:04:08
痴熱age
162 :
名無電力14001:2009/10/18(日) 00:30:23
ageついで
地元にある経済的資源といえば、
温泉とすでに開発されている地熱発電所(すっげえ小規模)
ぜひ、有力産業にしてほしいなぁ
( ´・ω・)ショボーン
163 :
名無電力14001:2009/10/18(日) 07:40:09
原発は石油がなくなったら終わりだからね
地熱に頼るしかない時代はもうすぐそこ
164 :
名無電力14001:2009/10/20(火) 16:23:27
原発の一番の問題点は、運転中および廃炉にしたあとの「核のゴミ(放射性廃棄物)」なんだよな。
これにかかるカネや環境破壊に比べたら、国立公園の1つや2つが消えても何の痛みも生じない。
技術的に、火力と同じなので、安全で安い。
石油や石炭や天然ガスにかけてたカネが浮き、そのぶん国民の福祉が充実する。
マグマが枯れて、廃炉になっても、地ならしして木を植えれば10年ぐらいで
緑の山に戻る。 いっぽう、核のゴミはうん十万年(人類が存在してるかも不明)も
管理しなきゃならん。
話すネタが無いなら図書館で地球科学の専門書でも読んどれ。
それともニュー速でやるような話をしたいん。
さて
>>164だが「マグマが枯れる」というのが謎。
休火山による温泉は多いし、だいたいマグマが冷え切るまでには数万年とかかかるもん。
地熱が火力と近いというのも夢想やな。
高い蒸気温度や貫流ボイラなんてのはむしろ原子力で聞くの。
地熱のネックは数多く掘ることになる坑井や規模の小ささによる人件費。
となると重要なのは坑井関連や無人化となる。火力の技術は役に立ちそうも無いの。
平井文書については、まあ、いいや。
166 :
名無電力14001:2009/10/25(日) 23:52:57
乳熱あげ
余り話題が無いようなので、発電まで行く大規模じゃあない、
住宅暖房などに使えるような小規模地熱利用の話は無いんですかね?
地中熱のようなヒートポンプで冷暖房に使う浅い範囲じゃなく、
50℃そこいらの暖房やせいぜいお風呂のお湯に使う程度の、
まさに温泉の温度くらいのを、循環で熱だけ取り出す話などない?
168 :
名無電力14001:2009/11/08(日) 13:13:13
日本は地熱を使って他の国より有利にたつしかないと思うんだな
マグマ発電は実用化に50年以上かかるとwikiでいわれているが
そんな難しいのやっぱり・・。
169 :
名無電力14001:2009/11/08(日) 18:17:13
>>167 太陽熱温水器で十分では?
温まった温水を地面の下へ循環させれば、そのうち周囲の土の温度が50℃程度まで
まで上がる。水道管も長めに循環させておけば、蛇口から温水が出る。
太陽式地熱温水器の完成
なるほど、地中熱ヒートポンプと太陽熱温水器とを組み合わせた、地中蓄熱暖房か
太陽熱ヒートポンプの循環水を日中は太陽熱で温めておいて、夜間暖房の足しにすると
あ、太陽熱ヒートポンプって間違えて書いてた
ドチラも地中熱ヒートポンプだった
米国、地熱発電の開発に3億3800万ドル投資
http://www.ecool.jp/foreign/2009/11/doe54-422.html 米エネルギー省(DOE)は10月29日、米国再生・再投資法(ARRA:米再生法)に基づき、
再生可能エネルギーのひとつで、地球の熱を利用して暖房や発電を行う地熱エネルギーの研究開発に
3億3800万ドル(約304億円)を投じると発表した。民間企業・研究機関・地方自治体など
全米39州、123のプロジェクトに対して助成金が供給される。
助成対象となるプロジェクトには、地熱探索や掘削技術・センサー技術の研究開発、地熱データ
収集・評価システムの開発、大気熱を利用するヒートポンプの開発などが含まれている。
DOEのスティーブン・チュウ長官は、「連邦政府が技術革新に対して積極的に投資することにより、
地熱エネルギーというクリーンで二酸化炭素(CO2)を排出しないエネルギーを、より低いコストで
確保することができる。雇用創出にもつながり、ひいては経済の発展にも役立つだろう。」
と述べている。
173 :
名無電力14001:2009/11/22(日) 16:54:26
地熱あげ
174 :
名無電力14001:2009/11/23(月) 01:22:45
高温岩体発電なら日本電力の最大3割程度賄えるって試算があるんだぞ
そんなの風力、太陽光にできるかよ
175 :
名無電力14001:2009/11/23(月) 21:27:56
試算で実現できれば、とっくに核融合は実現している。
風力も太陽光も資源量は、日本国内の発電能力の総量よりも大きい。
地熱の発電能力は現状50万Kw程度、先(3000万Kw)は遠い。
技術的な課題よりも、利権的な課題の方が多いのが現状。
177 :
名無電力14001:2009/12/02(水) 18:05:42
さっさと温泉地掘れよ
178 :
名無電力14001:2009/12/02(水) 23:48:03
今、高温岩体はどうなんでしょう? 最近、数年間でようやっとエネルギー産出が投入を上回った段階で
まだ実験プラント段階という認識なんですが、進展があったならペーパーを
貼ってくれると嬉しいです
179 :
名無電力14001:2009/12/03(木) 00:04:09
>>164 オイオイ、N速じゃないんだし・・
もう、数万年も管理しないでよさそうだ
加速器駆動未臨界炉で超長半減期物質に中性子を当てて、核分裂・崩壊させて
短半減期にできそうだ
京大で実験炉運転していて、2015-2020年には実証炉に行くんじゃないか?
さっさと実証炉の燃料の仕様だけは決めて、大急ぎで六ヶ所村に群分離工場を建てて
六ヶ所村の再処理廃棄物は、超長半減期物質を抽出して、短半減期物質だけガラス固化
するのが間に合えばいいけどな。 如何に予算削減でもそれは緊急だよな
で・・抽出したMAは窒化物燃料に成型して加速器駆動未臨界炉実証炉完成を待つて装荷して
焼却処分の方向で・・
ところで、大不況だし、地方主権だから
「土建を食わせられて、売電収益で地方債も返済できます」って言って
高温岩体を自治体にガンガン建てて貰わねばならないと思うけど
どーなの?スケール付着の問題とか、エネルギー収支の問題が改善して、
高温岩体の商用発電施設を本格的に建てられそうなのはいつごろなんだろ?
出来れば5.5円/kwh以下に下げてもらいたいが出来そうかな?
>>178 スイスのは地震発生の事故がまだ未解決。
オーストラリアは5月に爆発事故が発生してからまだ調査中かな?
アメリカでは安全性の懸念から政府が開発の停止命令。
という訳で一番最先端と思われていたプロジェクトが次々に暗礁に乗り上げて
停止してしまっている。 現在順調に開発が進められている高温岩体の
プロジェクトってあるのか?
現在の所、「実用化の目処は立っていない」としか言えない状況の気がする。
181 :
TF:2009/12/03(木) 02:12:55
真山仁(著) 「マグマ」朝日文庫
内容紹介
外資系ファンドの野上妙は、地熱発電を運営する会社の再建を任される。
地熱発電に命をかける老研究者、それを政争に利用する政治家、欧米からの
執拗な圧力など、さまざまな思惑が交錯する中で、地熱ビジネスは成功する
のか──地球温暖化、石油価格の高騰、原発の安全性が叫ばれる今、
地下エネルギーの可能性と未来を予感させる、ドラマ『ハゲタカ』の著者が
描く大型経済情報小説。
182 :
名無電力14001:2009/12/03(木) 02:19:42
核融合なんてそんな難解なもんじゃない。ブラウンガスだよ。
地熱なんて熱機関を運転するんだからな?
そんなもの東北や北海道みたいやたら暖房コストがかさむ地域なら
蒸気管による直接利用がかなりいろんな可能性がある。
森林資源も蒸気で直接利用すればヒートポンプの運転特性も無視できる。
183 :
名無電力14001:2009/12/03(木) 03:51:15
>>180 トンクス。なんか、地熱も、太陽も未成熟のうちに大不況がきちゃって
公共事業のタイミングが早く来ちゃったな
中国・インドの経済発展もきちゃっって、化石燃料は悲鳴を上げているし
原子力を4割くらいに抑えたいけど、何のかんのいって原子力の分担比率
は今世紀末まで高くなっちゃいそうだな
2011年実証炉着工 2014年完成 2015年商用炉建設開始 2035年建換え一巡として
次の原発更新期は2075年-2095年だな
それとも、大不況の失業者を見殺しにして2030年-2050年迄、現在の老朽原発を
築60年まで引っ張るかな
184 :
名無電力14001:2009/12/03(木) 10:25:12
いいから高温岩体掘れよ
リスクなんて隣り合わせなもんだろ炭鉱しかり海峡トンネルしかり
技術は完成されつつあるのだから
原発はウランを外国から輸入するってことをわかってんのかな
高速増殖炉でもできれば別だけど
185 :
名無電力14001:2009/12/03(木) 11:07:03
温泉が商売にならないほど経済が破綻するのを待つしかないね
>>184 だね。
あれだけCO2を地中に送り続けているCCSでさえもマグニチュード7クラスの地震なんだから、
高温岩体は大きくてもマグニチュード5クラスな予感。
日本なら、マグニチュード5の地震が起こっても被害ゼロ。
だったら、そんなことは心配せずに、どんどん開発してみるべき。
このまま化石燃料に依存し続ける方がよっぽどリスク高いんだしさ。
188 :
名無電力14001:2009/12/10(木) 18:45:37
あげ
189 :
名無電力14001:2010/01/05(火) 10:41:38
age
190 :
名無電力14001:2010/01/05(火) 16:18:50
言うのは簡単、だが取り返しの付かない大事故が起こったら
責任はあんたが取り自殺でもするのかい、まずそういうあんたが
会社を興しやってみる事だな。
>>190 数百億円の資産があれば自分でやってる。
192 :
名無電力14001:2010/01/05(火) 20:37:48
議員や閣僚の儲ける道を作らないと、だ〜〜れも動かない
東電さえも、燃料を使ったほうが、電気代を取りやすい
設備代だけだと、数字がはっきりしすぎて、袖の下がない。
>>192 それが答えだよな。
だからいつまでたっても火力、原発頼み。
それっておかしいじゃんってところから始めないとどうにもならん。
「地熱を普及させるには売国要素がないと」と言われてもねぇ
売国>>>>>>国益の図。
194 :
名無電力14001:2010/01/18(月) 02:09:41
地元に金を落とさないとすぐに議員から落とされてしまうものな。
議員が悪いんではなく、それを育てようとする国民がいないのが問題かな。
水力とか地熱は鉄板だから、もっとしっかり取り組んでほしいな。
国立公園とか温泉地とか言ってるけど、本当の問題はそこじゃないと思う。
>>194 この財政状況の中で、自治体に100億円近い建設コストを負担させるのは厳しくない?
できれば国民からファンドで資金を集めて、それで地熱発電を開発できたらベストだろうけど、
そのためにはFIT導入によって、初期投資回収年数を短くしないとキツい予感。
ファンドができたら、資産の大部分を投入するから、どこかの企業が自治体、頼む。
都民1人あたり1万円巻き上げたらイケル。
197 :
名無電力14001:2010/02/17(水) 07:54:53
地熱発電の規制緩和へ 経産省、コスト削減し普及狙う
http://www.asahi.com/science/update/0216/TKY201002160248.html 経済産業省原子力安全・保安院は、導入が停滞している地熱発電に対する規制見直しを検討する。
温泉を使った小型地熱発電が研究される中、規制を緩和し、利用しやすくする。
地熱発電は、地中のマグマだまりで暖められた水蒸気を利用したり、沸点の低いブタンや
アンモニアを地中の熱水(100〜200度)で沸騰させたりしてタービンを回して電気を作る。
近年は未利用の温泉水などを使った数十〜数百キロワットの中小規模の地熱発電開発も検討されている。
地熱発電で使う蒸気や熱水は、低温、低圧だが、電気事業法上、高温、高圧の蒸気を使う
火力発電設備と同様に区分され、規制がかかっている。現状では、ボイラー・タービン主任技術者の
選任などが必要とされており、それがコスト増加や電気事業者以外の参入を妨げているとの
指摘が出されているため、選任を外すことを検討する。
環境省も自然公園法の規制緩和を早く頼む。
>>22 地熱は
アイルランドじゃなくって
アイスランドでしょ
199 :
名無電力14001:2010/03/30(火) 17:38:06
ケニアの地熱発電、日系商機 借款295億円 三菱商事など受注目指す
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/100330/mca1003300506006-n1.htm 政府はJICA(国際協力機構)を通じてアフリカ・ケニアの地熱発電を支援する。
首都ナイロビから北西約75キロ地点にあるオリカリア地熱発電所の増設計画に295億円の
円借款を供与する予定で、月内に正式調印する。入札は日系企業を条件としないが、
三菱商事と三菱重工業をはじめ日本企業が受注を目指している。
同プロジェクトは2013年12月までに出力7万キロワットの地熱発電プラントを2基建設し、
総出力14万キロワットで営業開始する計画で、総事業費は約592億円。
このうち円借款が約295億円で、世界銀行や欧州投資銀行との協調融資になる。
東アフリカのソフトバレー火山帯に位置するケニアは約300万キロワットの地熱発電の
潜在供給力があるが、現在は、このうち16万5000キロワットしか活用されていない。
中でもオルカリア地域は地熱の有望地帯で、13年末までに48万キロワットまで拡大する計画だ。
アフリカ諸国は、現在、国境を越えて電力を融通しあう態勢を構築中で、
ケニアの地熱発電が有効利用されれば、周辺国の電力インフラ整備にも貢献できる。
200 :
名無電力14001:2010/04/13(火) 18:18:09
201 :
名無電力14001:2010/04/15(木) 16:25:23
202 :
名無電力14001:2010/04/19(月) 11:34:34
203 :
名無電力14001:2010/05/07(金) 00:53:50
205 :
名無電力14001:2010/05/14(金) 18:23:39
>>204 熱電発電は、前に調べたときはコストパフォーマンスが悪かった。
207 :
建材試験所職員:2010/05/14(金) 19:04:16
地熱発電と簡単に言っているが 現場に行った事が一度でもあるのか
まず実際に地熱発電所で一ヶ月くらい勤務してから言うんだな
あの物凄い基地外になりそうな騒音どうするんだ、腐食して電話さえ
すぐに不通になる腐食性ガスをどう処理するんだよ 現場を知れよ
208 :
名無電力14001:2010/05/14(金) 19:47:51
>>207 じゃあどこの地熱発電所か言ってもらおうじゃん。
温泉にもいろいろ種類があるのでね。
>>207 むしろ地熱発電所の常識を知らずに派遣されちゃってご愁傷様というか・・・
硫化水素は発電所の隅から隅までゼロにするのは無理だから、通常は特に重要な場所だけ空調その他で対策してる。
騒音は一般的な火力発電所だってそれなりのもんでしょう。もし蒸気放出の音のことを言っているのなら、それは据え付けやメンテナンス時のみの話、と言いたいところだが、これは発電所によりけりかなー(常時放出しているところも無くはない)。
あと、国内の発電所はどこも古いからね。海外の最近建設したところはもうちょっといろいろマシなはずです。
そういえばはるか昔、岩手県の松川地熱発電所に行ったな.
当時は高速道路も使えなくて、僻地勤務みたいだったな.
スリーマイル島にあるような巨大な円筒形冷却塔が印象的.
基本的に火山活動の盛んな場所にあるんだから、火山性ガスは
少なからず存在するといえる.硫黄くさいもん.
あと、スチームの音という意味では、通常の発電所は基本的に
蒸気発生させてタービン回すんのだから地熱が特別ともいえない.
風力だって、水力だって音でるね.出ないのは太陽電池?
211 :
自家発電人:2010/06/18(金) 21:42:50
指宿が温泉観光で人を集めながら、地熱発電に取り組んでいる。草津温泉の地熱発電に対する頑なな政策を崩すには
指宿温泉をエコのシンボルとして宣伝し、支持を集めるのが良いんじゃないかな。反エコの草津温泉、日本の未来を
託すエコの指宿温泉なんてね
地熱発電:旧環境庁通知を見直し 自然保護との両立検討へ
http://mainichi.jp/life/ecology/news/20100619k0000m040084000c.html 小沢鋭仁環境相は18日、地熱発電を進めるため、国立・国定公園内での発電所設置に
関する規制を見直す方針を明らかにした。「実施個所を当面6地点に限定する」などとし
た1974年の旧環境庁通知を見直し、自然保護と両立する新たな手法を検討する。
火山活動などに伴う地下の熱を利用する地熱発電は、発電時に温室効果ガスを排出しな
い再生可能エネルギーだ。国内では18カ所で年間計約54万キロワットを発電している
が、潜在的な発電能力はその約5倍とされる。半面、地熱活動が盛んな場所は国立・国定
公園内に多く、自然公園法などによって開発が厳しく規制されている。
環境省によると、地熱発電所のうち10カ所は国立・国定公園内にあり、6カ所に限定
した74年の規制は形骸(けいがい)化しているため廃止する。他の規制も再検討し、自
然環境に配慮しながら発電を進められるようにする。
>>197,212
これで電気事業法、自然公園法の規制緩和がOK。
温泉法は温泉業界の反発が大きいだろうから、難しいか?
せめて調査ぐらいは許可なしでできるようにした方が良さそうだけど。
残る課題は固定価格買取制度の導入ぐらい?
214 :
名無電力14001:2010/06/27(日) 21:16:10
211
草津温泉の反対運動もえげつなかったなあ
215 :
名無電力14001:2010/06/29(火) 21:34:56
>215
そのゆもみのつもりのバイナリー計画が草津温泉で反対だったとか
お隣の嬬恋村のバイナリーもNGとかどうなってるんだろうね
>>217 > 八丁原発電所はオーマット社の技術
ちがった。 八丁原発電所の一部である八丁原バイナリー発電施設で使われている。
いっそのことマントル発電でもやってくれないかな
たった6キロ掘るだけでいいらしいぞ
220 :
自家発電人:2010/07/01(木) 21:25:24
指宿温泉には、地熱発電所も観光の1つの目玉として宣伝してもらえばいいと思う。
エコは、今や大きなビジネスのキーワード。どこかのタオル製造会社が、風力発電
だったと思うが、会社の敷地内に作り、「当社はエコを大事に考える」と宣伝して
他社製品との差別化を計っているとの事。温泉業界も、地熱発電を上手く使えばい
いんじゃないかな。
221 :
名無電力14001:2010/07/01(木) 22:02:47
全国の自治体に発電施設を見学してもらい、ついでに宿泊もらう。
発電した電力で電気自動車を走らせ、無料送迎する、など、など。
222 :
名無電力14001:2010/08/02(月) 23:46:10
223 :
自家発電人:2010/08/13(金) 07:49:29
222
わくわくするね。結果はいつごろ出るんだろう。
記事が?
日経エコロジーという雑誌自体そういうレベルだけどな。
まともなことを書けるのは電気協会やNEDOみたいなのしかないのかしらんw