エリクソン と Orange、太陽光発電の基地局をアフリカの農村地域に展開
ttp://japan.internet.com/allnet/20090220/6.html Ericsson は、2009年2月18日、同社と Orange Guinea Conakry が、太陽光発電を全面的に採用
した100台を越す基地局をアフリカの農村地域に展開すると発表した。
Orange は、エリクソンの省エネ型基地局とディーゼルバッテリーハイブリッド型ソリューション
と太陽電池パネルを使い、都市部と農村部の両方でのモバイルのカバレッジを拡大する一方、CO2 排
出量を2020年までに20%削減するという目標に向かって具体的な対策を実行している。
この取り組みは、電力供給されていない遠隔地に、モバイルネットワークへのアクセスをもたらす
Ericsson のディーゼルバッテリーハイブリッド型ソリューションは、局に装備されたディーゼル発
電機の一つを、大量の充放電に耐えるよう特に設計された battery bank で代替したもの。
この自給式の電力ソリューションは、バッテリーにとって最適な充放電レベルを満たすよう設計され
ているため、バッテリーと発電機の寿命を延ばし、エネルギー関連コストを約50%低減できるという。
Ericsson BTS 2111の基地局は、冷却ファンなどの可動部分を一切排除したメインリモートソリュー
ション。エネルギー消費を最大50%削減したことで、消費電力を太陽エネルギーで完全に賄うことが
可能で、バッテリー・バンクを併用して無休の稼動を実現する。
Orange グループは、アフリカでの事業展開として、2009年度末までに1,000局を超える太陽エネ
ルギーを利用した基地局の建設を計画している。
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