30 :
名無電力14001:
ふた閉まらぬ固化体 ガラス押し込み密閉/原燃、6月に
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2008/20080719102420.asp 六ケ所再処理工場のアクティブ試験(試運転)第四ステップで行ったガラス固化体(高レ
ベル放射性廃棄物)製造試験で、容器の縁を越えてガラスが盛り上がるなどしたため、ふた
を閉められないでいた固化体三本について、日本原燃がガラスを押し込むなどして密閉を終
えていたことが、十八日分かった。
原燃によると、六月十九、二十の二日間で三本のふたの溶接を行い、その後貯蔵ピットへ
納めた。
第四ステップでのガラス固化試験は昨年十一月から実施。計六十本の容器へ溶融ガラスの
流し込みが行われたが、うち三本はガラスの粘性の高まりなどで、うまく流し込むことがで
きず、容器からガラスが盛り上がったり、十分に入らない不具合が出た。
処置に約半年を要したことについて、原燃は「どのようにガラスを容器内に納めるか−な
どの検討に時間がかかった」としている。
ガラス固化試験は今月二日に半年ぶりに再開し、三日から中断している。
31 :
名無電力14001:2008/07/22(火) 14:56:19
柏崎刈羽原発でぼや=1、2号機で出火−約30分後に鎮火確認・新潟
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008072200437 東京電力柏崎刈羽原子力発電所(新潟県柏崎市、刈羽村)は22日、
新潟県中越沖地震の影響で点検、停止中の1、2号機のサービス建屋で、
放射線監視用設備の電源から煙が出たと発表した。午前10時50分ごろ、
発見した作業員が柏崎市消防署に通報し、電源を切断。消防が約30分後に
鎮火を確認したという。
東電によると、けが人はなく、原因は調査中。なお、空気中の放射能を測定する
設備の電送自体は止まっているものの、測定は続けられており、放射能による
影響はないという。(2008/07/22-13:15)
32 :
名無電力14001:2008/07/22(火) 14:58:36
33 :
名無電力14001:2008/07/23(水) 00:22:50
受注した原発メーカー自らが米原発建設の電力会社へ投資
日本政府が米国内の原発建設を支援 原発メーカーの進出を後押しするため
今春米原発の建設を受注した東芝は自ら3億ドル(約300億円)の投資を決定し、米電力
会社のリスクを減らすことによって初めて受注を勝ち取った。
米国で原発の新規立地や増設のラッシュが起こるかのような日本のマスコミによる大々的な
報道とは裏腹に、米国の電力会社は膨大な原発建設費用という投資リスクによって原発の建
設を躊躇しているのである。
原発建設費用が急激に上昇したため、ブッシュ政権によって様々な原発への手厚い支援策が
あるにもかかわらず、建設にかかる経済性問題が原発建設を左右する問題となっている。
既に建設計画撤退を決めた電力会社もあり、支援策の一環である債務保証(税金投入)問題
を切り口として、米国で反対運動が広がっている。
日本政府は、原子力メーカーの海外進出を後押しするため、米政府の行う原発新規建設への
債務保証を支援しようとしている。
5月29日付の原子力産業新聞によれば、第2回日米原子力エネルギー運営委員会が5月2
3日に開かれ、米政府の原発新規建設への債務保証に対し、日本が補完することで同意した。
34 :
名無電力14001:2008/07/23(水) 03:42:13
日本政策金融公庫、原子力発電所建設プロジェクトに限って先進国向け融資を認める
政府は23日、国際協力銀行の国際金融部門や国民生活金融公庫などが統合して発足する日
本政策金融公庫に、原子力発電所建設プロジェクトに限って先進国向け融資を認める方針を固
めた。前身となる国際協力銀行は先進国のプロジェクトに融資できなかったが、国内原子力産
業の振興を図るために解禁する。同公庫が発足する10月1日までの政令制定を目指す。
融資は米国のプロジェクトを想定。米国では原発建設のために特別目的会社(SPC)が設
立されることが多く、日本政策金融公庫はこのSPCに直接融資したり、SPCに出資したり
する日本の原子炉メーカーや商社などに出資金を融資する。
地球温暖化対策の観点などから、発電時に二酸化炭素(CO2)を排出しない原発は欧米だ
けでなく、アジアや中東諸国でも急速に新規建設計画が浮上。米国だけでも30基以上の新規
建設が計画され、新規建設ラッシュが見込まれる。
しかし、1979年のスリーマイル島の原発事故以降、米国が新規建設をストップするなど、
欧米では新規建設を凍結していた国が多い。米国内の金融機関でさえ原発建設への融資経験が
乏しくなり、「新規建設計画への資金が集まりにくい状態」(資源エネルギー庁)にある。
米国は原発向けに180億ドル(約2兆円)の債務保証制度を設けたが、1基の建設に40
億ドル程度かかる原発を30基建設するには足りない。日本の資金で原発建設を促し、日本企
業の参画につなげたい考えだ。
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/080623/fnc0806231942010-n1.htm
35 :
名無電力14001:2008/07/23(水) 23:39:51
もんじゅ誤警報などで 制裁などを県や国に要請
7月23日午前10時00分
県原子力環境安全管理協議会は22日、福井県敦賀市の福井原子力センターで開かれた。
高速増殖炉「もんじゅ」のナトリウム検出器の誤作動や地元への通報が遅れた問題で、
委員は国、県に対し、日本原子力研究開発機構に制裁などの具体的措置を取るよう求めた。
特別な保安検査の結果、腐食配管の取り換え工事が未着手だったことが判明した報告などを受け、
委員が「原子力機構は国に指摘された改善点について、自らの判断で大丈夫とする姿勢が見える」
と指摘。交換を指示した経済産業省原子力安全・保安院に対しても「(指導などの)かかわり方が弱い」
と批判した。
保安院は「原子力機構が、しっかりとした対応策を立案し、実施することを確認する」と述べるに
とどまった。
委員はさらに県に対し「安全協定に基づいて原子力機構への制裁は取れないのか、できないのなら
見直しを含めてやるべきだ」と指摘。県は「原子力機構にはその都度厳重に注意し、国にも厳正指導
をお願いしている。同機構には、まず具体的な成果を示してもらう」と答えた。
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=4570
36 :
名無電力14001:2008/07/24(木) 06:40:28
もんじゅ地質調査開始
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20080723-OYT8T00773.htm 「破砕帯」のデータ採取
日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(敦賀市白木)で23日、敷地内の
地質構造を調べるためのボーリングが始まった。もんじゅの耐震安全性を評価している経
済産業省原子力安全・保安院の審議会の指摘を受けて調査を追加した。約1か月半かけて
地質データを採取し、審議会へ提出する。
国の原発耐震設計審査指針改訂に伴い、同機構が3月、新指針に対応したもんじゅの耐
震安全性の評価結果を保安院に報告。審議会が5月、もんじゅで現地調査した結果、断層
が動いた時などにできる「破砕帯」と呼ばれる地質構造が敷地内にあったため、「活断層
ではないと言えるデータの補強が必要」と指摘していた。
今回の調査では、敷地内の8か所で30〜150メートルの深さでボーリングを実施し、
地質試料を採取する。
同機構によると、破砕帯が形成された時期は少なくとも100万年以上も前で、地震を
起こすとして耐震安全性を考慮しなければならない活断層には当たらないとみている。
(2008年7月24日 読売新聞)
37 :
名無電力14001:2008/07/24(木) 11:23:29
38 :
名無電力14001:2008/07/24(木) 19:37:22
仏原発事故、100人が放射能汚染 2週間で4度目 2008.7.24 10:05
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/080724/erp0807241003002-n1.htm 【パリ=山口昌子】フランスで23日、原発施設で放射能漏出事故が発生し、100人が軽度の放射能を
浴びたことが判明した。漏出事故はこの2週間で4度目だ。
事故が発生したのは仏南東部ドーム県のトリカスタンの原発施設センター内にある仏電力公社(EDF)の施設。
センター所長が同日、説明したところによると、原子炉がある建物でメンテナンスの作業中にパイプから放射能塵が
漏出した。仏核安全局(ASN)によると漏出の程度は0〜7段階の0で、「人体や環境には影響ない」という。
事故発生当時、建物内でEDFの従業員97人が作業していたほか、センターの従業員32人が建物の前を横断した。
うち100人が検査の結果、微量の放射能を浴びたことが判明した。
同センターでは今月8日にも事故が発生。その10日後の18日は同県の他の施設でも事故が発生。両事故とも
漏出程度は1だった。さらに、18日には東南部イゼール県の原発施設でも事故が発生したが、非常に軽度だったため、
公式には事故と分類されなかった。
39 :
名無電力14001:2008/07/24(木) 22:50:07
仏原発:放射性物資漏れ従業員ら100人被ばく
http://mainichi.jp/select/world/news/20080725k0000m030087000c.html AFP通信によると、フランス南部にある仏電力公社(EDF)のトリカスタン原発で23日、
放射性物資が漏れる事故があり、EDFや下請け会社の従業員ら100人が被ばくした。
従業員の健康や環境への影響はないと説明しているが、フランスでは今月上旬にも原子力事故が
相次いで起き、安全性への信頼が揺らいでいる。
トリカスタン原発のアラン・ペクル所長によると、事故は23日朝、第4号原子炉の保守点検
作業中に発生。建物内部の配管に亀裂が入り、放射性物質が漏れたという。事故当時、建物内に
いた従業員らは避難し、健康診断を受けた。
原発の報道担当官は、23日の事故での被ばくは、法律で定められた年間制限値の「40分の1」
にあたると説明。仏原子力安全庁は、この事故を、「0」から「7」まで8段階に分かれている
原子力事故の国際評価尺度で、最も軽度の「0」に位置付けた。
フランスでは▽トリカスタンにある核廃棄物処理施設からのウラン廃液流出(今月7日)
▽南仏ロマンシュルイゼールの核燃料工場での核廃棄物漏出(18日)−−などが発生。
欧州のテレビ局ユーロニューズによると、原子力事故は過去2週間で4度目。
環境保護団体は原発の危険性について議論を深めるよう促している。
40 :
名無電力14001:2008/07/25(金) 07:38:36
敦賀原発:2号機、ポンプ故障 試運転で弁開かず あすの再起動延期 /福井
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20080724ddlk18040636000c.html 日本原子力発電は23日、定検中の敦賀原発2号機(敦賀市、加圧水型、116万
キロワット)の非常用補助給水ポンプで、駆動用の蒸気を送り込む弁が開かなくなった、
と発表した。弁を動かすモーターが故障していた。原電は25日に予定していた再起動
を延期し、原因を調べる。
原電によると、ポンプ試運転で21日夜に二つある弁を開いたところ、一つが途中で
開かなくなった。モーター内部にこすれて変形した跡があり、配電盤が焼け焦げていた。
2号機は07年8月に始まった定検で蒸気発生器管台に応力腐食割れが見つかり、定検期
間を延長している。
41 :
名無電力14001:2008/07/25(金) 08:09:17
仏原発で放射能漏れ、100人が被曝
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200807240029.html パリ(AP) フランス電力公社(EDF)は、南部トリカスタンの原子力発電施設で
放射能漏れが発生し、従業員100人が被曝(ひばく)したと発表した。被曝の程度は
軽いとしている。
EDF広報によると、停止中の原子炉の配管から漏れ出した放射性物質を従業員が浴びた。
被曝線量は許容限度をはるかに下回っており、従業員はそのまま帰宅。いずれ検査を受
ける予定だという。
フランスの原発では過去数週間で3件の放射性物質漏出事故が相次いでいる。トリカス
タンでは別の施設でもウラン溶液の流出事故が起きたばかりで、周辺を流れる2つの川
でウォータースポーツと釣りの禁止措置が解除された矢先だった。
42 :
名無電力14001:2008/07/25(金) 08:47:58
原発と同名のフランスワイン、名称変更を検討
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2422076/3161121 【7月24日 AFP】フランス南部のアビニョン(Avignon)を産地とするワイン「コトー・
デュ・トリカスタン(Coteaux du Tricastin)」が、09年の収穫期までに名称を変更する
見通しだ。同名の原子力発電所で最近発生した放射能漏れ事故を、消費者に連想してほしく
ないからだという。
同銘柄のアンリ・ブール(Henri Bour)社長は、名称変更の理由は「イメージの問題だ」
と説明。アビニョンの50キロ郊外には原子炉4基を備える世界最大級のトリカスタン原発が
あるが、この原発を連想させることはワインにとってよくないだろうと付け加えた。
同原発は今月11日に放射能漏れ事故を起こしたことが、世界で大々的に報じられた。同原
発の幹部は事故後、健康や環境への被害はないと発表している。
ブール社長によると、約10年前に同原発側の名称変更問題が議論に上がったが、同原発を
運営する仏原子力大手アレバ(AREVA)グループは関心を示さなかった。
原産地呼称統制(appellation d’origine controlee、AOC)の管理に関する会議が来月5日
に開かれ、名称変更について話し合われる。地元の村の名前である「グリニャン(Grignan)」
が候補に挙がっているという。
43 :
名無電力14001:2008/07/25(金) 09:36:46
44 :
名無電力14001:2008/07/25(金) 10:58:32
女川原発:1号機の配管内側にひび 交換など対応検討
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20080724ddlk04040254000c.html 東北電力は23日、女川原発(女川町、石巻市)1号機の原子炉冷却水を通す配管内側に、
長さ27ミリ、深さ3・8ミリのひびが見つかったと発表した。
2月から実施中の定期検査で見つかった。同社によると、ひびが発見されたのは原子炉圧
力容器内から吸い上げた冷却水を、再び容器内に戻す「再循環系配管」の溶接部分。金属の
腐食と引っ張られる力などが組み合わされて発生する「応力腐食割れ」の可能性が高いといい、
配管の交換も含め対応を検討する。
同様のひびは02〜03年に実施した定期検査でも9カ所で見つかっている。
46 :
名無電力14001:2008/07/26(土) 07:54:05
もんじゅ モーター6台停止
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20080725-OYT8T00841.htm 部品取り付けミス 設備、環境影響なし
日本原子力研究開発機構は25日、高速増殖炉「もんじゅ」(敦賀市白木、運転停止中)で
1次、2次冷却系のナトリウム循環ポンプを動かすモーター全6台が停止するトラブルがあった
と発表した。補助用モーターが直ちに作動し、設備や周辺環境への影響はないとしている。
同機構によると、動作が不安定だった2次冷却系ポンプの部品1個を23日に交換した際、
電圧の規格が異なる部品を誤って取り付けてしまった。このため、24日早朝に電流が部品交換
個所を流れた瞬間に回路が切れ、連動していた全系統のモーターが停止した。
もんじゅでは運転再開に向けた全141項目の最終試験を実施中だが、このトラブルによって
3項目の試験が中断した。同機構では「全体の試験工程に影響は生じない」としている。
47 :
名無電力14001:2008/07/26(土) 08:32:58
●中核派活動家3人を逮捕=法大キャンパス
法政大学(東京都千代田区)の敷地内に無断で侵入したとして、警視庁公安部などは
25日までに、建造物侵入容疑で、住所不詳、中核派全学連活動家内田晶理容疑者(29)ら
同派活動家3人を逮捕した。いずれも、黙秘しているという。
調べによると、3人は3日午前11時20分ごろ、千代田区の法政大学市ケ谷キャンパス
敷地内に、大学関係者ではないのに無断で侵入した疑い。
同容疑者らは、仲間の退学処分に抗議するためキャンパス内に侵入。大学側が警視庁に
通報した。(了)
時事通信 2008年07月25日11時00分
http://book.jiji.com/kyouin/cgi-bin/edu.cgi?20080725-2
48 :
名無電力14001:2008/07/26(土) 11:07:51
49 :
名無電力14001:2008/07/26(土) 13:38:19
50 :
名無電力14001:2008/07/26(土) 14:40:04
51 :
名無電力14001:2008/07/26(土) 22:13:22
福井 美浜原発:2号機、ポンプ軸封部欠損 冷却水漏れ増える
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20080726ddlk18040525000c.html 関西電力は25日、定検中の美浜原発2号機(美浜町、加圧水型、50万キロワット)で、
2系統ある余熱除去ポンプ1台の軸封部から水漏れ量が増えたため、軸封部を取り換えたと発表した。
1次冷却水137リットルが通常以上に漏れた。微量の放射能を含むが外部への漏れはないという。
関電によると、増加は21日昼に始まり、軸封部の固定リング(外径92ミリ)の外周部に欠損
(長さ22ミリ)が見つかった。製造不良と見られ、リングを押さえる力が不均一になり、水漏れが
増えた。
2号機は28日に再起動する。蒸気発生器管台に応力腐食割れが見つかったため定検を延長していた。
運転停止期間は375日になり、同機では91年の蒸気発生器細管破断事故の1223日についで
2番目に長い。