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50名無電力14001
王子製紙米子工場の強アルカリ水流出:容疑で同社を書類送検−−境海保 /鳥取
2月29日16時1分配信 毎日新聞

◇米子工場長ら3人も
境海上保安部(境港市)は28日、米子市吉岡の王子製紙米子工場で昨年7月、強アルカリ性の排水が美保湾に流出した事故で、
同社(東京都中央区、鈴木正一郎社長)と吉野正樹・同工場長(57)ら3人を水質汚濁防止法と毒物及び劇物取締法違反の疑いで鳥取地検米子支部に書類送検した。
調べでは、昨年7月13日午前11時20分ごろ、木材チップを煮沸する薬液が入った再生用沈殿槽から、水酸化ナトリウムを主成分とする薬液約1700立方メートルが敷地内に流出、
うち水素イオン濃度(PH)11以上の強アルカリ性薬液約130立方メートルを、海底に350メートル延びた排水管から美保湾に流出させた疑い。
工場側によると、海中に流出したのは他の排水を含め約1万立方メートルという。
事故原因について同保安部は、沈殿槽の配管を洗浄しようとしたパルプ課組長(36)によるバルブの誤操作と、同課長(43)が薬液の拡散を止める防御壁の不具合を放置していた過失が競合したと判断。
工場長には関係機関への届けが午後6時まで遅れた責任があるとして、同社は必要な指導を怠ったとして両罰規定を適用した。
この事故で、パルプ課組長が重傷を負ったが、魚介類などの被害はなかったという。
同工場は「送致内容を把握しておらず、コメントしようがない」と話している。【小松原弘人】
2月29日朝刊 最終更新:2月29日16時1分
51名無電力14001:2008/03/01(土) 20:30:50
西条地区工業用水道事業:「西条市と話し合う」知事、初めて言及−−黒瀬ダム /愛媛
2月29日16時1分配信 毎日新聞

◇松山市への工水分水案も踏まえ
黒瀬ダムの西条工水の分水を巡り、加戸守行知事は28日の2月定例県議会本会議で、多額の累積赤字を抱える西条工水の経営改善に向け、
松山市への分水案も踏まえて西条市と話し合う考えがあることを明らかにした。
県によると、知事が西条市側との話し合いに言及したのは初めて。
篠原実議員(自民)の代表質問に答えた。加戸知事は西条工水の給水量が84年の給水開始以来、計画の4分の1にとどまり、一般会計から累計で約156億円を補てんしてきたと説明。
「(水不足に悩む)松山市上水道に転用できれば経営改善につながると考えているが、分水は西条市民と市長の理解と協力が得られなければ実現困難」とした。
西条市には、松山へ分水すれば地下水が不足するのではないかという根強い不安がある。
加戸知事は、県は従来から地下水に影響が出ないよう黒瀬ダムの放流を行ってきたことを科学的に示し、西条市民の不安解消に努めてきたと強調。
「知事として、西条市の理解を得るための話し合いの機会を持つことを考えたいと思っている」と答弁した。
報道陣の取材に対し、加戸知事は、話し合いの時期について明言しなかった。【古谷秀綱】
2月29日朝刊 最終更新:2月29日16時1分
52名無電力14001:2008/03/01(土) 20:33:38
いつも思うのだが、消波ブロックなどの代わりに、
海辺の木小屋とか、木造の食品加工所とか、木造スポーツ施設とか、
有意義なものつくればいいのにな


県東部の高波:入善の防波堤、補強作業開始 開口部、消波ブロック設置へ /富山
2月29日15時1分配信 毎日新聞

◇開口部5カ所、消波ブロック100設置へ−−心のケアなど課題なお
高波被害を受けた入善町芦崎地区では、28日も護岸設備の復旧工事や廃材の撤去が進められた。
避難勧告は27日に解除され、下水道などのライフラインも徐々に復旧しているが、今なお避難所生活を余儀なくされている被災者も多く、心のケアなど新しい課題も見え始めている。【茶谷亮】
鉄製の防潮扉が損壊して危険性が指摘されている地区内の防波堤では、28日朝から、5カ所の開口部を約11トンの消波ブロックで補強する作業が行われた。
29日までに100個を設置する。
民家の井戸では、町が調査した5軒中3軒で、塩分や大腸菌が検出された。
町災害対策本部は「安全が確認されるまで飲まないでほしい」と呼び掛け、飲料水の配布や給水車で対応している。
全井戸の水質調査を続けており、問題があれば塩素消毒などを行う。
町内の農村環境改善センターに設置された避難所では、7世帯12人が高波発生から4日目の朝を迎えた。
町保健センターの保健師3人が交代で常駐し、被災者の体調管理にあたっている。
大きな体調不良の報告はないが、倒壊した自宅を見て強いショックを受けたり、不眠に悩む人もいるという。
松島圭子保健師は「被災者は将来への不安が大きいし、避難所生活が長引けばストレスの心配も高い。
医師会等とも連携して対応したい」と話す。
町は当面、避難所を継続する方針。対策本部は「心のケアは、これからの大きな課題。必要に応じて、カウンセラーの派遣なども検討したい」としている。
2月29日朝刊 最終更新:2月29日15時1分
53名無電力14001:2008/03/01(土) 20:36:10
「煮さまし」の水が売れる時代か


高崎市の水「高崎百年水」、市内のコンビニで完売に
2月28日20時15分配信 高崎経済新聞

高崎市が2月15日に販売を開始した「高崎百年水」が、同市内のコンビニで4〜5日で完売していた。

「高崎百年水」は同市が水道事業100年を記念して製造したもので、剣崎浄水場で浄水した水をタニガワビバレッジ(利根郡みなかみ町)に運び、
高温殺菌(130度で30分)後500ミリリットル入りのペットボトルに詰めたもの。
今回2万6千本製造し、1万6千本を出荷、1万本は3月29日から開催される「第25回全国都市緑化フェア」で販売される。

剣崎浄水場は1910年(明治43年)の操業開始当時と同じ「砂ろ過」と「静物ろ過」を組み合わせた「暖速ろ過」により榛名山系烏川から取水した水を約20時間かけて浄水している。
「暖速ろ過」によって浄水を行っている浄水場は全国的にも珍しく、浄水の過程で薬品類を一切使用しないのが特徴。

この浄水に塩素を加えたものが「水道水」で、剣崎浄水場の浄水から作られた水道水は主に高崎の旧市街地に給水されている。
旧市街地では、水道をひねれば飲める「水」の塩素を加える前の状態を500ミリリットル120円で試せることもあり、
「高崎百年水」を販売したコンビニエンスストア「セーブオン」(本社=前橋市亀里町)では、「300ケース(計7,200本)を、
高崎市内を中心に群馬県内の149店舗に振り分け2月18日に販売を開始した。
売れ行きがよかった店舗には商品を余計に回したが、早い店舗は4〜5日で売り切れてしまった」(同社担当者)という。

同市では4月、「高崎百年水」を3万4千本追加製造する予定。
54名無電力14001:2008/03/01(土) 20:40:07
宮崎フリーウェイ工業団地:進出2社目にメッキ工場 周辺住民が反対運動 /宮崎
2月28日18時0分配信 毎日新聞

◇「行政の情報公開不十分」
高原町の宮崎フリーウェイ工業団地に亜鉛メッキ工場の進出が固まり、1月から管理事務所の工事を進めている。
周辺住民らは「われわれに全く知らせないまま誘致し、着工するなど行政の情報開示が不十分。工場排水にも不安がある」と反発。
27日、地区内に看板を設置するなど反対運動を始めた。
同工業団地は完成後9年を経た今も、医療・福祉食事サービス会社の1社の進出にとどまっている。
2社目の進出は、車やOA機器などのスプリングを製造する高原町内の企業。現在は外注している亜鉛メッキを自社で行うため、工業団地北端の約6000平方メートルに工場(約600平方メートル)と管理事務所を建設する。
昨年12月に県土地開発公社と土地売買の仮契約を結び、3月の立地協定に先立つ1月10日に管理事務所に着工した。
4月に操業開始の予定だったが、現在は工事を中断している。
反対しているのは、広原後谷地区の住民。1月下旬に他地区から工場の進出、着工を聞き、町に抗議。
これを受けて町は県、会社と同月31日、初めて説明会を開いた。
住民らが指摘するのは行政の対応とともに、工場排水の問題。計画では、排水は工場内で処理した後、工業団地内の調整池を経由して川に放流する。住民らは
(1)地区の7戸は地下水を生活用水や家畜の飲み水として利用している
(2)調整池は素掘りで、排水に含まれる亜鉛などが浸透して地下水を汚染する恐れがある
――として計画変更を求めた。
これに対し町と県、会社は、工場では亜鉛と全クロムなどを使うが、排水中の濃度はいずれも水質汚濁防止法の基準値の半分以下――と説明し、両者の溝は埋まっていない。
排水には水道水の10倍程度の塩分が含まれ、同社は別の地区で計画した工場建設を断念したいきさつがある。
会社は「(以前の地区では)水田への影響を考慮した。今度の川は水量も多い」と説明している。
日高光浩町長は「放流河川の漁協との調整を優先したため、地元説明が遅れた。地元と円滑な協議ができるよう県とも協力していきたい」と話している。【木元六男】
55名無電力14001:2008/03/01(土) 20:41:14
>>54つづき
………………………………………………………………………………………………………
■ことば
◇宮崎フリーウェイ工業団地
宮崎自動車道高原インターチェンジから約1・5キロの国道221号沿い。県土地開発公社が99年、約34億円をかけて造成した。分譲面積28・5ヘクタール。県と高原町が企業誘致に取り組んでいる。
2月28日朝刊 最終更新:2月28日18時0分
56名無電力14001:2008/03/01(土) 20:42:38
松本市奈川の水道水使用再開 ヒ素検出水源も混ぜて
2月26日(火)

松本市奈川の簡易水道で2カ所の水源の水から国の基準を上回るヒ素が検出された問題で、市は25日、
奈川地区の134世帯で続いていた水道水の飲用停止を1世帯残して解除した。
同日夜、市奈川文化センターで開いた緊急住民説明会で、出席者から了解を得た。
水量が十分確保できないため、ヒ素が基準超だった水源の水を当面、ほかの水源の水に混ぜ基準を下回るようにして供給するとしている。

市は22日、水源の切り替えにより40世帯の飲用停止を解除。
市によると、残る世帯も水源の切り替えで対応する予定だったが、試験送水の結果、毎時6トン程度の水量不足が判明した。

このため、最初にヒ素が上回った正沢(しょうざわ)水源の水を加えて供給する方法を試験。
25日まで3日間行った検査で、この水に含まれるヒ素が基準値をいずれも下回ったことから、
緊急住民集会で「基準内の飲料水が安全、安定的に供給できる」と文書などで説明し、飲用開始を提案した。

送水量に占める正沢水源の水の割合は3分の1。
加水後の水道水のヒ素量は1リットル当たり0・002−0・007ミリグラムで、水道水質基準(1リットル当たり0・01ミリグラム)を下回るという。

飲用停止中の奈川小中学校は、学校側や市教育委員会と協議し、26日以降に判断する。

57名無電力14001:2008/03/01(土) 20:43:35
ドラム缶55本分の灯油が流出 横浜市立市民病院
2月26日7時50分配信 産経新聞

横浜市は25日、市立市民病院の地下室で非常用自家発電装置用の灯油約11キロリットルが漏れ、下水道に流出したと発表した。

市によると、24日午前、病院の地下室で委託業者が非常用自家発電装置の点検整備の際に、
灯油を送るためのバルブを閉めたままにしたため、送油管が圧力で壊れ、灯油が流出。雨水溝から下水道に流出した。

200リットルのドラム缶55本分の灯油が流出したが、近くに火の気を帯びたものはなく、患者らから苦情などもなかったという。
最終更新:2月26日7時50分
58名無電力14001:2008/03/01(土) 20:54:26
大阪市の水「ほんまや」10万本突破
2月23日22時39分配信 産経新聞

大阪市水道局が売り出したペットボトル入り水道水「なにわ育ちのおいしい水 ほんまや」が、発売1周年を前に販売総数10万本を突破した。
「大阪の水はまずい」というイメージを一掃しようと、同局が昨年3月に商品化。
「安くて、癖のないまろやかな飲み口」と評判は上々だ。
500ミリリットルボトルで1本100円。硬度は軟水で、弱アルカリ性。
市営地下鉄の売店など約140カ所で販売。ピンクのラベルに白い文字で商品名を書いたシンプルなデザイン。
「大阪市の水道水」と大きく記していないが、中身は蛇口をひねれば出てくる水道水と同じ。
同市の水道水は、原水を淀川から取り入れ、管路や給水装置を通じて蛇口まで届けられるが、昭和40年代後半、淀川が工場排水で汚染されるなど水質が悪化。
かび臭が発生するようになった。そこで、平成12年に高度浄水処理システムを導入。かび臭などの異臭味がなくなり、塩素消毒で生成するトリハロメタンも大幅に減った。
同局では、この高度浄水処理水をボトルに入れてイベントで配布したり、市販のミネラルウオーターとの飲み比べ調査を実施したり、おいしさをアピール。
今回の「ほんまや」の発売も、水道水の良さを認識してもらうためのPR戦略の1つで、24本入りのケース単位での発送もしている。
同局総務部課長の田端尚伸さん(48)は「ひと口飲めば“ほんまや。おいしい”と実感してもらえるはず。
でも本当は『水道水かいな、家で飲んでるからええわ』と言ってもらうのが水道局としては一番なんですが…」と話している。
問い合わせは大阪市水道局総務部((電)06・6616・5405)へ。
59名無電力14001:2008/03/02(日) 09:29:58
>>56
松本のヒ素検出:古宿水源池でも基準値超す 市、2水源池の使用停止 /長野
2月22日13時1分配信 毎日新聞

松本市奈川地区の正沢水源池で基準値(0・01ppm)を上回るヒ素が検出された問題で同市は21日、新たに同地区の古宿水源池でも基準を上回るヒ素を検出したと発表した。
正沢水源池の再検査でも、ヒ素は基準値を上回った。
市は両水源池を給水源とする計174世帯約450人と奈川小・中学校に対し、引き続き水道水を飲まないように呼び掛けている。
同市奈川支所によると、市内の八つの水源すべてで水質検査を行い、古宿水源池からは0・011ppmのヒ素が検出された。
また正沢水源池の再検査では、配水池や給水先の世帯など5カ所すべてで、0・014〜0・015ppmと基準値を上回った。
両水源池は3キロほど離れている。
今のところ、原因は不明だが、健康被害はないという。
市では原因が分かるまで両水源池の使用を停止し、別の水源からの給水を進める。
水道水の飲用が再開されるまでは、ペットボトルや給水車による水の配給を続ける。【光田宗義】
2月22日朝刊 最終更新:2月27日12時53分
60名無電力14001:2008/03/02(日) 09:32:21
登米の水道汚濁:女性1人「入院」、健康被害19件 /宮城
2月19日13時1分配信 毎日新聞

登米市営水道の汚濁水事故で16日から18日にかけ、市民から計19件の健康被害に関する訴えが同市に寄せられた。
うち1件は入院したとの内容で、同市は確認を急いでいる。
訴えの内容は、「汚濁水と知らずに飲んだが、下痢をした」「吐き気をもよおし、医者にかかり回復した」など。
症状と汚濁水との因果関係は分かっていないという。
「入院」情報が寄せられたのは18日で、女性から
「姉が小学生と幼稚園児の子供ともども汚濁水を飲み、下痢をした。子供2人は回復したが、姉は急性胃腸炎と診断され市内の病院に入院した」
と電話があった。汚濁水を飲んだ日時は不明で、同市は状況の把握に努めている。
汚濁水を配水する事故は12日夜発生。復旧は14日までかかった。
同市は事故のおわびと健康相談に関するチラシを16日、全世帯に配布した。
同市水道事業所は20日、厚生労働省に出向き、一連の事故報告書を提出する。
布施孝尚市長は21日の市議会本会議の行政報告の中で改めて謝罪する予定。【小原博人】
2月19日朝刊 最終更新:2月19日13時1分