543 :
名無電力14001:
原因究明できず ガラス固化不具合
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000000807120002 日本原燃は11日、六ケ所再処理工場で中断しているガラス固化体の製造試験について、
経済産業省原子力安全・保安院に原因調査の経過を報告した。ガラスを金属容器に流せな
かった原因の究明には至らなかったため、調査を続けるという。再開時期の見通しは立たず、
目標としている7月の試運転(アクティブ試験)終了は絶望的となった。
ガラス固化体の製造試験は今月3日、十分な量のガラスが炉から金属容器に流れ込むのを
確認できなかったため、半年ぶりの再開から半日で停止に追い込まれた。
原燃は、固まったガラスを溶かして容器へ注入する加熱装置を点検したが、電気回路や
温度の上がり具合に問題はなく故障は確認できなかった。炉の出口にあたる「流下ノズル」
の状態をカメラで観察したところ、その付近に付着物を確認した。今後、採取して成分を
調べるという。
一方、運転データを分析したところ、炉の温度上昇は十分速く、再開前の計算結果とほぼ
合致していた。このため昨年12月に中断した時の運転と比べ、炉は安定的に運転できていた
としている。
原燃の鈴木和史・報道部長は「原因の究明と対策を継続して進める。再開までにどれぐらい
かかるかは見通せない」と話した。
544 :
名無電力14001:2008/07/16(水) 04:29:14
もんじゅ:「機構」の体質批判 改善点、異例の指摘−−保安院
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20080711ddlk18040569000c.html 敦賀市の高速増殖炉「もんじゅ」で相次いだ一連の不祥事を受けて行った特別な保
安検査で、原子力安全・保安院は10日、異例の12項目に及ぶ改善点を指摘し、今月
中に対応策を報告するよう、日本原子力研究開発機構に指示した。保安院は「社会に
しっかり説明するという意識に欠けている」と、機構の体質を改めて厳しく批判した。
ナトリウム漏えい検出器の施工ミスに関しては、総点検に敦賀本部があまり関与して
いないことや、機構が設置した特別チームが十分機能していないなど、組織的な問題点
を指摘した。ナトリウム漏えい警報の通報遅れでは、機構が定めた通報マニュアルが守
られていなかったことや、誤報の連絡が敦賀本部長ら幹部に迅速に伝わっていなかった
ことなどを挙げた。
保安検査の終了後にも、6〜7月に通報遅れや無連絡が相次いだことにも言及し、
「通報連絡の考え方を外部に説明し、理解を得るべきだ」と、地元に対する説明責任の
徹底も指示した。
この日、保安院の平岡英治審議官(原子力安全・核燃料サイクル担当)が敦賀市と県
を訪れ、内容を説明。旭信昭副知事は、通報・連絡体制の確立など4項目を重点的に指
導するよう要請した。
545 :
名無電力14001:2008/07/16(水) 04:50:33
546 :
名無電力14001:2008/07/16(水) 04:54:18
脱原発講演:青森・六ケ所村周辺の海成段丘に異常 大阪で渡辺教授が指摘
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20080715ddlk27040451000c.html 青森県六ケ所村の核燃料再処理工場と大地震を考える会合が13日、大阪市内であり、
「施設直下に活断層がある」と指摘している研究グループの渡辺満久・東洋大教授(変動地形
学)が講演した。関西の脱原発団体が主催し、市民ら約70人が参加した。
渡辺教授は、海底が隆起してできた本来平たんな「海成段丘」が、六ケ所周辺で異常に傾斜
していると指摘。地下に活断層があるのが原因で、青森県の東側海底を通る「大陸棚外縁断層」
と連動し、「マグニチュード8クラスの地震を引き起こす可能性がある」と話した。
渡辺教授は「変動地形学の専門家であれば一目で分かるはずの“常識”が、原子力の安全審査
では見過ごされてきた。あまりに楽観的で無責任だ」とも話し、国の原子力行政を批判した。
547 :
名無電力14001:2008/07/16(水) 05:02:38
ポンプ異常で手動停止へ 敦賀原発1号機
http://www.47news.jp/CN/200807/CN2008071501000740.html 日本原子力発電は15日、運転中の敦賀原発1号機(福井県敦賀市)で、冷却水を循
環させるポンプの水漏れを防ぐ機能が低下したため、16日午後7時ごろに原子炉を手
動で停止させ、部品を交換すると発表した。5月にも同様のトラブルがあり、部品交換
を終えたばかり。外部への影響はないという。
日本原電によると、6月21日ごろから、3台ある原子炉再循環ポンプのうち1台で、
モーターの回転軸のすき間から冷却水が漏れないように軸の周囲に張ってある水の量が
安定せず、今月13日からは通常値を超えて増加。水漏れ防止機能の低下とみられるが、
部品の損傷はみられないという。
1号機では1993年以降、同様のトラブルが度々発生しており、今回で9回目。