34 :
名無電力14001:
公害:京都市、苦情608件 5年連続で増加−−06年度 /京都
8月29日16時0分配信 毎日新聞
京都市が06年度、公害に対する苦情を受け付けた件数は608件で、5年連続で増加したことが市の調べで分かった。
原因となった業種は建設業が143件(23・5%)と最多。市によると、景気回復に伴う建設工事の増加で騒音などの苦情が多いという。
昨年度の苦情件数は前年度比で44件(7・8%)増加した。対象となった公害の内訳は、
▽悪臭195件(32・1%)▽騒音193件(31・7%)▽大気汚染140件(23・0%)など。
業種別でみると、建設業のほかに▽製造業117件(19・2%)▽個人62件(10・2%)▽サービス業55件(9・0%)などがあった。
公害の苦情は各区の保健所が受け付けている。
苦情に対し、公害の発生源などを立ち入り調査し、行政指導などで対応。
06年度中に解決した件数は539件(解決率88・7%)だった。【朝日弘行】
8月29日朝刊 最終更新:8月29日16時0分
35 :
名無電力14001:2007/08/30(木) 15:52:05
中皮腫の死亡率最大20倍、尼崎・クボタ旧工場の周辺住民
8月28日12時51分配信 読売新聞
アスベスト(石綿)による健康被害が問題になっている兵庫県尼崎市のクボタ旧神崎工場周辺で、
工場外に飛散した石綿の吸引が原因とみられる中皮(ちゅうひ)腫(しゅ)で死亡した住民の割合が、最大で全国平均の約20倍に上ることが、環境省の調査でわかった。
死亡率を最大68倍とした今年5月の中間報告の調査対象から勤務経験者らを除いた結果で、工場周辺に居住しただけで吸引する「環境曝露(ばくろ)」の実態がデータで示され、
同省は「環境曝露による発症リスクが高い可能性がある」としている。
同省が、27日の「石綿の健康影響に関する検討会」で明らかにした。
同省は、旧神崎工場で毒性の強い青石綿が使われた1955〜74年に市内に住み、2002〜04年に中皮腫で死亡した住民42人について疫学調査を実施。
5月の中間結果では、工場のあった小田地区で中皮腫による死亡率は男性が全国平均の11〜21倍、女性が30〜68倍だった。
最終更新:8月28日12時51分