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名無電力14001:
日系も「汚染企業」 中国各紙、外資100社を批判
8月26日8時1分配信 産経新聞【北京=野口東秀】
中国共産党機関紙、人民日報など中国各紙は25日までに、北京の環境NGO(民間活動団体)「公衆環境研究センター」が公表した
「環境汚染企業ブラックリスト」をもとに、外資系企業が汚染物質を垂れ流しており、道徳心が欠如しているなどとする批判記事を掲載した。
同リストの「汚染企業」には、日系も含む外資系企業100社が列挙されている。
24日付の人民日報は、「多国籍企業の環境責任はどこに行った」と題し、
「これら企業は、自国では環境基準を守っているのに、中国に進出したとたん、環境基準を守る能力があるのに(故意に)守らず、二重基準だ」などと批判した。
上海紙の解放日報も同じく、「中国の環境保護水準が低いのは認める。
国内企業の環境意識も低い。しかし、多国籍企業が、環境基準を守らない理由にはならない」などと非難、他紙も「中国は世界の工場のゴミ処理場ではない」と批判している。
「汚染企業」にリストアップされたのは中国国内企業がほとんどだが、電子、化学工業、機械、食品系など外資系企業も100社を超え、日系は40社弱。ほかは米国、欧州の企業が占めている。
米系では、清涼飲料大手「ペプシコ」、化学大手「スリー・エム(3M)」、自動車大手「ゼネラル・モーターズ」など。日系では、「花王」「吉野家」、「松下」「日清」系列などの企業が明記されている。
リストに挙げられた「味の素」系列の会社の中国人元社員は、本紙の取材に「環境保護の基準順守に、同社は厳格だった。問題があっても、数値の問題で(中国企業に比べると)小さな問題ではないか」と話している。