>>87 フェロシルト事件:埋設フェロシルト、撤去作業ほぼ完了−−いなべ /三重
12月1日11時0分配信 毎日新聞
石原産業(大阪市)の土壌埋め戻し材「フェロシルト」の不法投棄問題で、同社が実施していた
いなべ市藤原町鼎(かなえ)地区に埋設のフェロシルトの撤去作業が30日、ほぼ完了したことが、同市生活環境課や県の廃棄物対策室などの検査で分かった。
わずかに残ったフェロシルトは、10日ほどかけて撤去後の跡地を整地しながら取り除くという。
いなべ市によると、撤去作業は昨年5月から始まり、今年6月で終える予定だった。
しかし、当初の見込み量約11万2200トン(土砂を含む)が約17万トンに膨らみ、完全撤去までに約6カ月遅れた。
大半を、四日市市の石原産業工場に運んだという。
いなべ市の担当者は「予定より大幅に遅れたが、撤去に見通しがつき一安心です」と話している。【沢木繁夫】
〔三重版〕12月1日朝刊 最終更新:12月1日11時0分