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110名無電力14001
坂東工業団地の土壌汚染:原告の請求を棄却 前橋地裁「県は予見が困難」 /群馬
2月28日12時1分配信 毎日新聞

渋川市北橘村の坂東工業団地から有害物質が出たとして、製袋業者ら2社などが、分譲した県に工場移転費など約5億9700万円の損害賠償を求めた訴訟で、
前橋地裁(小林敬子裁判長)は27日、「造成・分譲時は埋め立てた物質が有害物質と認知される前で、県に土壌汚染の予見は困難だった」として、請求を棄却した。
判決などによると、60年代に製薬会社が県の許可を受けて産業廃棄物を埋め立てていた土地に、76〜78年に県が工業団地を造成した。原告は79〜87年に購入。
98年に土壌から基準値の6・9倍の有害物質テトラクロロエチレンが検出された。
テトラクロロエチレンは89年に規制対象となり、98年に原告が問題を指摘。県はその時点まで分譲地の汚染を認識していなかったと主張していた。
判決に対し、原告は「産廃処理を指導する県が不良品を売って『時効だ』と逃げるのはおかしい」と述べ、県団地販売課は「妥当な判決だと思う」とのコメントを出した。【鈴木敦子】
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■視点
◇県は抜本対策を−−汚染区域指定の先見えず
今回の提訴は土壌汚染問題を巡って県に一石を投じた。
原告は県が坂東工業団地を土壌汚染対策法に基づく指定区域に認定しなかった点を「不作為」と主張した。
同法は都道府県知事に汚染原因施設の廃止時に土地所有者へ汚染状況の調査を実施させる権限を付与。
有害物質が見つかれば、土地所有者に除去などの対策を求めている。
ただ、同法は03年2月施行の比較的新しい法律で、今回、県が問われたのは、産廃埋め立てが法施行前であっても、無策で良いのかという点だった。
県は同団地の指定区域への認定に向け、昨年から調査を開始した。だが、指定区域になった場合、30年以上をさかのぼって製薬会社に有害物質の除去命令を出せるのか。
同団地には十数社が進出している。県には抜本的な土壌汚染対策が求められる。【鈴木敦子】
2月28日朝刊 最終更新:2月28日12時1分
111名無電力14001:2008/03/01(土) 20:27:00
ヒ素も


土壌汚染:埋設廃棄物から基準超の鉛など検出−−豊中のごみ処分場 /大阪
3月1日15時1分配信 毎日新聞

豊中、兵庫県伊丹の両市のごみを処分する「豊中市伊丹市クリーンランド」は29日、豊中市原田西町にある敷地内の土壌と地下水、灰などの埋設廃棄物から、
土壌汚染対策法などの基準を超える鉛、ヒ素、ダイオキシン類などを検出した、と発表した。
地下に埋設された廃棄物が汚染源とみられるが、健康被害の恐れはないという。
同法や府条例基準などを超えたのは、敷地内の駐車場などの地表から7メートルまでの深さの土壌と周辺部の地下水。
土壌での溶出量は
▽鉛(最大15・0倍)
▽ヒ素(同12・0倍)
▽フッ素(同2・8倍)
▽六価クロム(同4・6倍)、
含有量は
▽ダイオキシン類(同22・0倍)
▽鉛(同10・7倍)。
地下水では
▽ヒ素(同1・9倍)
▽ホウ素(同1・1倍)
――だった。
さらに、埋設廃棄物から検出されたダイオキシン類の含有量、鉛、水銀、PCB(ポリ塩化ビフェニール)の溶出量が、
焼却灰などの最終処分場・大阪湾広域臨海環境整備センター(フェニックス)の受け入れ基準を超えていた。
この廃棄物は、62〜75年に駐車場のあった場所で稼働していた旧焼却場の灰などで、同クリーンランドは今後、別の処分場で濃度を下げる方針。
また、土壌と廃棄物を掘削除去し、地下水についても定期的なモニタリングを継続する。【勝野俊一郎】
3月1日朝刊 最終更新:3月1日15時1分
112名無電力14001:2008/03/01(土) 20:47:38
ヒ素:掘削土から基準超え検出 益田・国道488号のトンネル工事中 /島根
2月24日16時1分配信 毎日新聞

県が益田市長沢町で行っている国道488号トンネル工事の掘削土から基準を超えるヒ素を検出したことが23日、分かった。
県は工事の掘削作業を一時中断し追加調査を行う方針。「すぐに健康被害を及ぼす量ではない」としている。
県道路建設課によると、工事中のトンネルは全長1038メートル。昨年3月から開始し、すでに1010メートルを掘削している。
今月8日に住民から指摘があり、県が調べたところ、2カ所の残土搬出先の掘削土の溶出量から基準値(1リットルあたり0・01ミリグラム)を超えるヒ素が検出。
ヒ素は自然由来のものと見られる。【小坂剛志】
2月24日朝刊 最終更新:2月24日16時1分
113名無電力14001:2008/03/01(土) 20:55:21
有害物質:基準超のシアン化合物など検出−−茨木の東芝工場敷地 /大阪
2月23日17時1分配信 毎日新聞

3月末で閉鎖する茨木市の東芝家電製造大阪工場は22日、工場敷地の土壌調査で、法定の環境基準値を超える重金属のシアン化合物などを5地点で検出したと発表した。
地下水汚染は確認されていないという。
全域約11万5000平方メートルを調査。
シアンは264地点中2地点から、トリクロロエチレンなどの揮発性有機化合物は593地点中3地点から、基準を超える土壌溶出濃度が確認された。
4月以降、汚染土壌約2150立方メートルを除去する。【立石信夫】
2月23日朝刊 最終更新:2月23日17時1分
114名無電力14001:2008/03/02(日) 09:30:31
ホウ素:基準の最大29倍検出−−岐南・会社所有の敷地 /岐阜
2月22日12時2分配信 毎日新聞

県岐阜振興局は21日、岐南町三宅地内の元自動車販売会社が所有する敷地内から基準値を超すホウ素が検出されたと発表した。
この会社が跡地利用のため土壌調査をして判明した。敷地約1900平方メートルの30カ所で調査し、3カ所で基準の最大29倍のホウ素が検出された。
このほか、最大で2・3倍〜14倍のヒ素やフッ素、鉛も検出された。
同振興局は岐南町とともに22日から半径500メートル内の井戸水調査を実施する。敷地内の井戸水(1カ所)からは有害物質は検出されていないという。【佐野裕】
2月22日朝刊 最終更新:2月22日12時2分