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名無電力14001:
化学工場で毒性ガス漏出事故、5人死亡 重慶市
1月10日13時50分配信 サーチナ・中国情報局
重慶市巴南区の特斯拉化学原料公司の工場で9日午後2時ごろ、有毒ガスの硫化水素などが漏出し、作業員5人が死亡、11人が負傷した。
事故を起こした特斯拉化学原料公司は四川省に本社を置く製鉄会社の攀枝花鋼鉄(集団)公司の関連会社で、磁性体原料を生産していた。
現場の空気からは、高濃度の二酸化炭素と、硫化水素、一酸化炭素が検出された。
現地政府の環境保護部門は、周辺地域での大気の分析を続けているが、新たな危険性はないという。
硫化水素には腐敗臭があり、極めて薄く混入した空気を吸っても人体に大きな影響はないが、高濃度の場合には肺水腫が起こり生命に危険が生じる。
温泉に含まれることがあり、日本でも死亡事故が発生したことがある。(編集担当:如月隼人)