http://www.recordchina.co.jp/group/g16287.html 2008年3月3日、近年来で最大級の砂塵暴(黄砂による砂嵐)が台湾全土に襲来していると報じられた。
1日から飛来している砂塵は、午前中に台湾北部を、午後から夜半にかけては台湾南部を襲う見込み。
中国新聞社が台湾紙・中国時報の転電で伝えた。
先月29日から中国本土の内陸部で発生している砂塵暴が北京市、天津市、内モンゴル自治区、陝西省、河南省などを経て東南方向へ移動しているもの。
台湾環境保護署の職員によると、同日午前中の台湾北部は黄砂の影響により空気が大幅に霞んでおり、南向きの風の影響で午後からは台湾南部に同様の現象が現れると見られている。
夕方の帰宅ラッシュと相まって大気汚染度が一気に高まる見込み。
台湾・中央研究院環境変遷研究センターによると、黄砂の襲来前後は、台湾島の大気中に含まれるダイオキシン濃度が35%上昇するとの研究結果も出ており、農作物への被害も懸念されている。
環境保護署では心疾患患者、呼吸器系疾患の患者に対し屋外での運動控え、マスクを着用して外出するように呼びかけている。(翻訳・編集/愛玉)
>>397>>816 能勢のダイオキシン問題 美化センター跡地を自然公園化へ
3月2日7時50分配信 産経新聞
高濃度のダイオキシン汚染が発覚して平成10年に廃炉になった「豊能郡美化センター」(能勢町山内)の施設を解体後、自然公園化する方向で跡地利用の構想がまとめられていることが29日、わかった。
構想に基づいて、20年度から跡地利用基本計画を策定し、計画の具体化を目指す。
ようやく動き出すことになった跡地利用。
しかし、昨年も敷地内で高い濃度のダイオキシン類が検出されており、今後も恒久的な対策が求められる。(山本岳夫)
同センターは、能勢町と豊能町のごみ焼却施設として昭和63年4月に操業を開始。
平成10年4月に周辺の土壌から当時国内最高値の8500ピコグラムのダイオキシン類が検出されるなど高濃度のダイオキシン類が検出されたことから、同年11月に廃炉となった。
センターを管理する豊能郡環境施設組合は、汚染土壌の撤去や無害化処理を行い、施設の解体と解体後の跡地利用について、学識経験者や地元住民、両町関係者などをメンバーとする組織を設置して検討を続けている。
構想は地権者や地元住民、学識経験者などによる豊能郡美化センター跡地利用協議会などの意見を反映。
それによると、自然公園化の方向で最終調整を進めている。
新年度には、施設の解体に向けた計画をつくるとともに、構想に基づいて、跡地利用の基本計画の策定を進め、
「より具体的な跡地利用を示したい」としている。
敷地内では、高濃度のダイオキシン類が昨年も検出された。それだけに、同組合では「解体する際にもダイオキシン類の濃度調査をし、無害化処理をする。
跡地利用は、まず跡地の保全の上で慎重に考えたい」としている。
最終更新:3月2日7時50分