>>815 安全確認へ再試験始まる 南丹のダイオキシン問題
11月21日18時59分配信 京都新聞
京都府南丹市園部町高屋の廃棄物処理会社「カンポリサイクルプラザ」の排出ガスから基準値を上回るダイオキシン類が検出された問題で、同社が21日、
2回目の安全確認試験を始めた。同社によると、再試験は12月4日までの約2週間の予定で、府の指導を受けて実施する。
焼却炉の本稼働時に近い条件で、ごみの中に混ざる汚泥の割合を変えた2種類の焼却パターンに分けて廃棄物を焼却。
同社や府から委託を受けた専門業者が試験期間中に排出ガスを採取し、試験終了後、さらに約2週間かけてダイオキシン濃度を分析する。
同社が試験結果を府に報告し、府の専門家会議が検証する。
今春に実施した安全確認試験では、同社が自主的に設けた数値目標を一部達成できなかった。
この日は、府や南丹市の関係者の立ち会いで再試験が始まり、従業員が、ダイオキシンや臭気対策を目的に設置した大型活性炭フィルターの状況などを確認しながら、作業に当たった。
最終更新:11月21日23時59分