>>598 南部クリーンセンター排水問題:ダイオキシン、原因は道具洗った水−−高松市 /香川
10月11日13時39分配信 毎日新聞
高松市が運営するごみ処理施設「南部クリーンセンター」(同市塩江町安原下)の排水に、国の基準を超えるダイオキシン類が含まれていた問題で、同市は10日、調査結果を発表。
焼却炉の清掃に使った道具を下水に直結した洗面所で洗ったことが原因、と説明した。
8月8日の問題発覚後、市は施設内19カ所の水質検査を実施。
結果、本来ダイオキシン類が混入する可能性が小さい生活排水から1リットル当たり1・9ピコグラムが検出された。
聞き取り調査では、施設を管理している職員らが6月下旬、焼却炉を清掃後に工具類を下水道に直結した洗面所で洗っていたことが判明。
この際に焼却炉で付着したダイオキシン類が下水に流出したと見られる。
市は今後、施設内の生活排水に対しても浄化処理ができるように配管を変更し、再度水質検査を実施して問題がなければ、下水道への排水を再開する。【大久保昂】
10月11日朝刊 最終更新:10月11日13時39分