---なぜ進まない?--- バイオ燃料

このエントリーをはてなブックマークに追加
538名無電力14001
>>537
いままでそれをやってきたんだよ2世紀ほど
539名無電力14001:2008/02/09(土) 10:51:46
グレートブリテン島は森に覆われていたが、製鉄のために切り尽くした。
540名無電力14001:2008/02/10(日) 15:24:30
「おから」もバイオ燃料 温暖化防止へプロジェクト 静岡
2月9日8時0分配信 産経新聞

豆腐を作るときに出る「おから」。
産業廃棄物になっていたが、これを原料にバイオエタノールを作るプロジェクトが静岡市で進んでいる。
二酸化炭素(CO2)排出を抑制するエネルギーとして車のガソリンに混ぜて使う予定で、“おから製”は珍しいという。
さまざまな農作物がバイオエタノールになるなか、日本のおからも温暖化防止に役立とうとしている。(村上智博)
                   ◇
「おから製エタノール」に乗り出すのは廃棄物処理業「静岡油化工業」(静岡市)。2月末に小型プラントを完成させ、3月初めにも製造を始める。
1年間に4800リットルの生産量を目指す。

豆腐を作る際、大豆から豆乳を搾った後のかすであるおからは「厄介者」だった。

全国豆腐油揚商工組合連合会(東京都台東区)によると、豆腐製造業者が使う大豆は1年で50万トン。
水分を含んだおからは70万トンもできる。
東京都豆腐商工組合(千代田区)の理事長、柳本恵三さん(70)は「おからは栄養豊富な食品だが、『卯の花』などに料理され食卓にのぼる機会はわずか。
使い道があまりないのが、豆腐店共通の悩み」と話す。

このため、一部が飼料に利用される以外は、豆腐製造業者らが産業廃棄物として有料で処分してもらっていた。

「静岡油化工業」は静岡や神奈川などの豆腐店からおからを集め、飼料に加工していたが、「バイオ燃料の原料にも使えるのでは」と着目。
新エネルギー・産業技術総合開発機構(川崎市)などの支援を得て、プラントを導入する。

プラントでは生のおからとジャガイモの皮を原料にバイオエタノールを製造。
320キロの生のおからから100リットルのバイオエタノールができる。
これをガソリンに混入し、CO2の排出量抑制を図ろうとしている。5年後には生産量を約30倍に増やす考えだ。
同社営業部長、池ケ谷明さん(51)は「おからの再利用が地球温暖化防止に一役買う。バイオ燃料を使った車が走り回るような、環境にやさしい社会を作る一助になれば」と話している。
541名無電力14001:2008/02/10(日) 15:26:15
>>540つづき
                   ◇
■21年度に1000給油所
ガソリンの代替燃料として注目されるバイオエタノール。
政府は平成22年度までに、1年間で50万キロリットル(原油換算)分のバイオ燃料を導入するという目標を掲げており、増産、普及に力を入れている。

 内では建築廃材や規格外小麦、サトウキビといった植物を原料にしたバイオエタノールの研究が、北海道や岡山市など全国各地で実用化に向けて進められている。
首都圏では石油元売り各社が昨年4月から、東京、神奈川、埼玉、千葉の50カ所の給油所でバイオエタノールを配合した「バイオガソリン」の販売を開始。石油連盟(千代田区)などによると、平成21年度までに全国1000カ所で導入される見込みだという。

ただ、環境省では石油業界とは別の製造方式でバイオエタノールを混ぜたガソリンの本格普及を目指すなど、足並みは必ずしもそろっていない。
                 ◇
【用語解説】バイオエタノール
トウモロコシのような穀物などの糖分を発酵させてできるアルコール。
バイオ燃料を燃やしてもCO2が排出されるが、「本来、原料の農作物の成長時に大気中から吸収した分を放出するとみられる」(環境省)ため、
CO2排出削減効果が高いと注目されている。
ただ、農作物をバイオ燃料向けに転作しすぎると、穀物価格の上昇につながるとの指摘もある。


>>ただ、農作物をバイオ燃料向けに転作しすぎると、穀物価格の上昇につながるとの指摘もある。
はかなり短絡だが。
542名無電力14001:2008/02/10(日) 16:43:37
>>541
>>ただ、農作物をバイオ燃料向けに転作しすぎると、穀物価格の上昇につながるとの指摘もある。
>はかなり短絡だが。

そうかな?俺は大学で環境学んでるけどずっとこのことに疑問を感じてた
費用対効果で考えなくちゃいけないのに、「環境にやさしい」って名目があれば何でもかんでも後先考えずに行われてる気がする

あとブラジルではアマゾン破壊してサトウキビ畑が進行してるらしい
これは環境破壊じゃないのか?
543名無電力14001:2008/02/11(月) 04:45:07
地球環境守ろうと思ったら、人間を20億人レベルに減らさなきゃ無理。
国連の研究機関の報告書に明記してあった。
どこかにレポートいっちゃったけど、国連の関連機関検索して精査すればでてくると思うよ。
最大限でも40億人だってさ。
現状だと40億人減ってもらわなきゃ共倒れで壊滅的被害が出るって。
エコもへったくれも無いもんだ。
544名無電力14001:2008/02/11(月) 06:28:15
バイオ燃料は建築廃材とか農産物の非食用部分でやるならまだしも、
食用部分で作ったら完全なる環境破壊にしかならないでしょうに。
どうしてそんな当たり前の事も分からないのかねぇ、まったく。
545名無電力14001:2008/02/11(月) 16:22:34
Bio燃料に麻(Hemp)を使えば、食用としての焼き畑栽培も必要でなく、茎Celluloseから
エタノール化でき、かつ実は食料・外繊維は衣料・葉と根は肥料・花は医療と幅広く「寛用」
できる。1937年石油業者や繊維業者(Dupon社など)が規制したAmerica法が、石油温暖化問題や
食用Bioetanol問題で問い詰められるときがきた。
医療用Cannabisは癌・AIDSでさえも鎮痛効果を発揮し、増殖を富め、免疫を強める。難病患者の
95%の人が効果を認め、やめたところ80%の人がもとどおりにもどったと答えたという研究もある。
どんな法律でもそうだが、それが規制されることによって誰が得をしているのかを考えてみれば、
答えは権力者側の権利ということになる。

食料問題・石油問題、問題の根っこにあるのは、いつも強権者の搾取と権利の主張だ。
546名無電力14001:2008/02/11(月) 16:23:41
増殖を富め――>増殖を止め
547名無電力14001:2008/02/11(月) 16:31:03

【地球をどうしますか 環境2008】緑の油に沸く人々(上)
http://sankei.jp.msn.com/world/america/080121/amr0801210836001-n1.htm

バイオディーゼル燃料を学ぶ
http://www.teamrenzan.com/archives/readers/takahashi/post_317.html

↑ 
辺りを見たらよいと思う。
548名無電力14001:2008/02/11(月) 16:31:27
>>543の言っていることでFAだと思う。
66億もの人間が、まともに食って高度な文明生活を享受出来るわけがない。
飢えて貧困や不衛生のために死んでいく多くの人の上に
自分たちの生活が成立していることを自覚するべきだろうな。
人道的観点から、飢えや貧困にあえぐ国の人々を救おうとする動きがあるが
あえて言うならば、破滅への速度を上げているとしか思えない。
自分が生きるために他者の死を望むとなると・・・
まるで「蜘蛛の糸」の様な話だな。
中国は賢いじゃないか人口の爆発的増加が国をの危機を招くと考えて
「一人っ子政策」を続けているんだから。
日本はそんなことしなくても減っているけどな。
549名無電力14001:2008/02/12(火) 16:37:10
人間のレミングの行進ははじまっているんですね。納得。
550名無電力14001:2008/02/12(火) 17:03:59
ちなみに、レミングは集団自殺しない。
551名無電力14001:2008/02/13(水) 07:09:15
関連要素をすべて考慮に入れると、バイオ燃料が排出する温室効果ガスの量は化石燃料よりも
多くなる――2月7日(米国時間)、『Science』誌ウェブサイトに掲載された2つの研究論文がこんな
結論を下した。

これだけではない。かつて石油に代わるクリーンエネルギーとしてもてはやされた農作物由来の
燃料が、環境問題を解決する特効薬ではないことを示唆する研究成果がこのところ増えている。

バイオ燃料は当初、非常に有望に思われた――植物を利用して車を走らせたり工場を稼働させた
りする以上にクリーンな方法があるだろうか? しかし、初期の予測は細かい点の検討がやや不十
分だった。こうした予測は、燃料となる作物を育て、収穫し、精製するのに必要なエネルギーを必
ずしも考慮していなかったのだ。

何より重要なのは、燃料用作物を栽培するためには、温室効果ガスを大量に吸収してくれる植生を
伐採して土地を開墾しなければならない――あるいは、既存の農地に燃料用作物を植える場合に
は、それまで育てていた食物用作物の栽培場所を確保するために新たな農地を開墾しなければな
らない――という点を考慮に入れていなかったことだ。
http://news.goo.ne.jp/article/wiredvision/life/2008news1-15586.html?fr=rk
552名無電力14001:2008/02/13(水) 07:10:35
これらの要素を計算に入れると、バイオ燃料もそれほど有望とはいえなくなる。今回Science誌に
発表されたうちの1つで、プリンストン大学で環境法を研究するTimothy Searchinger氏らがまとめ
た研究論文によると、化石燃料の代わりに、米国のバイオ燃料業界で人気の高いトウモロコシ由
来のエタノールを使用した場合、今後30年間にわたって温室効果ガスの排出量が倍になるという。
他の作物よりもはるかにエネルギー効率がよいとされるスイッチグラス[ロッキー山脈に自生する
多年生植物]でも、温室効果ガスの排出量が50%増えるという。

一方、Science誌に発表された2つ目の論文の中で、自然保護団体『ネイチャー・コンサーバンシー』
の研究者らは、バイオ燃料用の作物畑に変える際に出る二酸化炭素の量と、生産されたバイオ燃
料の使用による二酸化炭素排出削減量が等しくなる時間を試算すると、何百年もかかる場合がある
と主張している[バイオ燃料のために新たに土地を開墾した場合、化石燃料をバイオ燃料に代替す
ることで削減される二酸化炭素排出量の17から420倍の二酸化炭素が大気中に放出され、これを
相殺するには数百年かかることもあるとしている]。
http://news.goo.ne.jp/article/wiredvision/life/2008news1-15586.html?fr=rk