こんにちは。村田です。
こちらの11から15まで、私の文章を引用していただきましたこと、大変嬉しく思います。
このように、いろいろなところに「問題提起」が広がることを期待しています。
また、みなさんの意識の高まり・真剣さも実感され、とても心強く思います。
浜岡原発をはじめとし、核施設・エネルギー政策などに関連するタブーが破られるのは、
もはや時間の問題であり、「なだれ現象」は近い将来、必ず起こるものと考えています。
さて、過日、前イエローハット社長(現相談役)の鍵山様から手紙をいただきました。
当方のホームページにも全文掲載してありますが、非常にいい内容と思いますので、
抜粋してこちらに転載させていただきます。もちろん、ご本人の了解を得ています。
−−日本人は長い歴史の中で人間が生きていくために大切な智慧を培ってきました。(中略)
日本人は後日にツケを残すことを本能として嫌い、また恥として来ました。後日でさえ恥としたのですから、
後世にツケを残すことなど絶対にしませんでした。このような日本人の思考は、他国に例のない文化として、
多くの人々の称賛の的となってきました。(中略)
原子力発電所は、このような世界に誇る日本人の優れた文化を否定するだけでなく、民族の存続すら危険に
さらしているものであります。原子力発電所が、後世に計り知れない「大きなツケ」を残すことは周知の事実であり、
後世の人々の恨みを買うことも決定的な事実であります。
日本人が長年にわたって忌み嫌ってきた「ツケを残す」という愚行を今すぐに止めるべきであると思います。
鍵山秀三郎