東海地震で静岡・浜岡原発は大丈夫か? 3

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http://www.chuden.co.jp/press/saisin2003/fr_pre0708_01.html
国際学会における石橋教授の発言について
平成15年7月8日 中部電力株式会社
 7月8日付けの中日新聞、日本経済新聞等で、石橋克彦・神戸大学教授が浜岡原子力発電所について、
「最も危険なのは、東海地震の想定震源域の真上にある浜岡原発だ」、「交通網の遮断で、
原発事故の救助復旧活動さえできなくなる。日本にとって致命的で、全地球規模の災害となる」と述べ、
浜岡原発の危険性を警告したとの報道がありました。
 新聞報道によりますと、石橋教授は、7日、札幌市で開かれている国際測地学・地球物理学連合総会において、
「最も危険なのは、東海地震の想定震源域の真上にある浜岡原発だ」、「東海地震が起きると浜岡原発を
5〜10mの津波が襲い、地殻が1m隆起する」、「交通網の遮断で、原発事故の救助復旧活動さえできなくなる。
日本にとって致命的で、全地球規模の災害となる」、「地盤も軟らかい」、「核施設の耐震設計の基準は、
現代地震科学から見て古めかしく、不十分だ」と講演し、さらに「原発震災が起こる可能性を認め、
客観的なリスク評価をする必要がある」と発言されたとされています。
 以下に当社の見解を示します。
・ 浜岡原子力発電所は、「東海地震を上回る、M8.4の安政東海地震」、さらにこれを上回る
「M8.5の限界地震」に対しても耐震安全性が確保されております。
・ 東海地震時の津波の高さについては、中央防災会議の検討結果によれば、浜岡周辺で6〜7m程度と
評価されています。これに対して、敷地地盤の高さは6〜8mであり、更に敷地前面には
高さ10〜15mの砂丘があること、安全上重要な施設を収容している原子炉建屋の出入り口には、
防水扉等を設置していること等により、津波に対する安全性も確保されております。