●環境ホルモンについておしえてください●

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1名無しさん@お腹いっぱい。
おながいします。
どんな製品に含まれている〜とか・・・物質名とか・・。
知っている事教えてください。
2名無しさん@お腹いっぱい。:02/06/30 10:59
2げっと

いろんなものに含まれてるよ。
3名無しさん@お腹いっぱい。:02/06/30 11:35
いろんなもの・・。
殺虫剤とかですかね?
4名無しさん@お腹いっぱい。:02/06/30 18:23
環境ホルモンはまだ2例しか確定していないそうだ。
http://plaza13.mbn.or.jp/~yasui_it/EDCConc2002.htm
ノニルフェノールとオクチルフェノール。
それも、人間に影響がある話ではないらしい。
結局、大山鳴動ねずみ2匹、だったみたいね。300億円かけて研究したのに。
5名無しさん@お腹いっぱい。:02/06/30 19:08
>>4
でもインターネットとかみてると色んなHPにこんなのが危ないとか色々書いてありますよね?
あれってどうなんですか?
6ブーミン:02/06/30 20:05
生活製品で最も使用頻度が高い環ホルと呼ばれるのは、フタル酸エステル類。可塑剤として、また展性・剛性を維持するため色々使われてます。
数10ppb(10兆分の1)の基準値が決まりました。

ビスフェノールa、bはカップラーメンに多く使われていたっけ。エースコックはすぐ耐熱の紙カップに切替えたが、日進とかは、「検査の結果、溶出濃度は基準値以下でした」と曖昧な答えをだし、現在も市場でかなりのシェアを占めている。
ダイオキシンも広義の意味で環境ホルモン。
7名無しさん@お腹いっぱい。:02/07/01 18:45
フタル酸エステル類、ビスフェノールa、bなどは、環境ホルモンの効果が
確認されてはいないと思うが。疑わしいという段階で規制されたのでは?

けっこう昔から騒がれているのに、未だに確認できていないということは
影響があっても非常に微妙なのではないか。
8ブーミン:02/07/01 19:29
>7そうなのか。環境影響評価の基準値は、各国でまちまちだが、その物質と生殖細胞への影響は臨床実験で証明されたはずだが。

9名無しさん@お腹いっぱい。:02/07/08 14:39
あ、こっちにこんなスレがある。

あのさ、温泉引いたり排水したりするときに、温泉の管(水道管)は
何使ってるの?

こないだ建設現場みたら、塩ビ管がごろごろしてた。
熱い水を通すのに、どうなんだろうと思って心配になったよ。
だってそのまま川に流れるんでしょ?

10名無しさん@お腹いっぱい。:02/07/08 22:01
SPEED'98、事実上自己崩壊か?

http://homepage3.nifty.com/junko-nakanishi/zak181_185.html#zakkan184

環境省による環境ホルモン調査結果がわかりやすく説明されています。
おすすめ
>>4,10
やるべき実験を行って、その結果安全が判明したのだからあまり
悪し様に言うのには賛成できない。急性毒性以外の判断基準が必要だと
いうことは少なくとも分かったのだし。
「メス化する自然」の価値がいささかも失われたわけでもない。

ただ、日本の多くの便乗本はその価値を失ったと言える(w
12名無しさん@お腹いっぱい。:02/07/22 21:08
環境ホルモンって、人間に直接的な影響がなければOKってものでもないと思うが・・・
13名無しさん@お腹いっぱい。:02/09/15 20:21
男性の精子の数を激減させ、乳がんや精巣がんをも引き起こす
と言われている環境ホルモン。
人間に限らず野生動物までもがこの影響を受けています。
しかし企業は環境ホルモンを含む合成化学物質を使用した製品の
生産を中止しようとはしない。
はたしてこのままでいいのでしょうか?
人類をはじめ、地球上の生物の運命は如何に・・・?

今現在これ程多くの化学物質が溢れていて、どの生物にどの位の量でどれだけの
期間で影響を与えるかというのはとてもじゃないが、わからんだろうね、
50メートルプールに一滴の希釈度で反応してしまう事もあるというし、また
逆に濃度が高いと反応しない事もあるというし、まあまるっきり無ければ
問題ないけどね、それから浄化施設で浄化後、見た目はキレイになった水に
含まれている場合もあるというし、とにかく始末が悪い様だよ。
フタル酸エステルなんて
ありとあらゆるところに存在しすぎて
バックグラウンドが高くて分析が大変
エストロゲンが増えたのはジジツでしょ?
最近の子供は具合が悪そうな気がします。(特に男の子)
温暖化のせいもあるんでしょうけど・・。
17名無しさん@お腹いっぱい。:02/09/23 23:01
最近環境ホルモンが免疫系をも撹乱しているという報告が増えていますが、
皆さんどうお考えでしょうか?
18名無しさん@お腹いっぱい:02/09/24 01:10
もっと色々なリンク先を教えてください
19名無しさん@お腹いっぱい:02/09/30 00:45
メダカの受精率などに影響があるようですが
20             :02/09/30 04:19
ビスフェノールa、bはカップラーメンに多く使われていたっけ。エースコックはすぐ耐熱の紙カップに切替えたが、日進とかは、「検査の結果、溶出濃度は基準値以下でした」と曖昧な答えをだし、現在も市場でかなりのシェアを占めている。」
================================
東京都の環境衛生研究所がたしか、ビスフェノールに対して環境ホルモンとしての性質をもつと、認定してたけど、日新はひっしになって、否定してたな。

カップ麺は売れ行きが落ちてるんだから、プラスチックのカップをやめればいいのに。
おれのまわりで、カップ麺を食うのじたいをやめたやつがいるぞ。
結局、環境ホルモンよりもエストラジオールの影響の方が大きいんじゃないの
23名無しさん@お腹いっぱい。:02/10/07 22:53
24名無しさん@お腹いっぱい。:02/12/04 16:58
○  今回得られた試験結果からは、いずれの物質についても、低用量(文献情報等により得られた人推定暴露量を考慮した比較的低濃度)での明らかな内分泌攪乱作用は認められなかった。
 ただし、一部の物質については、現時点において内分泌攪乱作用との関連は明らかではないものの、mRNA発現量や血中ホルモン濃度等につき有意差のある変化が認められており、今後の知見集積の中で注視する必要がある。

○  残り4物質(オクタクロロスチレン、フタル酸ブチルベンジル、フタル酸ジエチル、トリフェニルスズ)については、今回得られた試験結果からは、明らかな内分泌攪乱作用は認められなかった。
http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=3408
25名無しさん@お腹いっぱい。:02/12/04 17:00
Q: ホルモン作用を持つ合成化学物質は体内のホルモンあるいは天然のホルモン物質(植物エストロゲンなど)と比べ危険と言われていますが、本当ですか?

 『奪われし未来』には、『天然に存在するホルモン類似物質と合成されたそれとは全く別ものであることを認識することが大切である。
というのも、天然の植物エストロゲンは1日もあれば対外に排泄されてしまうが、合成化学物質のほうは体内に何年も残留してしまうからである』との記述があります。
DDTやPCBなどの一部の有機塩素系化合物は、確かに残留性の高いことが知られていますが、ホルモン作用を持つ合成化学物質が全て残留性が高いとする認識は間違いです。
物質の残留性(体内から排泄されにくい性質)は、「天然化学物質」であるか「合成化学物質」であるかに関係なく、それぞれの物質の構造などによって決まる固有の性質です。
ベンゼン環に多くの塩素分子を持つDDTやPCBは、体内に吸収されると、肝臓で一部の塩素がはずれるなどの代謝を受けますが、それ以上には代謝されにくいことが分かっています。
その結果、脂溶性の高い代謝物が脂肪組織などに蓄積されることになります。
このように脂溶性が高く、代謝を受けにくい物質は、体内にいったん摂りこまれると脂肪組織に長期間にわたり残留したままとなります。
体内で脂肪組織が多いのは、脳や乳房です。
脂肪組織に蓄積したPCBやDDTは、それ自体では、有害性を発揮することはないと考えられていますが、脳の場合には、PCBやDDTの酵素阻害作用により脳機能が影響を受け、神経毒性が発現することが知られています。

生体が自ら産生する女性ホルモン(エストロゲン)や植物エストロゲンあるいは弱い女性ホルモン活性を有するビスフェノールAなどは、体内では、まず、ベンゼン環に水酸基が付加されます。
最終的にはグルクロン酸や硫酸などの水溶性の高い分子が結合し、結果として、水溶性物質に代謝されます。
このような水溶性が付加された物質は、血液を経由して腎臓でろ過され、尿中に排泄されたり、肝臓から胆汁へ排泄されたりするため、体内に蓄積することがないというわけです。
フタル酸エステルも同じくグルクロン酸に抱合されて体外に排泄されます。
ttp://www.chemrisk.org/qanda/qa_a8.html
26背反理論:02/12/04 22:25
環境ホルモンという話題に過剰に反応し過ぎ。と思う。本当に人間浄化した
ほうが、環境に良いかも。結局、環境で金儲けの手段?
27名無しさん@お腹いっぱい。:02/12/05 18:36
環境ホルモンは、今年の夏くらいに完全に否定された。
人間に対する、低濃度毒性は無い。(もちろん高濃度では毒性があるものもある)
アルキルフェノールが一定濃度以上で、水棲生物に影響ありだが、
これも従来の毒性の範囲内。

つまり、環境ホルモンは杞憂だったってこと。
これからも、科学的な研究の報告を無視して騒ぐDQNはいるかもしれないが、
君は騙されないようにね。
28名無しさん@お腹いっぱい。:02/12/05 22:15
>>27さん
もしソース在るのでしたら教えて貰えませんか。
胎児の男女決定時のホルモンシャワーの阻害物質で少量でも後の性的発達を阻害する
って一時TVでよく言ってましたが、間違いだったのですか?
29名無しさん@お腹いっぱい。:02/12/05 22:46
すみません28ですが、>24のURLがソースと理解して良いのですか?
30恵也 ◆1BgPjyxSE. :02/12/06 09:55
>>27
>環境ホルモンは、今年の夏くらいに完全に否定された。

完全に否定する事は無理です。
人体実験を無数にやる事は、不可能なんだから。
日本の男性の精子が、50年くらい前に比べて、半分になってると聞いた事が有る
その事と環境ホルモンが無関係だと証明する事は無理でしょう。
関係していると証明するのは、オオゴトだと思うが、、、、
31名無しさん@お腹いっぱい。:02/12/06 13:59
>>30
「環境ホルモンが霊界に影響を及ぼさない」と言うことを証明する事も不可能でしょう。
32名無しさん@お腹いっぱい。:02/12/08 02:50
ノニルフェノールはホルモン性作用があるという実験結果って無かったっけ?
詳しくは論文読んでないしわからんけど。
あと、一般下水道では女性のおしっこが1番の環境ホルモン?の発生源という発表もあったような
33名無しさん@お腹いっぱい。:02/12/08 06:05
【原発は】恵也と語ろう!!【いらない】  ではショッカーに完敗したのでこっちで頑張ります by恵也
34名無しさん@お腹いっぱい。:02/12/26 01:33
化学者でないんで詳しくは知らないのだが、
PCBとかDDTって主に脂肪に蓄積されるんじゃないかったけか?
肝臓とかにも。
(これらも確か環境ホルモンのリストに入っていた物質だったが)

それで極地方に住んでる生物に(もちろん人間にも)影響が出始めてるとかいないとか・・・
寒い地方の動物って寒さから身を守る為に厚い脂肪層に覆われている形態が多いし。
海洋の流れの影響で垂れ流しにされてきた色んな化学物質が
あの辺に多く集まってしまうらしい。
東海大学海洋技術センターだっけか?この手の情報はココが詳しいらしいけど
一般に開示されてるかは知らない。
(ただ、テレビ(NHK)で衛星からの経年変化データ(というのか??)を
放送していたくらいだから、何かしらの形で開示されいるも。
35名無しさん@お腹いっぱい。:02/12/26 01:43
あと、始末に負えないのは
溜め込まれた化学物質って(体内に留まってしまうもの)って
親から子へ生体濃縮で20万倍に濃縮されていくって聞いたんだけど。
それを聞いて最近のアレルギー問題とか、やっぱ関係あるのかなと
思わずにはいられなくなったよ。

どなたかこの辺にもっと詳しい方、カキコ希望れす。
36名無しさん@お腹いっぱい。:03/01/04 06:04
>>35
関西の大学院で環境ホルモンについて研究しているものです。
確かに、母体から胎児に移行しているのは事実でしょう。
ただ20万倍に濃縮しているかどうかはケースバイケースですが…。

環境ホルモンと疑われている物質のほとんどは親油性で、
体内の脂肪に蓄積しやすいのです。
なので母乳に蓄積・濃縮した環境ホルモンを乳児が
直接摂取してしまうことになります。
有名な例ではダイオキシンが当てはまりますが、
基準値以下の摂取量なので問題はないとされています。
しかし、乳幼児期は感受性が高いこともあって
問題があるのではないかと考えられています。

アレルギーに関しては専門外ですが、
アレルギーは基本的には神経の過敏反応なので直接のものではないかと。
でもハウスダストや建材からでる化学物質による
化学物質過敏症が増えているの事実です。
フタル酸エステルなどの可塑剤関連も影響があると
考える専門家も少なくありません。
まぁ、生産者側は否定していますが。

参考になったでしょうか?
37恵也 ◆1BgPjyxSE. :03/01/04 10:21
>>36
>化学物質過敏症が増えているの事実です。

俺は杉の花粉症になってしまったよ。もう少ししたら又、虐められそうだ。
本当にあれは突然、なってしまうものだね。
化学物質過敏症なんかになったら、年中虐められそうで、それだけは遠慮したい
本当の原因は、環境ホルモンかも、自動車の排出ガスかも、電磁波かも判らんが、
結論の出る話じゃないからな。
フタル酸エステルなどの可塑剤関連も影響なんて書いてるが、これはプラスチック
や塗料に使ってる物じゃないか?
まあ食い物は陶器やガラスで保存しろって、ことなのかな??
3835:03/01/05 01:42
>36 
レス有り難うです。
やっぱプラスチック系の可塑剤って問題ありそうなのかな。
もちろんそれだけじゃないし、化学物質に囲まれた生活してるんだから
気にし過ぎても仕方無いかも知れないけどね。
気休めかもしれないが(まあ今更なんだけど)
この手の問題が騒がれ始めてからうちはガラスや陶器に器を変えたよ。
まあ臭いの問題もあったんだけどね。

一番、この手でビックリして怖くなったのは、
いつだったか数年前にNHKで放送された番組で
(もちろんケースバイケースは承知の上で生体濃縮の20万倍もこれで紹介されていたと思う。)
アメリカの五大湖周辺で川鵜の奇形がみつかったので原因を調べたら、
湖周辺の魚がどうも周囲の工場からの物質で汚染されていて、
それが原因じゃないかって事になったと。

その後、人間でその魚を食べた母親から生まれた赤ン坊と、
食べない母親から生まれた子供の神経系だったかな、
その発達の度合いを比べたら、明らかな差が出ていたとの事。
急を要する様な重大な変化ではないにしても、
たった1世代で顕著な変化が出てしまう事に、ちょっと怖くなったよ。
同じ様にバイカルアザラシとかもあったけど
この問題、知らないうちに蝕まれていって、子孫にまで伝わってしまうなんて厄介な問題だよなあ。
3936:03/01/05 02:24
>>38
プラスチック可塑剤は日常にありふれたものになっていますよね。
ただ私の個人的な意見ではそれほど影響がないかと思います。
他の有機化学物質に比べて高濃度ですが、
実験動物に影響がでるのはもっと高濃度であるからです。
しかも体内蓄積性がとても低い(体外にでやすい)こともあります。
一般にダイオキシンの体内半減期(体内濃度が半分になるのに要する時間)は7.5年ですが、
フタル酸エステルは1日とかそういう単位であったりします。

魚は大抵食物連鎖の一番下に位置することもあって
重金属などの有害物質が濃縮しやすい(生物濃縮)です。
1世代で重大な影響の出る水俣病はその例です。
魚を食べるときは注意が必要です。
日本人はよく魚を食べますし。
1番危ないと思っているのは「シーチキン」です。
油の固まりですし、どこを泳いでいたものかもわからないですし。
実際、シーチキンを食べている人は有機水銀の摂取基準値を
上回っているという研究論文をみたことがあります。
別に食べるなって言っているわけではなくて、
こういうこともあるっていう提示と受け止めてください。
4036:03/01/05 02:31
忘れてました。

>>37
そうですね。
フタル酸エステルはプラスチックの強度や柔らかさを
変化させるために使用する可塑剤としての利用が主です。
基本的にプラスチック製品は可塑剤を放出し続けています。
気になる方はガラス製品の使用をおすすめします。
問題なのはこういう情報が消費者に伝わっていなくて、
消費者が自ら選択できないことにあります。
気にならない人はプラスチックの方が安全ですし、
安価で、丈夫です。

私は花粉症ではないのでそのつらさが分かりませんが、
いざそうなったことを想像するとぞっとします。
今では治療できることもあるそうですよ。
4136:03/01/05 02:33
可塑剤について知りたい方はこちらをどうぞ。
可塑剤工業会
http://www.kasozai.gr.jp/
42山崎渉:03/01/07 13:45
(^^)
PBBとPBDEこの2つの臭素系難燃剤はEUのRoSHでも問題になっている。
ていうか、EUじゃ第2のPCB並みの扱いしてるけど、日本では東大の先生までが
HPで「もう少し様子を見ましょう」なんて書いていた。
(後にそこのところは削除シタヨウダガ・・・)
高分子化合物に使用される可塑剤・難燃剤などは、
成型時の熱や圧力でも成分が変化し別のものになる。
SONYのPS2からでたCdは別問題!
中国製のパーツなんて信頼度0だす。
中国松下工場の毒ガス事件・・・
うふ!ないしょ!
44山崎渉:03/01/18 21:28
(^^)
45山崎渉:03/03/13 15:08
(^^)
46山崎渉:03/04/17 08:54
(^^)
47山崎渉:03/04/20 03:31
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
48山崎渉:03/05/21 23:11
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
49山崎渉:03/05/28 13:49
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
50名無電力14001:03/06/24 14:51
>>39
水銀マグロも最近マスコミが騒いでいるようだが、
マグロは特異的に水銀をため込む生物なのは結構以前から知られた話。
ところがマグロ体内の水銀はセレンと結合した状態で存在する。
セレンも水銀同様毒性があるが、毒をもって毒を制すという諺通り、
セレンに水銀が結合することにより毒性を抑えていると考えられている。

環境ホルモン終焉決定的
http://plaza13.mbn.or.jp/%7Eyasui_it/EDCFin.htm

環境ホルモンなるものの影響は自然ホルモンに比べれば話にならないくらい弱い。ふつうの植物にだってホルモンは天然に含まれている。
最近の合成物質からくる環境ホルモンはその数億分の一くらいの量や影響しかない。
実際のデータ不足も不足で、唯一示されている精子が減ったという話も、1970年以前のデータがぜんぜんなくて何とも言えない。
http://cruel.org/reading/skeptenv.html
51名無電力14001:03/07/06 18:47
>>43
PS2からCdって表に出てる話だったの?
仕事上知ってはいたけど守秘義務違反じゃないよね?
52名無電力14001:03/07/06 19:21
でもそれって公序良俗に反するから、守秘義務自体が無効じゃないのか
53名無電力14001:03/07/06 21:21
守秘義務自体が無効となると
分析会社はその存在意義を失う
分析に必要な情報と機密の保持はそのバランスをとるのが難しい。
2chに流れた情報についてそんなに簡単に書き込んだ人の情報を明かせないのと似ている。
54山崎 渉:03/07/12 10:30

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
55山崎 渉:03/07/15 13:15

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
ハッキリ言ってアメリカなどの多民族国家では黒人の方がアジア人よりもずっと立場は上だよ。
貧弱で弱弱しく、アグレッシブさに欠け、醜いアジア人は黒人のストレス解消のいい的。
黒人は有名スポーツ選手、ミュージシャンを多数輩出してるし、アジア人はかなり彼らに見下されている。
(黒人は白人には頭があがらないため日系料理天などの日本人店員相手に威張り散らしてストレス解消する。
また、日本女はすぐヤラせてくれる肉便器としてとおっている。
「○ドルでどうだ?(俺を買え)」と逆売春を持ちかける黒人男性も多い。)
彼らの見ていないところでこそこそ陰口しか叩けない日本人は滑稽。
     ∧_∧  ∧_∧
ピュ.ー (  ・3・) (  ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
  = ◎――――――◎                      山崎渉&ぼるじょあ
58名無電力14001:03/08/10 21:51
Q: ホルモン作用を持つ合成化学物質は体内のホルモンあるいは天然のホルモン物質(植物エストロゲンなど)と比べ危険と言われていますが、本当ですか?

 『奪われし未来』には、『天然に存在するホルモン類似物質と合成されたそれとは全く別ものであることを認識することが大切である。
というのも、天然の植物エストロゲンは1日もあれば対外に排泄されてしまうが、合成化学物質のほうは体内に何年も残留してしまうからである』との記述があります。
DDTやPCBなどの一部の有機塩素系化合物は、確かに残留性の高いことが知られていますが、ホルモン作用を持つ合成化学物質が全て残留性が高いとする認識は間違いです。
物質の残留性(体内から排泄されにくい性質)は、「天然化学物質」であるか「合成化学物質」であるかに関係なく、それぞれの物質の構造などによって決まる固有の性質です。
ベンゼン環に多くの塩素分子を持つDDTやPCBは、体内に吸収されると、肝臓で一部の塩素がはずれるなどの代謝を受けますが、それ以上には代謝されにくいことが分かっています。
その結果、脂溶性の高い代謝物が脂肪組織などに蓄積されることになります。
このように脂溶性が高く、代謝を受けにくい物質は、体内にいったん摂りこまれると脂肪組織に長期間にわたり残留したままとなります。
体内で脂肪組織が多いのは、脳や乳房です。
脂肪組織に蓄積したPCBやDDTは、それ自体では、有害性を発揮することはないと考えられていますが、脳の場合には、PCBやDDTの酵素阻害作用により脳機能が影響を受け、神経毒性が発現することが知られています。

生体が自ら産生する女性ホルモン(エストロゲン)や植物エストロゲンあるいは弱い女性ホルモン活性を有するビスフェノールAなどは、体内では、まず、ベンゼン環に水酸基が付加されます。
最終的にはグルクロン酸や硫酸などの水溶性の高い分子が結合し、結果として、水溶性物質に代謝されます。
このような水溶性が付加された物質は、血液を経由して腎臓でろ過され、尿中に排泄されたり、肝臓から胆汁へ排泄されたりするため、体内に蓄積することがないというわけです。
フタル酸エステルも同じくグルクロン酸に抱合されて体外に排泄されます。
ttp://www.chemrisk.org/qanda/qa_a8.html
59名無電力14001:03/08/10 21:51
98/12/15  ちょっと待った!環境ホルモン!
 最近、新聞を読んでいると「環境ホルモン原因物質」の簡便な試験法を開発した、、といった記事が連日出てきています。
しかし、根本的なところに大いに疑問が持たれます。例えばガンの簡便な試験法と比較してみましょう。
ガンの場合、人間は間違いなく損失を被っており、その原因や治療法などもかなりわかってきています。
どんな物質が人をガンにするか調べる場合、人体実験をするわけには行かないので、動物実験を行います。
しかし、それでもお金と手間がかかるので、微生物など安くて大量に入手できる物で代用しようと研究が進んでいます。
その際、最大の関心事は、その簡便な試験の結果と、人での結果に密接な関係があるのかどうか?です。
 ところが、環境ホルモンの場合、人に害があるのか無いのか?という点からして、まだわかっていない状況です。
そんな中で簡便な試験法を開発したとしても、それが人での結果と結びつくのかどうか?を検証することが当然出来ません。
ですから、それらの試験方法には意味を持たせることが出来ないのです。
基礎研究として検定法を開発することは非常に重要ですが、その結果を持ってして、
今の段階で「環境ホルモンだ」などと決定づけるのは全く意味がないことだということを、覚えておかなければいけないでしょう。
ttp://web.archive.org/web/20001014041302/member.nifty.ne.jp/TATEKI/PESTIC/OPINION.html
60名無電力14001:03/08/10 21:51
環境ホルモン終焉決定的
http://plaza13.mbn.or.jp/%7Eyasui_it/EDCFin.htm
最近の環境ホルモン報道 
http://www.ne.jp/asahi/ecodb/yasui/RecentEDC.htm
文藝春秋の「買ってはいけない」批判
http://www.ne.jp/asahi/ecodb/yasui/FridayHigaki.htm
61名無電力14001:03/08/10 21:51
可塑剤について知りたい方はこちらをどうぞ。
可塑剤工業会
http://www.kasozai.gr.jp/

塩ビについて知りたい方はこちらをどうぞ。
クロロフィル:塩素と塩化ビニル工業界の勤務者
http://www.sopia.or.jp/kotoku/No2chlor.htm
塩ビを誤解しないで
http://www.sopia.or.jp/kotoku/

シリーズ 地球と人間の環境を考える 環境ホルモン 人心を「撹乱」した物質
http://aserve.procen.net/nippyo/books/bookinfo.asp?No=2161
環境ホルモン―人心を「撹乱」した物質 シリーズ・地球と人間の環境を考える
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/453504824X/250-3093333-3797820
62山崎 渉:03/08/15 17:55
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
63名無電力14001:03/11/11 23:35
山崎パン
64名無電力14001:03/12/29 13:14
環境ホルモンと生体内ホルモンの違いと共通点を1000文字で教えてください
65名無電力14001:03/12/29 14:19
宿題は自分でヤレ!w
66名無電力14001:04/01/12 17:03
>>59
3年前の記事をもってこられてもな。
その後どうなったの?
67名無電力14001:04/01/13 23:52
>>66  もどる >>27-
68名無電力14001:04/01/14 08:06
学会のHP見つけた
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsedr/
69 :04/01/14 09:24
初歩的な質問ですいません。
よく、環境問題全般で基準値を下回ってるから問題ない・・・。
という風に片付けられる事が多いですが、そもそも基準値って
いうのは、国の関係機関が決めてる数値であって(学術的根拠
や統計的根拠はあるけど)国によって数値に格段の相違がある
し、個人差も当然ある訳で、素人はどう判断すればいいんです
か?
70名無電力14001:04/01/14 20:18
普通の有機溶媒もやばいみたいですが、どんなことが起こるのですか?
http://www2.odn.ne.jp/~cet58400/kix3_017.htm
71名無電力14001:04/03/07 22:57
精子の数が減ったっていうのは立派な人体被害じゃないの?
それともこれはまだ確定してないってことか
72名無電力14001:04/03/12 14:13
>>71
地域差が大きい。
個人差が大きい。
なので大量のサンプルが必要。にもかかわらず調査が難しい。

「三日間なさらずに最初に出たやつください」なんてのに
協力する人間はなかなかいないわけで。
73名無電力14001:04/07/27 23:59
ビスフェノールAに環境ホルモン作用
http://www.asahi.com/science/update/0727/002.html
74名無電力14001:04/07/28 14:49
>>73
>1リットル中1179マイクログラム(マイクロは100万分の1)で、
>2割のオスの精巣に卵細胞ができた。

1.17ppmって随分濃いのでは?
こんな濃度で作用しても環境ホルモンっていうの???
75名無電力14001:05/01/30 01:56:57
環境省が、やっと環境ホルモンがオカルトであることを認識したって
ことですかね。
76名無電力14001:2005/05/07(土) 09:10:54
77名無電力14001:2005/05/31(火) 10:11:01
>>75
無知なプロ市民が、そのことを信じてくれるかどうか・・・
78NIG:2005/07/20(水) 20:59:17
何故環境ホルモンはベンゼン環を多く含むのか?
79名無電力14001:2005/07/30(土) 16:30:06
というかベンゼン間の物質が悪いもんおおいのだと思う
80名無電力14001:2005/07/30(土) 16:39:46
石油系だからじゃん。
81481:2005/08/20(土) 21:17:48
環境ホルモン&ダイオキシン類特別対策措置法等について:

危険極まりない「予防原則」の思想
〜過剰な予防原則の結果発生する「文明の衝突」〜

予防原則が、有無を言わせぬ強制措置enforcement measureとして
暴走し始めると、誰にもコントロールが出来なくなる。

国際政治international politicsの舞台で、「先制攻撃」がしばしば「予防戦争」
と呼ばれているように、予防原則を名目にすると全て正当化justifyできるという
危険な政治手法になりうる一面がある。ダイオキシン/環境ホルモンやイラク戦争
のように議論の余地が残るケースも、根拠が定かではないケースも
問答無用no argumentで大規模適用されやすい。その結果、えてして独裁的な権力を
持つ勢力(官僚等)が主導権initiativeを握る事態となる。その結果、意図的な暴走が
行われるとこの予防原則そのものが破壊的かつ取り返しが付かない実効力を発揮し、
予防対象とされた相手あるいは国家を根底から破滅・破滅させる手段に使われる。
82481:2005/08/20(土) 21:18:19
『ダイオキシン〜神話の終焉〜』(日本評論社)で指摘されているように
その典型的な例がイラク戦争やダイオキシンである可能性があり、大量破壊兵器や
(環境ホルモンとのしての)疫学的実害がなくても予防原則によって事実上破壊され、
前者は何十万人も命が奪われている。その一方でその被害の陰で「有効需要」を
享受している勢力がいる。「死人に口なし」を良いことに、この予防原則の適用が、
法や憲法あるいは国際法を蹂躙する形で、今後も無制限に拡大していくならば、
社会は不可逆的な「独裁」に陥るだろう。現時点ではマスコミを代表する
田原総一郎氏でさえ、「イラク戦争で確認できるようにパワーポリティックスならば
何でも許される」とサンデープロジェクトで先週発言されている状況で、
予防原則・予防戦争暴走に関する歯止めが社会に事実上ないのではないか。

法律違反や憲法違反あるいは国際法違反は予防原則で正当化できない。
いや絶対にすべきではない。藤井耕一郎氏は予防原則が暴走すれば
「文明の衝突」が激化する事を『幻の水素社会』(光文社)の中で力説している。
文明は国外だけでなく国内でも幾つもあり、多くの血が流れる一方的な文明破壊は
戒めなければならない。

83481:2005/08/20(土) 21:37:08

同じ事は最近報道が激しい「アスベスト」についても言えるのではないか?

アスベスト被害に関する疫学論文はどの程度出ているのだろうか?
社会が健全に発展していくためには、「行き過ぎた予防原則」は危険だ。
過剰反応せずに冷静さを大切にしたアスベスト対策が求められる。

以上


84481:2005/08/22(月) 09:16:32
なお、ダイオキシン類特別対策措置法に関する諸問題については
農業・漁業・林業板の投稿206に考察を記しています。

これからの林業をどうすればよいか(2)
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/agri/1118553877/

ご確認していただければ幸甚です。
85481:2005/08/22(月) 12:29:57
石油エコノミーから持続可能なエネルギーシステムに移行するという事は
「エネルギーの総量規制」を受け入れる事に他ならない。

そして「エネルギーの総量規制」は既に京都議定書の形で
(批准しなかった米国以外は)地球レベルで走り出している。

しかしながら、資本主義というものは、元々、個々人の際限なき欲望に
基づいて構築されたものであり、欲望が社会を動かす原動力になっている。
そしてこの巨大な欲望を社会にとって最適化するために自由競争が導入されており
「『神の見えざる手』によって需要と供給が自然に調整される」
というアダム=スミス一派の流れが、郵政改革など小泉構造改革の基本原理となっている。

しかしその一方で閉鎖システムである地球は、際限なき人間の欲望、そして
増え続ける地球人口にいつまでも無制限に応じる事ができなくなっており、
今までの資本主義の概念では対応できない状況に陥りつつある。

そういった背景下で、驚愕すべき科学技術革命(RMA)と共に
急速に社会に再来しているのが「21世紀型ファシズム」であり、それは従来から
指摘されてきた「環境ファシズム」というコンセプトには収まりきれない
規模に多方面で拡大している。人類は新たな形態をとったファシズム・全体主義によって
地球規模のエネルギー不足を乗り切ろうとしているようにさえ見える。

現代社会は既に民主主義ではなくなっている。あくまでもその骨格認識から
環境リスク論も含めた現代社会を考えるスタンスが重要ではないだろうか?
86481:2005/08/22(月) 14:44:36
今後の社会の方向性は
1)このままRMAを駆使した21世紀型ファシズムを追求
2)現在の21世紀型ファシズム主義からケインズ式資本民主主義への転換
の2者択一か?

光合成(太陽エネルギー)を活用しやすい地球温暖化がこのまま続く限り、
バイオマスは「巨大なケインズ式有効需要」を持続的に生み出し続けうるポテンシャルを持つ。
そのバイオマスの人的採集を通して「富の再分配」を国内外で大規模に行う方向性に進むならば、
現在の社会体制(デファクトスタンダード)に既に一部なっている21世紀型ファシズム主義から
ケインズ式資本民主主義への移行(ソフトランディング)が今なら何とか間に合うかもしれない。
(なお、バイオマスには左右されない太陽光発電システムの普及は
先進国の経済優位性を保持し続けるのに有効)

しかし氷河期に入りバイオマス活用及び食糧確保が難しくなれば
「富の再分配」が不可能な原子力等(海洋ウランは数万年分確保可能)に
頼る割合を増加させざるを得ず、ファシズム社会化が今以上に深行するであろう。
ファシズム化に伴う犠牲者数が拡大しないこと祈りたい。前のファシズム期である
第二次世界大戦では6000万人も殺戮されている。

87481:2005/08/22(月) 16:04:03
環境社会学・環境倫理学の議論の中で、「環境ファシズム」という言葉を
最初に使ったのはトム・リーガン(TOM REGAN:ノース・カロライナ州立大学
の哲学教授)で、すべての個(動物や人間)の固有の価値を重視する考え方を展開し、
環境変遷を認めず個々の生命の犠牲を容認する考え方をファシズムとして批判した。

そういった意味で、石油資源の枯渇が半世紀後に迫るエネルギー問題を考察する
にあたって、現代社会を環境ファシズム若しくはその拡張社会と仮定し、
20世紀でのファシズムとの比較考察を行う方向性は
あくまでも純粋な学問(社会論、社会工学)の対象になりうると考えられる。

こういった時代だからこそ学問の自由・多様性確保は重要ではないだろうか。

88481:2005/08/22(月) 20:21:37
『「ベンチャーを育成するにも、政府の役割は確実にあるのだ」という観点で書き綴っています。
ケインズとシュンペーターは矛盾しない。政府が総需要を管理しながら、
産業政策によって新しい技術革新の波を引き起こす戦略はあるというのが、私の考えです。
具体的には、「エコロジカル・ニューディール政策」という政策プランをブログ上で
展開しています(法政大学名誉教授の力石定一氏が考案したプランです)。
環境保全型産業により、新しいコンドラチェフ循環を引き起こすことが可能であり、
それを支援するために、こういう公共投資・公共事業をすべきだと具体的に論じています。
経済学者でないので、相当に大雑把ですが・・・。

たとえば森林整備を通じて失業人口を吸収しながら、同時に木質バイオマスエネルギーの
ベンチャーを育成する起爆剤にするといった政策プランなどです。
有効需要の創出とサプライサイドの改革を同時に実行しようというわけです。』
http://e.democracy.jp/cgi-bin/mt/mt-comments.cgi?entry_id=192
89481:2005/08/22(月) 21:04:37
バイオマスからのエネルギー生産システムへの大規模変換は
イノベーションが必要不可欠であり、今まで述べてきた方向性を
「グローバル・ケインズ・シュンペーター主義」のような位置づけで把握した上で
エネルギー政策遂行の原動力になる財政投融資をこのまま国家が握り、
エネルギー転換自体は民間(富士重工業、三菱自動車・東電の電気自動車や
中部電力のSOFC)が行う方向性が望ましいかもしれない。そうすればケインズ政策
への批判面である「官による非効率性」が改善できる。ただ財政投融資のような
巨額の資金を振り分ける頭脳自体は銀行ではなく、あくまでも国家中枢(財務省)が
握るべきではないだろうか。

またケインズ主義への批判のもう一つの面である
「政府による有効需要創出によって、本来は民間財に回るべき資源
が公共財に回り、生産停滞してインフレが起きる」点は
バイオマスからのエネルギー生産には当てはまらない。何故ならば
エネルギーは公共財である以上に民間財であるだけでなく、電気自動車等が
普及すれば大量充電対応できるので余剰生産は発生しにくい。また必要以上の
バイオマスは保存可能で生産調整が簡便である。よってバイオマスからの
エネルギー生産によるインフレはケインズ政策導入でも発生しにくいだろう。
90481:2005/08/22(月) 21:05:29
かなりの痛みを伴う新自由主義(アダムスミス学派)をこのまま進めた上で
地方分権を押し進めば(トム・リーガンが危惧する)環境ファシズムが
地域ごとに暴走(地域ファシズムの進行)して、日本は事実上、分裂しかねない危険性
もある(そもそも地方分権が進んでいた江戸時代は統一国家とは言いがたかった)。
リンカーンではないが日本分裂を防ぐために「グローバル・ケインズ・シュンペーター主義」を
導入して中央主権を維持し、バイオマスの大規模活用によって
巨大な有効需要を持続的かつ平和的に作り続けるのが日本の最善の道ではないか。

また其の為の資金は原油等の輸入コスト15兆円を10年かけて段階的に当てればよく
日本の財政赤字は逆にしぼむ。発想の大規模転換が求められる。
あくまでも平和を基本とした上で我が国の益々の発展を祈りたい。国家論を学問として
考える上で言論の自由、学問の自由・多様性を認めていただける事を望みたい。
91481
P・F・ドラッカー『テクノロジストの条件』

**15章 ポスト資本主義社会の到来**

西洋では数百年に一度、際だった転換が起こる。
世界は歴史の境界を越える。
社会は数十年をかけて次の新しい時代に備える。
世界観を変え、価値観を変える。社会構造を変え、政治構造を変える。
方法論を変え、主要機関を変える。
やがて50年後には新しい世界になる。
我々は今、まさにそのような転換を経験しつつある。