>新東名で側溝水を飲み、生還してからはや一年。
当時はありえない運営と思ったが、今から思えば走ることができたという点で、今回の富士山を上回っている。
今回間に合わなかった方々の無念は言葉にあまりある。
初めてのフルマラソンかもしれない、職場や家族の大きな応援を受けてきたのかもしれない、
もしかすると一生で一度のマラソンのチャンスが奪われたのかもしれない、
この大会に向けてモチベーションを傾け、自分を追い込んでいるときの「自分は生きているんだ」というランナーの実感の積み重ねが音を立てて崩れていく悔しさは、想像に難くない。
例年よりスタートロスが少なく、トイレ渋滞も最小であったため、自己ベストを記録でき、よい運営だと勘違いした自分が恥ずかしい。
何千人もの参加できなかった方々の犠牲の上に成り立っていた好記録だったわけだ。
何千人もの犠牲の上で、紅葉と富士に取り囲まれたコースを楽しみ、うどんに舌鼓をうっていたわけだ。
これでは評価点は最低点をつけざるを得ない。(富士山)
大会レポ一通り読んだけど、このコメントが秀逸だったわ。