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対中輸出、再び減少　【アジア経済】
http://www.asiae.co.kr/news/view.htm?idxno=2015030413383704609
3年ぶりに100億ドル未満
輸出増加率上下繰り返す
ＦＴＡ恩恵期待感落ちて

　先月の対中国輸出額が、3年ぶりに100億ドルを下回った。春節連休により年初の輸出が停滞する例は多いが、
最近では下落傾向が相当期間続いていて、経済界に危機感が造成されている。

　5日に開かれる全国人民代表会議では、中国政府が今年に経済成長率を下方修正する可能性が高く、中国
輸出にしばらく寒波が予告されている。

　4日産業通商資源部と貿易協会によれば、先月の対中国輸出額は99億3000万ドルで、前年同月比7.7%減少
した。対中輸出額が100億ドル未満に落ちたのは、2012年1月以来36ヶ月ぶりになる。

　年間の対中輸出額は、2013年に1458億6900万ドルで史上最高に達し、昨年は小幅減った1452億8770万ドルと
減少傾向に切り替えた。

　対中輸出増加率も昨年5月以降、騰落を繰り返している。5月に前年同月比-9.4%のマイナス成長を見せた後、
4ヶ月連続で減少傾向を見せた。9月と10月は、6.4%と3.3%で瞬間的に反騰した。しかし11月には再び3.5%へ落ち、
今年1月は5.3%伸びる姿を見せたが、1ヶ月で下落反転した。

　中国輸出が波打つ最大の原因には、主な輸出製品である鉄鋼と石油化学製品の不振を挙げることができる。
中国政府が中間材である鉄鋼と石油化学製品の自給率を高める政策を展開しいて、国内企業の輸出が打撃を
受けることになった。

　さらに石油価格下落が長期間続いたために製品価格も低くなり、全輸出額が減ることになった。その他にも
船舶と機械など製造業全般で、中国輸出減少傾向が続いている。

(1/2)　つづきます

>>348　つづきです

　先月1〜20日までに船舶類の中国輸出は前年同月比45.5%も減少したほか、一般機械は25.9%、自動車部品は
23.1%下落した。輸出が減ったために全輸出に占める中国の比率は24.6%で、昨年の26.6%から2%p減った。

　同じ期間の対中貿易収支も14億5000万ドルに過ぎず、前年に比べて45.7%も減少した。貿易収支黒字は継続
しているが、額が減っていて収益性改善が急がれる。

　政府は韓・中国自由貿易協定(FTA)締結を機に、中国輸出改善対策を用意する計画だが、低迷した鉄鋼や
石油化学分野に適用される恩恵が少なく、限界があるという指摘だ。

　パク・レジョンLG経済研究院研究員は、"韓・中国FTAによる関税引き下げ効果は、他の経済圏域よりも侮れ
ない波紋を及ぼすだろうが、効果は制限されるだろう"として、国内の主な企業が輸出用生産基地を中国沿海
地域に移転し、対中輸出品の相当部分が加工貿易等を通じて韓国や第3国に輸出されるという点を勘案すれば、
FTAにより関税引き下げ恩恵を享受する対象商品群は、非常に少なくなる"と話した。

(2/2)　以上です