http://blog.goo.ne.jp/zaza0924/e/0b399fb2843120c2f9adc237e41d9743 私は、1975年4月に大阪府・高槻市の小学校教員として採用され、
芥川小学校に始まり南平台小学校まで、合計37年間、
教師として子どもたちの教育に携わってきました。
私は、教師として、教育の根本は、仏教で言う『諸悪莫作(しょあくまくさ)、
衆(しゅ)善(ぜん)奉行(ぶぎょう)』だと考えてきました。つまり、
「悪いことはするな。いいことをしなさい」ということです。
また、「悪いことは改める」ということです。
それが、子どもたちに言ってきたことであり、また、自分の人間としての生き方にしようと
考えてきました。また、国のあり方についても、
「いいことを行い、悪いことは改めて進む」のが正しいと考えてきました。
そのように考えてきた私にとって、卒業式や入学式に『日の丸』『君が代』が
強制的に持ちこまれることは、正しいことなのかどうなのか?
「しっかり自分の頭で考え判断」して、絶対に納得のいくものではありませんでした。
なぜなら、『日の丸』はつねに日本の侵略戦争とともにひるがえり、また、
『君が代』は教育勅語、御真影=天皇の写真とともに、天皇制国家をたたえる儀式であった四大節で
子どもたちに歌わせ、子どもたちを天皇の『忠良なる臣民』にしたてる歌でした。これが歴史の真実です。