【速報】ブラジル三星電子工場に武装強盗、被害額65億ウォン(詳報) 【アジア経済】
http://www.asiae.co.kr/news/view.htm?idxno=2014070810260742940 三星電子ブラジル工場に武装強盗が侵入、製品を盗んで逃げる映画のような事件が発生した。人命被害は
なかったが、被害額は65億ウォンに達すると推定される。
8日三星電子によれば、7日(現地時間)未明、ブラジルサンパウロ州カピナス市にある三星電子の工場に武装
強盗20人あまりが侵入した。犯人は社員を装ってバンに乗って工場に入り、警備員と社員50人あまりを短時間に
制圧した。
武装強盗が侵入したのは未明の時刻で、工場には警備員と夜間勤務当直組など最小限の人員だけが残って
いたことが分かった。
ブラジル現地マスコミなどは、"犯人は社員を装ってバンに乗って工場に入り、警備員と職員を制圧して2つの
建物に追い詰めた"と伝えた。
犯人は警備員の武装を解除し、警察に通報できないように社員の携帯電話からバッテリーも全て取り外した。
以後3時間ほど社員を人質として、トラック7台にノートPCと携帯電話、タブレットPCなどを積み込んで逃走した。
現在ワールドカップが開かれているブラジルは治安が不安定な国で、強盗と泥棒が一般市民はもちろん企業を
対象にした組織的な犯行が蔓延している。工場警備員と強盗が共謀して犯罪を犯すことも一度や二度ではない。
ブラジルで仕事をしている国内企業駐在員のほとんどは、防弾車を利用している。銃器所持が自由で、都心の
各地に貧民街と虞犯地域があって、危険に絶えずさらされているためだ。
この日の犯行で幸い人命被害はなかった。三星電子は被害額を65億ウォン程度と推定しているが、損害保険に
加入しているため実際の被害額はさらに減る可能性もある。
三星電子関係者は"現在は警察の捜査中であり、三星電子は積極的に協力している"として、"このような事件が
発生したことは残念だが人命被害がなかったことは幸いで、事故収拾のために最善を尽くす"と伝えた。