人事に足をとられた朴政府、政策に集中できず国政空白憂慮 【朝鮮ビズ】
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2014/06/20/2014062002851.html ムン・チャンクク総理候補者論議に長官聴聞会日程も支障
政府部処局長級空席20、公務員の業務もストップ
ムン・チャンクク国務総理候補者をめぐる論議など大統領府による人事が相次いで絡まり、国政空白に対する憂慮の
声が大きくなっている。長官聴聞会など人事手続きが遅れ、政府部処で局長級以上が20席以上空席の状態が続いて
いて、改閣により各部処人事も延ばされている。
公共機関改革、創造経済、規制改革など国政課題も政府が継続推進しているとはいうが、動力喪失の兆しを見せて
いて、人事問題をはやく決着させて政策課題に集中しなければならないという指摘が出る。
◆相次ぎ人事遅延、空席ばかり
6.4地方選挙後朴槿恵政府は改閣により、執権第2期の陣容を強力な親政体制で備えて国政課題を推進しようとした。
10日にムン・チャンクク総理候補者を指名したのに続いて、12日には大統領府首席改編、13日チェ・ギョンファン経済副
総理など7部処長官交代などを相次いで発表した。
しかし順調に進行されそうだった改閣は、ムン・チャンクク総理候補者の歴史認識に対する論議が高まったことから
絡まり始めた。当初16日に任命同意案を提出する予定だったが、論議が広がったことから朴槿恵大統領は任命同意
案裁可を保留した。中央アジアを歴訪中である朴大統領が21日夜帰国した後に、どのような方向であれ、決定が下さ
れるものと見られる。
総理候補者に対する人事手続きが遅れたため、7部処長官に対する聴聞会日程さえも捉えられずにいる。それだけ
ではなく、政府部処では局長級以上20席あまりが空席だ。企画財政部が5つ、保健福祉部と国土交通部がそれぞれ
4つ、産業通商資源部と公正取引委員会、金融委員会も2つ以上が空席のままだ。7〜8ヶ月も空席状態の職もある。
長官が交代する部処では、通常大々的な組織人事を断行する。次官など後続人事が相次ぐことから、就任が決定
した長官が、自分に合う人々を使おうとするためだ。すでに長官が内定した状況で大幅な人事があることが分かって
いる公務員の場合、働く意欲が出るはずがない。国政空白が憂慮される理由だ。
(1/2) つづきます
>>133 つづきです
◆セウォル号事故後、政策推進動力喪失。改閣効果も現れず
政府は4月17日、125の公共機関機関長と関係部署長官が参加する、朴大統領主宰の公共機関正常化ワークショップ
を開くことにしていた。徹底討論も予定されていたという。年初から強い調子で推進してきた、正常ではない部分の正常化、
公共機関改革により一層拍車を加えるための席であった。しかし前日の16日にセウォル号沈没事故が起こり、無期限
延期された。
セウォル号惨事で全国が揺れ動いている状況で、政府はどんな政策も進めることはできなかった。何処へ行っても
セウォル号の話だけだったし、セウォル号以外に他の政府政策は約一ヶ月間オールストップなったように見えた。6.4
地方選挙後の改閣は、朴槿恵政府がこのような雰囲気の収拾を図り、再び国政課題推進に出るために転機を作ろうと
するものだった。ところが総理と一部長官候補者などに対する問題で、'改閣効果'が現れないでいる。かえって論議が
拡大してイシューとして浮上し、国政運営の動力をさらに落とす結果を産んでいる。
公共機関改革、規制改革、創造経済、基礎年金、時間選択制雇用など、すでに公言している課題が山積している
のに、人事検証問題に足かせをかけられて無駄な時間をすごしている。不十分な人事検証によりキム・キチュン秘書
室長責任論がふくらむなど、大統領府も格好が話にならない。政策イシューを主導して強力に国政を導いていた年初の
姿とまったく違う状況だ。聴聞会手続きなどを速かに進めて人事問題をはやく決着させることができなければ、ずっと
人事イシューに言いなりになって、国政運営の空白が現れるという憂慮が大きくなるほかはない。
(2/2) 以上です
,(V) (V) 、
ミ( ゚w゚)彡 <郵便ポストが赤いのも電信柱が高いのも日帝のせいですが、
少なくとも今年は残り全てがセウォル号のせいで済まされそうですね。