LG研"元貨切上げ仕上げ…韓国輸出二重苦"
http://news.einfomax.co.kr/news/articleView.html?idxno=109590 (ソウル=連合インフォマックス)ファン・ビヨングック記者=中国の元切り上げ基調が終わり、韓国の輸出前線に警告などがついたという分析が出てきた。
高空行進を続けてきた中国経済の成長も緩やかになっており、衝撃波が大きいと診断された。
LG経済研究院は10日報告書を通じて"今後元貨は一方的な切上げよりはドル当り6中国元序盤台で騰落する可能性が大きい"として"韓国の
対中国輸出だけでなく全般的な輸出競争力に否定的な影響を及ぼしかねない"と診断した。
その間中国の高成長と元貨切上げ基調が伴って友好的な対中国輸出条件が持続したが、全般的な中国経済の鈍化と元貨の劣勢が国内景気
に悪影響を与える恐れがあるという説明だ。
LG研究員は"元貨が去る1月切り下げで転換して以後3ヶ月の間アメリカ ドル対比3.5%下落するなど今まで最も急な劣勢を見せた"として
"中国経済に対する不安感が広まった状況で人民銀行が為替レート変動幅を拡大させたのが元貨劣勢を加速化させた"と指定した。
LG研究員は今年に入って展開されている人民元の切り下げは、外国為替市場の需給よりも中国当局の意図に沿った結果と解釈した。
彼は"中国の元貨切り下げは何よりも景気が振るわない状況で輸出企業に息の根を開かせる効果がある"ながらも"しかしより一層重要
な目標は外国為替市場での一方的な元貨切上げ期待を減らすこと"と評価した。
LG研究員は中国当局の人為的な元貨切り下げ誘導の土台には元貨がすでに均衡水準に近接したという判断が敷かれていると推定した。
LG研究員は"中国経常収支黒字が国内総生産の1.5%規模で下落したし、中国と他の国と生産性差を考慮した均衡為替レートはドル当り
6.25中国元水準"としながら"元貨がすでに均衡水準に近接しただけ構造的に過去のような元貨切上げ傾向が再演されることは難しい"と予想した。
今後元貨が一方的な切上げ基調を再開するよりはドル当り6中国元序盤台で下から上まで騰落する可能性が大きいという展望だ。
LG研究員は"中国が輸出より内需中心の成長を表明したうえに為替レートフローチャートも我が国の輸出に否定的な方向に動いている"
として"元貨が一方的な強勢をたたんで騰落すると予想される反面韓国ウォンは経常収支黒字と外国人投資資金などで強気を見せる可能性
が大きい"と見通した。
LG研究員は"輸出が増えない中で為替レートなどで韓国製品の価格競争力が落ちる二重苦を体験することができる"として"対中国輸出が
去る1・4分期に減少傾向で切り替えたし、対中輸出比重が高い企業の収益性がますます悪化している"と憂慮した。
*国税庁、LG化学税務調査着手(1報)
http://news.einfomax.co.kr/news/articleView.html?idxno=109594