アジア経済の記者ブログの体裁ですが、他の一般記事と同じ扱いをしていることから、アジア経済紙の記事として
取り扱います。
[アジアブログ]韓国の飛行機を敬遠する外国人 【アジア経済】
http://www.asiae.co.kr/news/view.htm?idxno=2014052811211465748 道路で偶然に知人に会った。どのように過ごしているか安否を尋ねると、ぶつぶつ言った。なぜぶつぶつ言うのか
尋ねると、招待した外国のお客さんが心配をかけるのだと言う。"どのように"と再び尋ねて、そのようなこともあると
言うだけで、詳しい言及を避けた。
"それではぶつぶつ言わないだろう、なぜぶつぶつ言うのだ"と面と向かって責めると、降参したように事情を打ち
明けた。記者の知人はイベント代行業をしている。
彼は国内イベントに招く海外からのお客1人と、1週間も調整を続けている。彼は海外客の場合、通常は航空券と
ホテル宿泊券を優遇次元で無償提供すると言った。問題は招待客が日程などを理由にして、航空日程を再調整する
ことを要請したことで生じた。
知人は、彼が望む日程に合わせてスケジュールを修正し、航空機搭乗日程を送った。
すると再び、これという理由なしで知人が準備した日程を消化できないと、Eメールを送ってきた。
知人はひょっとして、お客に話にくい事情があるのかと心配になり、用心深く再び日程を調整することができると
返事を送った。すると"アメリカ国籍航空会社の航空機に乗りたい"という答が帰ってきた。
知人はアメリカ現地の乗継便と韓国到着時間などを考慮して、韓国国籍航空会社の航空機がはるかに気楽な航空
旅行を提供するという答を再び送った。すると招待客は航空運賃を自己負担する意向があるとして、再度アメリカ国籍
航空会社を利用するという意思を固めなかった。
その時初めて、知人は招待客がなぜそうしたのか理由が分かった。そしてその瞬間、頭の中が白く空いたような
感じを受けたという。
(1/2) つづきます
>>21 つづきです
'セウォル号'
事故原因ももちろん、事故後に若い乗客を捨てた船長と船員、ゴールデンタイムをのがした救助隊、右往左往する
政府など、セウォル号惨事は大韓民国の恥部と後進性を、そのまま表わした事故ではなかったか。
外信を通じてセウォル号惨事のニュースを知った招待客は、韓国国籍航空会社の航空機に乗りたくなかったのだ。
もう少し正確に表現すれば、韓国の'乗り物'に対する漠然とした恐怖を有していたのだ。
知人は"正確な理由は説明されなかったけれど、そうだとしか思えず、招待客の希望どおりにアメリカ国籍の航空
会社航空機で日程を定めて、調整を終わらせることができた"と話した。
知人は記者にこのように話した。"もし後進国である某国の企業が私を招待し、国籍航空会社の航空便を提供すると
いえば、私も利用したくない"と話した。
知人はまた、セウォル号惨事が海外にどのように見られたのか、海外が韓国をどのように見ているのか知ることが
出来そうだとした。知人は記者に"セウォル号が大韓民国の国家ブランドはもちろん、大韓民国国民と国籍航空会社の
顔に泥を塗った"と、また再びぶつぶつ言った。
知人と別れた後も、'セウォル号'と'泥を塗る'という単語が、記者の頭の中をしばらくの間ぐるぐる回り続けた。
(2/2) 以上です