"外国人顧客を捉えろ"、分譲市場もグローバル時代 【アジア経済】
http://www.asiae.co.kr/news/view.htm?idxno=2014053016514189744 外国人が国内不動産市場の有望な買い手に浮上し、外国人需要者を捉えるためのマーケティング競争が熾烈に
なっている。
31日業界によれば、最近済州島の分譲ホテル'セントラルシティ'の全客室のうち、20%を外国人が購入した。大宇
建設が施工して仁川アートセンターが施行する、'松島(ソンド)セントラルパーク プルジオシティ'は、3ヶ月間に海外
顧客が60室以上を購入した。松島にある'在米同胞タウン'はアメリカ同胞を対象に、1200以上の分譲契約を締結した。
このように外国人が分譲業界で頭角を現わしていることから、外国人攻略法も多様化している。社内に海外マーケ
ティングチームを設ける一方、モデルルームでは多様な言語で分譲相談を実施する。韓国定着のための入居支援
サービスは基本だ。
大宇建設はソウル'龍山(ヨンサン)プルジオサミット'を分譲して、外国人を対象に販売戦を広げている。モデル
ルームでは韓国語、英語、中国語の3ヶ国語分譲相談サービスを実施中であり、頻繁に行われるプレゼンテーションも
英語で同時進行される。大宇建設関係者は"外国人向け住宅メーカーと呼ばれる龍山区(ヨンサング)で分譲する
だけに、外国人需要層を捉えるのに注力している"として、"外国人顧客の最も大きい不満事項だった言語問題を解決
して、分譲率を高める助けになると予想される"と話した。
先立って外国人対象分譲に成功した事例も、オーダーメード型マーケティングを拡大していた。昨年分譲した'松島
セントラルパーク プルジオシティ'は、海外にマーケティングチームを設けた。ニューヨークとロサンゼルスなどを回って
海外同胞を対象に投資説明会を開催した。松島国際業務団地にある'松島アートツインプルジオ'も、ニューヨークと
LAで海外マーケティングを進め、60世帯あまりの契約に成功した。
在米同胞タウンの場合、アメリカで引退したり引退を控えた中壮年層を対象に積極的なマーケティングを広げた。
入居完了後のサービスも準備されている。ワンストップ総合嘆願サービスはもちろん、オーダーメード型入居支援
サービス、関連機関連係支援サービス、訪問外国語サービスなどが進められる。
分譲関係者は"2010年の不動産投資移民制導入後、着実に不動産投資移民制緩和が検討されるなど外国人の
国内不動産購入条件が好転している"として、"既存需要限界と資金力を備えた中国などの需要層が、住宅市場に
積極的に加わることになれば、凍りついた市場に活気を吹き込むだろう"と話した。