海上警察、セウォル号対処不良により23年で解体 【アジア経済】
http://www.asiae.co.kr/news/view.htm?idxno=2014051910072163245 セウォル号沈没事故で不十分な初動対処で批判を受けていた海洋警察庁が、発足から23年で解体される。
朴槿恵大統領は19日、セウォル号惨事と関連した対国民談話を発表して、"海上警察がスタートして以来、救助・
救難業務は事実上等閑視して、捜査と外形的な成長に集中してきた"として、"海上警察を解体することに結論を
下した"と話した。
朴大統領は"今後捜査・情報機能は警察庁へ移し、海洋救助・救難と海洋警備分野は新設される国家安全処へ
移管して、海洋安全の専門性と責任を大幅強化する"と付け加えた。
これにより海上警察は、海洋警察隊が1991年に警察庁所属の海洋警察庁へ昇格した後、解体の手続きが進め
られることになった。海上警察は全国に4つの地方庁と1つの直轄、16の海洋警察署、87の派出所、240の出張所を
抱える巨大組織だ。