韓国造船業、海洋プラントの呪いにはまる 【アジア経済】
http://www.asiae.co.kr/news/view.htm?idxno=2014051511053741926 国内ビッグ3造船業者が、'海洋プラント'の泥沼に落ちてさ迷っている。
一時韓国造船業の未来と呼ばれた海洋プラント事業が、'アキレス腱'として作用しているのだ。3〜4年前に造船
業者が受注実績を上げるために確実な技術力と安全問題、専門人材補強などの何の準備もなく、海洋プラント
事業を無条件拡張したためだ。
'海洋プラント フロンティア'という甘い夢にまみれていた三星重工業は、'海洋プラント悪夢'に苦しめられている。
三星は2010年以降に造船業景気が悪化したことから、主力を既存の商船から海洋プラントに目を向けた。当時三星
重工業は、商船はすでに盛りが過ぎた退物として取り扱った。
会社の戦力を全て海洋プラントに注ぎ込んだ。その結果、毎日のようにドリルシップや生産保存荷役設備など海洋
プラント受注のニュースが伝えられた。4年が過ぎた今、これは全部悲劇に終わった。
実際に三星重工業は海洋プラントの収益が悪化して、設立以来最も大きい規模の赤字を出した。三星重工業は
第1四半期公示に営業損失3625億ウォンを記録した。2012年に受注したオーストラリアのイクシス海洋ガス処理設備
(CPF)と、2013年受注したナイジェリア エッジナ浮遊式液化天然ガス生産保存荷役設備(FPSO)の、2件の海洋プラント
工事で7600億ウォンの損失が予想されることから、約5000億ウォンの工事損失引当金を実績に反映した結果だ。
オーストラリアのイクシスCPFは三星重工業が初めて建造するプロジェクトで、初期設計手続きから事業が遅れ、
後続工程では仕様変更によって作業量と費用が増加した。エッジナFPSOは現地で機資材生産拠点を設置することが
困難になった。
現代重工業も、海洋プラント事業拡大にともなう呪いにはまった。今年に入って収益性悪化と労災という2つの突発
悪材料に直面することになったのだ。現代重工業も第1四半期に1889億ウォンの営業損失を記録した。
(1/2) つづきます
>>397 つづきです
昨年第4四半期の871億ウォン損失に続いて、2四半期連続の赤字だ。しかも現代重工業は海洋プラント部門で
発生する可能性のある大規模損失を反映していない状態なので、今後も実績好転は容易ではないというのが業界の
観測だ。
大宇造船海洋はビッグ3の海洋プラント事業ではなかなか良い実績をおさめているが、潜在的な威嚇要因がある。
インペックスから受注した'イクシスFPSO'がそれだ。三星重工業が同じ発注元からプロジェクトを受注して、莫大な
損害をこうむった前例があるためだ。
業界関係者は"海洋プラントは受注規模が商船よりはるかに大きいが、損する商売"として、"技術力をより高めて
部品国産化を成し遂げなくては収益を出し難い"と話した。
(2/2) 以上です
>確実な技術力と安全問題、専門人材補強などの何の準備もなく
,(V) (V) 、
ミ( ゚w゚)彡 <…