2050年統一韓国、1人あたり実質GDP'7万ドル'展望 【アジア経済】
http://www.asiae.co.kr/news/view.htm?idxno=2014042000063992188 南北が統一を成し遂げるならば、2050年には1人あたり実質GDPが7万ドルに達するという展望が出された。
現代経済研究院は20日、'統一韓国の経済的潜在力推定(ユーラシア経済圏胎動と韓国経済の浮上)'で、2050年
統一韓国の経済的未来に対して予測した。
研究院は統一韓国の経済力を、'朝鮮半島単一経済圏形成'と'ユーラシア経済圏拡張'の二種類のシナリオを前提
として予測した。
まず単一経済圏形成により統一韓国は1人あたり実質GDP約7万ドル、実質GDP約5兆3000億ドルを達成する展望
だと見た。これは世界12位圏の経済規模だ。
研究院は、韓国経済は統一費用の負担により一時的に困難に見舞われるだろうが、北朝鮮開発による資本財中心
生産および投資増大、人口構造改善、生産性向上効果などで、中長期的に潜在成長率が約1.0%p高まると展望した。
韓国の2050年実質GDPは約4兆8000億ドル、1人あたり実質GDPは約9万5000ドル水準に達すると推定した。
北朝鮮では2050年実質GDP約5100億ドル、1人あたりGDP約2万1000ドル水準で、韓国の2012年水準の経済規模を
達成すると展望した。
研究院側は、"韓国経済は少子高齢化現象の深刻化、内需景気不振の長期化などで潜在成長率が下落している
のが実情"として、"統一は韓国の人口構造や不足した資源、狭い内需市場などの問題点を改善するだけでなく、
経済圏拡大など韓国経済に新たな成長モメンタムをもたらすだろう"と期待した。
ここに研究院は、ユーラシア経済圏拡張という一層幅広いシナリオ上では、統一韓国の経済規模がさらに大きく
なると予測した。
統一韓国の経済規模は1人あたり実質GDP約9万2000ドル、実質GDP規模約6兆9000億ドル水準まで上昇すると
展望された。
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