清海鎮海運、昨年の船員安全教育費合計54万ウォン、接待費は6060万ウォン。誰を接待したのか? 【朝鮮日報】
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2014/04/19/2014041900789.html 珍島海上で沈没した旅客船'セウォル号'の船会社である清海鎮(チョンヘジン)海運が、昨年船員の安全教育など
研修費よして支出した金額が合計54万ウォンに過ぎないことが明らかになった。これに対し、接待費は6060万ウォン、
広告宣伝費では2億3000万ウォンを使っていたことが明らかになった。
清海鎮海運が今月初めに金融監督院に提出した監査報告書によれば、清海鎮海運が昨年船員の'研修費'として
合計54万1000ウォンを支出したことになっている。清海鎮海運は昨年7億8500万ウォンの営業損失を出して、赤字に
転落するなど財務状態は悪化した状況で、船員安全教育研修費などを大きく減らした。
2011年に5億1000万ウォンの営業損失を出した当時の研修費は約87万ウォン、2012年2億5000万ウォン黒字へ
転換した後には約140万ウォン支出していたが、今年再び赤字に転落したことから研修費は54万ウォンに減らした。
1年間の船員安全教育など研修費は、50万ウォンあまりから140万ウォンに過ぎなかったということだ。
反面、接待費では昨年だけで6060万ウォンを支出していたことが分かった。どこに勤めている、どんな人を接待
するために、このような接待費を使ったのだろうか。広告宣伝費としては2億3000万ウォンを支出したと、金融監督院
監査報告書に記録した。
沈没したセウォル号の船員は、イ・ジュンソク(69)船長から船舶安全管理の核心職務である甲板部船員まで全
乗員の半分以上が、1年〜6ヶ月の契約職であることが明らかになった。平常時消防訓練、救命艇訓練などを指揮し、
危機発生時には船内で人命救助状況を最後まで責任を負わなければならない船長が1年契約職、船長の手足の
役割をする操舵手3人も全て6ヶ月〜1年の契約職だった。
セウォル号船長と乗務員は乗客の避難を助けないまま、一番最初に船外へ脱出していて、清海鎮海運が普段
から安全教育を含む船員訓練をまともに実施していなかった結果が、そっくり事故として現れたのだ。
船長イ氏をはじめとして、船の運航の責任を負う船舶職15人は全員生存して救助された。
(1/2) つづきます
>>127 つづきです
清海鎮海運は、事実上廃船に近い船齢18年の旅客船を日本から安値で購入して事業を行ってきた。日本の場合、
運行20年以上の船舶は廃棄することになっているが、我が国は船齢20年を過ぎても、毎年検査を受ければ運航
期限を1年ずつ延長している。我が国で20年以上の船舶は検査に合格すれば、最大10年間運航を続けることができる。
昨年支出された接待費6060万ウォンが、誰のためにどのように支出されたのかは、まだ確認されていない。
(2/2) 以上です