[セウォル号沈没] イ・ジュンソク船長拘束に初めて‘特別加重法適用’。無期懲役可能 【ヘラルド経済】
http://biz.heraldcorp.com/view.php?ud=20140419000027 旅客船‘セウォル号’沈没事故を起こして、乗客を死亡させた容疑がもたれている船長A(68)と、3等航海士B(25・女)、
操舵手C(55)の3人が、19日未明に拘束された。
光州地方裁判所木浦(モクポ)支庁リュ・ポングン判事はこの日午前2時頃、Aなど3人に対する拘束前被疑者尋問
(令状実質審査)を進めて、拘束令状を発行した。リュ判事は“証拠隠滅および逃走の恐れがある”と、令状発給理由を
明らかにした。
異例的に早く進行された令状実質審査と拘束令状発給は、セウォル号沈没事故の深刻さを反映した措置と見られる。
先立って検察・警察合同捜査本部は前日午後7時頃、イ氏ら3人に対して特別加重法などに関する法律違反(逃走
船舶の船長または、乗務員に対する加重処罰)等の容疑で拘束令状を請求した。
Aらは、峡路運航時に減速しないまま無理に方向を転換する‘変針’を行い、セウォル号を沈没させ、乗客避難の
ための必要な措置を取らず、乗客などを死亡させた容疑がもたれている。
Aらに適用された逃走船舶の船長または、乗務員に対する加重処罰は昨年7月に新設された、今回初めて適用
された。法定刑は5年以上の懲役または、無期懲役だ。
事故当日の16日午前に勤務していたBとCは、業務上過失船体沈没、業務上過失致死、避難誘導法違反などの
容疑がもたれている。
また、合同捜査本部は17日夜10時30分からこの日午前2時まで、船会社清海鎮(チョンヘジン)海運本社をはじめと
する7ヶ所を押収捜索した。捜査本部は押収捜索物の分析を通じて、追加召還対象者を定める方針だ。
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セウォル号沈没事故死亡者は19日午前29人に増え、全乗船者476人のうち不明者は273人、救助者は174人だ。