清海鎮海運'顧客満足優秀'4回、海水部は外面だけを評価 【朝鮮日報】
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2014/04/19/2014041900158.html 2006年快速船部門優秀賞など、評価の時ごとにほとんど上位
乗客安全評価は省略し、船内放送内容など満足度だけ調査
政府、事故予防機会を自ら失った
http://image.chosun.com/sitedata/image/201404/19/2014041900156_0.jpg セウォル号正常運航中? 非難日の謝罪文。18日午前、清海鎮海運公式ホームページ左には、セウォルが正常
運航中であると表示されている。セウォル号乗船券がインターネット前売りまで可能だと伝わり、非難世論が
高まったっことから、船会社側はこの日午後謝罪文を掲載し“今回のセウォル号座礁事故尊い生命を失った
故人の冥福を祈り、遺族の方々に伏して謝罪する”と明らかにした。
総体的な安全不感症により大型惨事を生じさせた清海鎮海運が、海洋水産部が選定する'顧客満足度優秀船
会社'に4回選ばれていた事実が18日確認された。最小限の安全サービスまで冷遇して途方もない人命被害を
招いた船会社が、政府の'顧客満足度優秀船会社'に選ばれていたわけだ。
本紙が18日海水部資料などを分析した結果、清海鎮海運は今年1月に'2013年度沿岸旅客船顧客満足度評価'で、
'上位圏船会社'に選ばれた。この調査は全国56の船会社、137隻の旅客船を対象にした。
清海鎮海運は、2006年の'超快速船部門優秀賞'受賞を始め、'カーフェリー部門優秀賞'(2009)、'総合優秀船会社
部門優秀賞'(2011)をそれぞれ受けていた。2006年から2008年までは毎年、2009年以後には隔年で実施される
海水部の顧客満足度評価で、清海鎮海運はほとんど毎回'優秀'などを受賞した。
海水部は、"専門モニター要員が身分を隠して旅客船に乗船し、サービス段階別に点検する船内モニタリング
結果と、実際の乗船客を対象に行った満足度アンケート調査に基づいて評価した"と明らかにした。
海水部当局者は"海水部の満足度調査は、船舶利用の便宜性と施設清潔性、乗務員の親切度、船内放送内容
などを総合評価する"として、"満足度調査を通じて船長の性格や資質まで判断することはできないだろう"と話した。
しかし、乗客より先に脱出する船長と乗務員、緊急状況にも"室内に待機しなさい"という放送を繰り返した清海鎮
海運に対しては"話す言葉がない"とした。
(1/2) つづきます
>>114 つづきです
海運関連法令(海運法9条3項)では、顧客満足度評価結果が振るわなかった船会社に対して、事業計画変更認可
などを申し込む時に不利益を与えるようにしている。
だが、船舶利用乗客の'安全'評価を省略した満足度評価は、'うわべだけの調査'に過ぎないという指摘だ。
ホ・オク カチョン大教授(前 安全生活実践市民連合事務局長)は、"海水部が船会社の最も基本的なサービスで
ある'安全管理'がでたらめだった清海鎮海運に対して、中途半端な評価をすることで事故予防の機会を自ら失った
ようだ"と話した。
(2/2) 以上です