>>584 つづきです
清海鎮海運は仁川〜済州航路を独占している利点を活用して、これまで仁川と首都圏の学校、団体などと共に、
学生を対象にした済州島旅行・体験学習プログラムを推進してきた。2010年には仁川にある韓国青少年文化財団と
提携して、仁川〜済州島海洋体験活動、青少年船員学校などのイベントを進める内容の業務協約を締結している。
しかし清海鎮海運の経営実績は、2010年から下り坂を歩み始めた。世界金融危機後に海運業不況が続いたうえに、
最近は運行航路での競争も深刻化してきたためだ。2012年には仁川〜ペクリョン島航路へJH海運が2071トン級
旅客船ハーモニーフラワー号を就航させ、運航収益が一層減少した。
清海鎮海運は2008年には15億4300万ウォン、2009年には19億1500万ウォンの営業利益を記録していたが、2010年
には営業利益が6億2200万ウォンに終わり、前年比の半分にも達しなかった。2011年には5億1100万ウォンの営業
損失を記録した清海鎮海運は、翌2012年には2億5300万ウォンの営業利益を記録して黒字転換したが、昨年は再び
7億8500万ウォンの損失を見た。
財務構造も不十分な状態だ。金融監督院に提出された監査報告書によれば、清海鎮海運は昨年末現在資本金
65億ウォン水準なのに比べて、借金は266億ウォンに達していて、負債比率は409%に達する。
清海鎮海運は現在、慶南高城(コソン)の造船会社であるチョンハが39.4%の持分を保有する筆頭株主だ。個人では
この同社のキム・ハンシク代表が11.6%を保有し、第二株主となっている。チョンハの筆頭株主はソウル江南区駅三洞
(ヨクサムドン)にある経営コンサルティング業者アイウォンアイホールディングスで、42.8%を保有している。アイウォン
アイホールディングスは、清海鎮海運の持分も7.1%保有している。
(2/2) 以上です
,(V) (V) 、
ミ( ゚w゚)彡 <逃げ出さないように、しっかり見張っておかんと。