シェア急減、現代・起亜車が輸入車に本拠地市場を渡す理由は 【ヘラルド経済】
http://biz.heraldcorp.com/view.php?ud=20140411000609 現代・起亜車が輸入車に本拠地市場を渡している。昨年現代・起亜車の国内市場シェアは68.5%で、5年ぶりに
70%以下に落ちた。過去5年間に年間120万〜130万台で停滞していた国内全乗用車市場(輸入車含む)で、昨年は
国内輸入車販売は前年比19.6%増加した15万6000台を記録して常勝疾走している。
この理由は何だろうか。専門家はドイツブランドの低燃費モデルに理由を求めている。BMW、ベンツ、アウディ、
フォルクスワーゲンなどドイツ ブランドが販売している燃費の良いディーゼルモデルは、国産車では簡単に見つ
けることは難しいということだ。
ホン・ジンホIBK投資証券研究員は、“最近の輸入車の成長は、過去のように一部高所得層だけのための市場
ではないため”として、“原油高が日常化された状況で、燃費の良いディーゼルモデル ラインナップでドイツブランド
が国産車よりはるかに優れているためだ”と話した。
実際に今年1〜3月に最も多く売れた輸入車モデルは、BMWの520d(2238台)とフォルクスワーゲン ティグアン2.0
TDI(1832台)、ベンツE220CDI(1698台)で、この‘トップ3’全てがディーゼルモデルだ。燃費もほとんどのモデルで
少ないものはリッター15kmから、長いもので20kmを越える。現代車の代表中型セダンであるソナタの燃費は、
リッターあたり12km水準だ。
http://res.heraldm.com/content/image/2014/04/11/20140411000634_0.jpg ホン研究員は“輸入車に対抗できる燃費が改善されたモデルなしでは、数年内に本拠地市場が威嚇されることに
なる”として、“新型ソナタが発売された時は微々たる数値だったのに燃費誇張議論が大きく高まったのは、それだけ
現在の消費者が燃費を重要だと考えているということ”と話した。
現代車が先月24日発売した新型ソナタの燃費は、当初リッターあたり12.6kmとされていたが、政府認証手順を
進めたところ、リッター12.1kmで確定した。
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